コーヒーに入れると一気にまろやかさを出してくれるコーヒーミルクは非常に便利なアイテムですよね。入れるだけでミルクのしっかりした濃厚さを付与することができるコーヒーミルクは、世界中のカフェで使用されています。
今回の記事ではコーヒーミルクとはどのようなものなのか、コーヒーミルクの賞味期限や賞味期限切れをコーヒーミルクは使っても大丈夫なのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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コーヒーミルクとは
コーヒーミルクはコーヒーなどに加える小さな容器に入ったクリームです。「コーヒーフレッシュ」や「ホイップクリーム」などとも呼ばれています。
植物性油脂クリーミング食品で植物性油脂、乳製品、デキストリン、砂糖、カゼイン、pH調整剤、乳化剤、香料でできています。また、コーヒーフレッシュはトランス脂肪酸を含みますので、摂取しすぎには注意が必要になります。トランス脂肪酸を含まないコーヒーミルクもあります。
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コーヒーミルクの歴史
コーヒーミルクの歴史は実は意外と浅く、1950年代にクリーミングパウダーという形で開発されたのがきっかけです。コーヒーミルクが誕生する前はコーヒーに生クリームや牛乳が使われるのが一般的でした。
しかし生クリームや牛乳はすぐに腐ってしまう上に値段もそれなりだったので、もっと効率的に使うことができる素材がないかという背景から生まれたと言われています。日本では1970年代に入ってから流行り始めメロディアンやスジャータといった会社でコーヒーミルクが販売されるようになりました。
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コーヒーミルクには乳成分が入っていない?
コーヒーミルクはその名前と見た目のとおり、牛乳に非常にそっくりですが牛乳ではありません。牛乳に似せて作られているものの実はほとんど乳製品は含まれていないのです。
コーヒーミルクの正体は「油」で、植物性油脂と水をミックスして乳化剤で白く濁らせて増粘多糖類でとろみをつけたものがコーヒーミルクなので、ここに少しの乳製品が入っているかもしくは全く入っていないかの二種類に分けられます。
乳製品が入らないと長持ちする!
コーヒーミルクは乳製品が入っていないため、牛乳に似ていながらも「とても賞味期限が長い」というメリットがあります。 コーヒーミルクの賞味期限は以下の通りになります。
- めいらく「スジャータP」:100日
- キーコーヒー「クリーミーポーション」:140日
- ネスレ「クレマトップ」:130日
- トップバリュ「まろやか風味コーヒーフレッシュ」:140日
いかがでしょうか?牛乳や生クリームに比べてかなり長い保存賞味期限が設定されていますよね。生乳が使われていないだけで腐りにくく長期保存が可能になるのです。
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コーヒーミルクは賞味期限切れでもつかえる?
このように非常に賞味期限が長いコーヒーミルクなので保存しているうちに、いつのまにか賞味期限が切れていたということも珍しくない食材です。ただコーヒーフレッシュのように賞味期限がもともと長いものに関しては賞味期限が切れても、比較的長い間問題なく食べることができます。
賞味期限というのは少し短めに設定されているのがほとんどなので、大体の場合は「製造日から賞味期限までの1.5倍の期間までは食べても大丈夫」と言われています。
例を挙げると賞味期限100日の商品の場合、製造日から150日までであれば問題なく食べることができます。今お使いのコーヒーミルクの賞味期限を確認しておおよその見当をつけて、1.5倍しても越えていないかどうかを確認してください。
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コーヒーフレッシュが腐るとどうなるの?
賞味期限が大幅に切れても基本的にはコーヒーミルクは腐ることはありません。ただ正確に言えば「劣化」は確実に生じます。コーヒーミルクが劣化して変化してしまった状態を以下にまとめてみたので確認してください。
- 水分が蒸発し量が少なくなっている
- 固まっている
- 茶色に変色している
- ドロドロ感が増している
- 油臭が強くなっている
このような状態の場合は劣化してかなりの日付が経ってしまったことが予想されますので、食べない方が無難でしょう。基本的に口に入れたとしてもほとんどの場合無症状ですが、体調が悪い時には免疫力が低い方の場合食中毒症状を引き起こしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- コーヒーミルクは生乳が含まれていない植物性油脂で作られたもの
- 生乳を使っていないので非常に長持ちする
- コーヒーミルクは賞味期限切れでも使うことができる
- 製造日から1.5倍した長さまでであれば問題なく使える
- 蓋を開けた時に固まっていたり茶色く変色している場合は使わないこと
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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