と甘いものが欲しいとき、カットフルーツがあればすぐに食べられてとても便利ですよね。ではそんなカットフルーツの、正しい保存方法を知っていますか?今回は
- カットフルーツの消費期限
- カットフルーツの正しい保存方法
- 代表的なフルーツの保存方法
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目次
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カットフルーツの賞味・消費期限
まずはカットフルーツの賞味期限、消費期限について解説します。
パック入りの場合
パックに入っているタイプのカットフルーツなら、その消費期限は加工日から4日間が目安です。
スーパーやコンビニの店頭に並んでいるときは加工から1日は経っていることが多いので、購入したら明後日までに食べきる必要があります。
また、皮がむかれて一口サイズにカットされたフルーツならさらに期限は短く、加工日の翌日までという場合もあります。
これは断面が多い分、傷む可能性が高くなるためです。
シロップ漬けの場合
多くのシロップ漬けフルーツは缶詰に加工されており、たいてい製造日から2~3年ほど日持ちがするようです。
缶詰は殺菌処理した食品を真空状態で缶に詰めてあります。そのため保存性が高く、中に空気が入らない限り腐ることはありません。
加工されているカットりんご
コンビニなどで売られているカットりんごは、ビタミンC溶液でりんご表面の酸化と変色を防止し、鮮度の長期維持が可能になった製品です。
添加物によってある程度の鮮度が保たれますので消費期限はおよそ1週間と、カットフルーツとしては比較的長持ちです。
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カットフルーツの保存方法
それではそんなカットフルーツを少しでも長く持たせるためにはどのように保存するのがよいのでしょうか。
そのまま冷蔵庫へ
すでにカットされたフルーツは常温ではすぐに傷んでしまうので、保存容器に入れて冷蔵庫で保存するのが正解です。
また野菜室より冷蔵室の方が温度が低く保たれているため、カットフルーツの保存には冷蔵室を選びましょう。
イチゴなどの傷みやすいフルーツは、触れ合っている部分から傷んできます。
すぐに食べるのがベストですが、少しでも長く置いておきたい場合はひとつずつ離して保存するようにしましょう。
また自分でカットフルーツを作る場合は、使用する包丁やまな板は清潔なものにし、水気をよく切ることで痛みの原因を取り除きます。
シロップ漬けにする
砂糖には食材の保存性を高める性質があり、昔から保存食などに多く使われます。ジャムや缶詰と同じ考え方ですね。
カットフルーツをより長く置いておきたいなら、砂糖に漬けて置いておきましょう。
【シロップ漬けの作り方】
- 鍋に砂糖を水を入れて加熱し、シロップ状にする
- カットフルーツを密閉容器に入れ、フルーツが浸かるくらいまでシロップを入れる
- 粗熱が取れたらレモン汁を加え、ふたをして冷蔵庫へ
これだけで簡単にフルーツのシロップ漬けが完成します。そのまま食べたりお菓子の材料として使う手も。
また市販のカットフルーツは甘みの少ないものに当たる可能性もありますので、シロップ漬けにしておけばそんな心配もなく、おいしく食べることができます。
冷凍保存する
カットフルーツを冷凍庫に入れて凍らせておけば、より長く日持ちがします。
そのまま冷凍してもいいですし、食べてみて甘みが少なければ砂糖をまぶして冷凍する方法もあります。
これさえあれば、暑い夏場には特に重宝します。
そのままデザートとして、牛乳や豆乳とミキサーにかけて、炭酸水やお酒に氷代わりに入れれば華やかなドリンクが簡単にできあがります。
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フルーツ別のおすすめ保存方法
次は家庭で消費される代表的なフルーツの保存方法についてご紹介します。
バナナの場合
バナナの保存は基本的に常温がおすすめです。直射日光の当たらない風通しの良い場所で保存するようにしてください。
バナナの食べ頃は、皮の表面に「シュガースポット」と呼ばれる茶色い斑点が出てきてから。
きれいな黄色いバナナはまだ少し早いので、少し置いて追熟させてから食べましょう。
このシュガースポットが出てからが、一番栄養価も高くなっているのです。
ただし使いかけなどでカットしてある場合は、冷蔵庫に入れる方がよいでしょう。
空気に触れると酸化して変色しやすいバナナは、レモン汁をかけて色止めをして、なるべく空気に触れさせないようラップをかけて保存します。
また皮をむいて輪切りにしたバナナは冷凍保存もできます。
そのままヨーグルトに入れたりジュースにしたり、お菓子作りに加えてもおいしく食べられます。
パイナップルの場合
パイナップルは丸ごと保存すれば1週間、カットなら2~3日ほどの日持ちです。カットパイナップルなら容器のまま冷蔵庫で保存します。
実はパイナップルは追熟しないため、いくら置いておいても甘みは変わりません。
そのため買ってすぐに食べるのが一番新鮮でおいしく栄養価も高いので、すぐに食べることを心がけます。
またパイナップルは意外と量が多く、一度に食べきれない場合もあります。そんなときは冷蔵で置いておくよりも、迷わず冷凍してしまいましょう!
ジップロックなどの保存袋に重ならないようにして冷凍庫に入れておけば、1カ月は日持ちします。
冷凍すればシャーベットのように食べられて、夏場のおやつにはちょうどいいですよ。
またスムージーやお菓子の材料として、肉料理のソースにしても年中使うことができます。
アボカドの場合
アボカドは野菜のように使われることが多いですが、その分類は実はフルーツ。
果皮が青いものはまだ未熟なので、追熟してから食べるのがおすすめです。
アボカドは熟すまでは常温、熟した後は野菜室に入れます。アボカドは暑い地域で作られるため、低温では熟成が止まってしまうためです。
皮が黒く変色しヘタ周りが少しやわらかくなったら、それが食べ頃のサインです。
丸ごとの保存なら冷蔵庫で4日ほど。長期保存したいならカットして冷凍庫に入れましょう。
なるべく重ならないように保存袋に入れたら、平らにして冷凍します。こうすれば食べたい分だけを解凍できるので使いやすいです。
アボカドの冷凍はそのままサラダにも使えます。いつものアボカドレシピにそのまま使ってくださいね。
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まとめ
この記事をまとめると
- カットフルーツはあまり日持ちがしない
- 長持ちさせたいならシロップ漬けか冷凍保存
- バナナ、パイナップル、アボカドの正しい保存方法
カットフルーツは朝食やおやつにと、なにかと重宝しますよね。皮はないし食べやすい大きさにカットされているのですぐに食べられて便利です。
ヨーグルトや紅茶に入れるなどアレンジもできるので、毎日の食生活に手軽にフルーツを加えてみてはいかがでしょうか。
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