酸っぱいコーヒーを美味しくする方法はこちら!対処法を解説!

自宅でコーヒーを飲むときに酸味が強いと感じたり、酸っぱくなったような気がしたりすることはありませんか?

せっかくこだわりのコーヒー豆を買っても、おいしく飲めなければ買った意味もなくなるというもの。

そこで、コーヒーが酸っぱくなる原因と、酸っぱくならない淹れ方を知れば、おいしいコーヒーが長く楽しめると思います。今回は、

  • コーヒーが酸っぱい原因は?
  • コーヒーの酸味を抑える淹れ方は?
  • コーヒーの劣化を防ぐ方法は?

についてご紹介します。

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コーヒーが酸っぱい原因は?

コーヒーが酸っぱくなる原因は、

  • 劣化や酸化
  • 淹れ方
  • 元々酸味が強い豆

などがあります。

他にも、焙煎の度合いや豆の挽き方でも、酸味を強く感じたり、逆にまろやかになったりします。

家で豆を焙煎したり挽いたりする方以外は、上で挙げた3点が主な原因になるでしょう。

劣化や酸化

コーヒー豆は生鮮食品ですので、長期間何もせずに置いておくと当然傷んで劣化していきます。

よく見てみると、ずっと置きっぱなしになっている豆は、買ったばかりの豆や焙煎仕立ての豆より黒ずんで見えるでしょう。

 コーヒー豆が酸化する原因は、空気・湿気・紫外線・熱 です。

また、豆の状態より、粉の方が表面積が増えるため、酸化のスピードが早くなります

 開封後、粉は7~10日、豆は1~3カ月がおいしく飲める期限の目安 です。

  • 酸化の原因は、空気・湿気・紫外線・熱
  • 粉は10日、豆は3カ月で飲み切ると◎

淹れ方

コーヒー豆は、淹れ方でも風味が大きく変わるのが特徴です。

お湯の温度一つで引き立つ味が変わりますし、香りの立ち方も変化します。

お湯の温度が80℃になると、酸味が強く出るので、同じ豆でも飲んだ時の印象が変わると思います。

だからこそ、さまざまな楽しみ方ができるのですが、原因がわからないと急に酸っぱさが目立ったような気になりますよね。

温度も重要な要素の一つですので、淹れ方にもこだわるなら温度計でのチェックがおすすめです。

元々の味わい

日本でよく見かける「ブルーマウンテン」「キリマンジャロ」「モカ」「ハワイ・コナ」「コロンビア」などは、酸味系のコーヒー豆になります

ですので、酸っぱさがあると思ったら、酸味系のコーヒー豆を買っていたということかもしれません。

ですが、コーヒーの本来の酸味は、フルーティでまろやかな、さっぱりとした酸っぱさです。

飲んだ時に「酸っぱい!」と感じるのは、角がある酸味と考えられますので、本来の酸味ではないと思います。

その場合、豆の鮮度が落ちていたり、酸化している可能性があります。

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コーヒーの酸味を抑える淹れ方は?

コーヒーの酸味を抑える淹れ方のポイントは3つです。

高い温度で淹れる

 コーヒーを90℃以上の高温で淹れる と、酸味が抑えられます。

ゆっくりとお湯を注ぐ

ゆっくりとお湯を注ぐことで、お湯が豆に触れる時間が長くなり、豆の成分が抽出する時間が長くなります。

その分、 酸味以外の風味が際立ち、酸っぱさを感じにくくなります 

注意点

コーヒー豆は、 深煎りを細か目 (中細挽き~細挽き)に挽いたものを選ぶと酸味が出にくくなりますが、深煎りで細かく挽いた豆を高温で淹れると、苦みが強く、雑味も出やすくなります

温度別での味の変化は、

  • 90℃以上:苦み強め
  • 80℃以下:酸味強め
  • 75℃以下:味がぼやける

だいたいこんな感じになりますので、目安にしてみてください。

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コーヒーの劣化を防ぐ方法は?

コーヒー豆の劣化を防ぐには、

  • 空気に触れない
  • 紫外線を避ける
  • 涼しいところで保管する
  • 湿気を防ぐ

この4点が重要です。

保存方法

豆の保存方法は、飲みきるまでの期間で変えていくと手間が少なくて済みます。

焙煎後~飲み切るまでの期間別に解説していきます。

  • 焙煎後、1週間以内に飲み切る場合 遮光性・密閉容器・常温保存
  • 焙煎後、2週間程度で飲み切る場合 完全密閉できる容器かフリーザーバッグ・冷蔵保存
  • 焙煎後、1カ月以上かけて飲む場合 完全密閉できる容器かフリーザーバッグ(アルミバッグがおすすめ)・冷凍保存
 冷凍保存した豆は、いきなり常温に置くと結露がついて風味が落ちてしまいますので、飲む1時間前に冷蔵庫に移し、解凍 しておきます。

豆の再冷凍は風味が落ちるので避けるようにしましょう。

1回分で小分けにして冷凍しておくと便利ですよ。

腐ったらどうなる?

 コーヒー豆は腐りませんが、「酸敗」という状態 になります。

コーヒー豆の鮮度が悪いと酸っぱいのは、この酸敗が起こっているからなんですね。

酸敗
酸化して、色、味、香りが酸味を帯びること

腐ることはありませんので飲めなくはありませんが、酸っぱくなって風味も落ちるので、開封後は3カ月以内に飲み切るのが正解です。

未開封だと1年ほどは持つとされていますが、コーヒー豆の状態によって大きく左右されますので、あくまで目安として考えてください。

まとめ

今回は、コーヒーが酸っぱい原因や酸っぱくならない淹れ方などをご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • コーヒーが酸っぱくなる原因は、酸化・淹れ方・豆の種類
  • 酸味を抑えるには、深煎りで細挽き、90℃以上、ゆっくり注ぐ
  • 飲み切るまで1カ月以上かかるなら冷凍保存
  • コーヒー豆は腐らないが「酸敗」する

今回ご紹介した方法は、コーヒー豆の保存方法としては一般的なものもありましたので、ひと手間加えるとさらに長期間、おいしいコーヒーが楽しめるということですね。

ぜひ参考にしつつ、コーヒーブレイクを楽しんでください。

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