花粉症をはじめ何かのアレルギーを持つ人は、日本人の3人に1人といわれています。アレルギーを持つ人は普段の食事に気をつけている人も多いでしょう。食べ物は気をつけても油には気をつけていますか?
アレルギー持ちの人は体に入れる油にも気をつけたいものですね。この記事では、キャノーラ油はアレルギー持ちの人が使っちてはいけないのか、使っていい油はなにかについて書いていきます。ぜひ最後までお読みください。
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目次
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アレルギーの人が気をつける油
揚げ物やスナック菓子など普段何気なく食べているものの中にも、油は含まれています。アレルギーの人が気をつけるべき油についてみていきましょう。
油を選ぶときに何か気をつけている点はありますか。最近では、油の表示に〇〇酸が取れるなどの表示がみられますね。油には大きく分けてふたつの種類があるのです。
オレイン酸を多く含む油・・・オリーブオイル・ごま油・紅花油・ひまわり油
リノール酸とは
リノール酸は体の中で作られない必須脂肪酸になります。体の中で作られないとなると、たくさん取らなければと思うかもしレません。しかし、リノール酸は気づかないうちに多くとっている可能性もあるのです。リーノール酸を含む食品には下記のものがあります。
原材料に植物油脂と書いてあるものは、リノール酸を含んでいると考えてもいいでしょう。
オレイン酸とは
オレイン酸は不飽和脂肪酸の一種になります。不飽和脂肪酸は、植物や魚に多く含まれているのです。
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不飽和脂肪酸の効能・・・コレステロール値を下げる働きがある。コレステロール値を下げると脳梗塞や動脈硬化予防が期待されます。地中海沿岸のオリーブの産地は脳梗塞の発症が少ないという研究結果もあります。
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キャノーラ油はアレルギー持ちの人が使っていい?
キャノーラ油は価格も手頃で、家で料理する時に使っている人も多いのではないでしょうか。
キャノーラ油の特徴
キャノーラ油は菜種油との表記もあります。しかしキャノーラ油と菜種油は厳密的には違うものです。日本では製造過程にエルカ種を含まないもので作られているので、キャノーラ油=菜種油の呼び名が一般的となっています。(Wikipedia参照)ネットではキャノーラ油を加熱すると、トランス脂肪酸を発生するので体によくないという情報もあります。
加熱調理に使うのがおすすめ
キャノーラ油はクセがなく、カラッと揚がるので天ぷらやカツなどに使うのがおすすめです。しかし。キャノーラ油は酸化しやすいという欠点があります。揚げたものは、その日のうちに食べるのがいいでしょう。
アレルギーの人は食べていいのか?
キャノーラ油については、ネット上で様々な情報が交錯しています。アレルギーの人がキャノーラ油を食べていいのかについては、どちらともいえないのが正直なところです。大豆、卵、小麦など28品目の特定食材は使っていないので食べていいともいえます。
しかし、外国産の菜種の中には遺伝子組み換えのものが混入しているとの情報もあります。遺伝子組み換え食品とアレルギーの関係は未知数ですが、よくわからないものは体に入れたくないですね。
また「リノール酸の取りすぎは免疫細胞が働きにくくなり、その結果アトピーアトピーや花粉症などのアレルギー性疾患を引き起こす」という見解を出す医師もいます。<ヘルスUP 健康づくりより引用>
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リノール酸が少ない油は?
リノール酸の取りすぎは、体によくない影響を与えるといわれています。リノール酸が少ない油をご紹介します。
エゴマ油
エゴマはゴマと名前にあるので胡麻の一種と思われがちですが、しそに似た植物です。エゴマ油はクセがなく生食で食べるのがおすすめなので、ドレッシングを作る時などに使ってみてください。
亜麻仁油
亜麻仁油は、亜麻という植物の種を絞って濾過した油です。少しクセのある味と香りがします。しかし亜麻仁油のαーリノール酸の含有率は50%と高いので、コレステロール値が気になる方は積極的に取りたい食材でもあります。
オリーブオイル
オリーブオイルはスーパーなどでも手に入りやすい油ですね。オリーブオイルの主成分は、オレイン酸です。オレイン酸には悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
αリノレン酸とは
αーリノレン酸はアレルギー抑制やコレステロール減少などに効果があるといわれていますコレステロールが減少すると、生活習慣病を予防します。
生活習慣病を予防すると、癌、脳梗塞、動脈硬化などの病気の発症を抑えるので健康診断でコレステロールの数値が気になる方はαーリノレン酸を含む食材を取り入れるといいでしょう。
まとめ
キャノーラ油はアレルギー持ちの人が使っちゃダ7日、使っていい油はなにかについて書いてきました。
この記事をまとめると
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キャノーラ油はアレルギーもちの人は、控えた方がいい油である。
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アレルギーもちの人は、オリーブオイルごま油、エゴマ油亜麻仁油がおすすめ。
アレルギーの人は特定の食材に反応する場合は、その食材を除去する必要があります。花粉症などのアレルギーの場合普段の食生活を見直し油の質にもこだわってみると、体質改善するかもしれませんね。
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