春菊の生食は危険?美味しく食べられるレシピは?苦味の原因のシュウ酸とは |

春菊はすき焼きや鍋で煮こむなど、火をしっかりと通してから食べる印象が強いですよね。あまり知られていないかもしれませんが実は、生で食べられる食材なんです！

しかし、生で食べすぎてしまうと、シュウ酸や食物繊維、春菊アレルギーといったものの影響で、身体に不調が出る可能性がありますので注意が必要です。今回はそんな春菊について以下の内容に沿ってご紹介していきます。

春菊は生食できる？
食べすぎるとどうなる？
シュウ酸とは？
生食のおいしいレシピ

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1 春菊の生食は危険?
2 春菊を食べ過ぎるとどうなる?
- 2.1 下痢・腹痛の原因に?
- 2.2 適正量は?
3 春菊の人気レシピ
4 まとめ

春菊の生食は危険?

結論を言ってしまうと、生食は危険ではありません。独特な香りと苦味があるため、春菊は火を通して食べるものと思っている方が多いと思います。しかし、葉の部分であればアク抜きをしなくても生で食べられるんです！

生で春菊をおいしく食べる方法は?

生で食べる部分は葉のみです。春菊の葉の部分だけ切り落とし、よく水で洗いましょう。土や農薬が付いていることもあるので、水にしばらく浸けておくと安心です。その後、水を切ったら食べる大きさに切り、サラダにして食べるとおいしく食べられます。

苦味の原因はシュウ酸

苦味やしぶみの原因は「シュウ酸」という成分のせいです。シュウ酸は色の濃い野菜に多く含まれています。春菊にも苦み成分である「シュウ酸」が含まれていますが、実はほんのわずかしか含まれていないのです。そのため、春菊はアク抜きは必要なく生でも食べられます。春菊の生食は全く危険性がありません。

他にシュウ酸の多い食べ物は?

シュウ酸が多く含まれている食材は、「ほうれん草」です。シュウ酸は、結石をつくる原因や、カルシウム不足を招くため、多量に摂取すると身体に不調が出やすいと言われています。

シュウ酸は水溶性のため、茹でてから水に浸すだけで約８割除去できます。シュウ酸が多く含まれている「ほうれん草」ではアク抜きが必要です。生食は推奨されていません。

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春菊を食べ過ぎるとどうなる?

生でも食べられる春菊ですが、食べすぎてしまうと身体に不調が出る場合がありますので注意が必要です。ここではその症状についてご紹介します。

下痢・腹痛の原因に?

春菊には、食物繊維が豊富：食物繊維は、適量を摂取すれば、腸内環境を整えて便秘の改善や、免疫機能の向上に役立つなど、とても有益な栄養素ですが、摂りすぎると下痢を引き起こす可能性があります。

春菊はまれにアレルギー反応が出る：春菊を摂取した際のアレルギー症状は、「口の周りが赤く腫れる、目のかゆみ、手足や体に発疹、下痢・嘔吐、のどの痛み」などがあります。ひどい場合は、呼吸困難に陥ることもあります。春菊を食べている時や食後に、少しでも上記のような症状が見られたら、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。

適正量は?

春菊の1日の摂取量は100ｇ程度が目安とされています。1/2袋程度が目安です。

春菊の栄養素は豊富で、100ｇ食べると1日に必要なビタミンAが摂取できると言われています。また、ビタミンKは約3日分も摂取できるため、栄養豊富なことがよく分かりますね。しかし、栄養豊富だからといって食べ過ぎは禁物ですよ。

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春菊の人気レシピ

栄養が豊富な春菊を食卓へ上手に取り入れましょう！ここでは、おすすめの人気レシピをご紹介していきます。

春菊が苦手な人には「春菊のナムル」

画像引用：cookpad

野菜が足りない時にパパッと作れる簡単春菊ナムルです。茹でた春菊を食べやすいサイズにカットし、ごま油やにんにく、醤油で味付けして完成です！春菊のクセがごま油やにんにくでカバーされるので苦手な人も食べやすいですよ！

子供に人気の「春菊の胡麻マヨ和え」

画像引用：楽天レシピ

独特な香りと味があるため、子供にはあまり人気ではない春菊ですが、調理方法によっておいしく食べてもらえるようになります。春菊を茹で、マヨネーズ・すりごま・しょうゆ・かつおぶしで和えて完成です！多めのマヨネーズとすりごまで、独特な香りが気にならなくなり、とてもおいしく食べられますよ！子供にも大人気です！