コーヒーは1日何杯までなら飲んでも良いの?飲みすぎはどれくらい?

皆さんはコーヒーを飲むのが好きですか?コーヒーは香ばしい香りと深みのある味わいが世界中で人気な飲み物ですよね。コーヒーの豆からこだわっている人もおり、自宅で焙煎する人もいるとか。

そんなコーヒーですが、飲むと気持ちがすっきりする飲み物ですが逆に飲み過ぎてしまうと体に悪い影響を与えてしまうということが分かっています。

今回の記事ではコーヒーの飲み過ぎはどれくらいの量からなのか、飲み過ぎた時の副作用やデメリットはどれくらいあるのかについて解説していきたいと思います。 

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飲みすぎは「1日6杯」から

まず結論から言いますと、飲みすぎと言われる量は「コーヒーカップで6杯以上」です。コーヒーにはカフェインが多く含まれており、このカフェインが摂取量の目安となっています。1日に6杯以上飲む人はカフェインの摂取過多となり血圧が上昇傾向になるようです。血圧が上がると心臓に負担がかかるため、心疾患のリスクがなんと22%も上がってしまうようです。

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飲み過ぎた時の副作用・デメリットは?

カフェインは適度な量であれば、身体に良い影響を与えてくれるのですが、カフェイン過多になると興奮作用が効きすぎてしまい「怒りっぽくなる」ことや「吐き気」など身体に不調をきたすことが分かっています。

<コーヒーの飲み過ぎで生じる影響>

  • 頻脈
  • 不眠
  • 興奮
  • イライラ
  • 胃痛
  • 嘔吐
  • 中枢神経系の刺激によるめまい
  • 震え

カフェインの摂りすぎは、上記内容のように様々な悪い影響を身体に与えます。自律神経が活発になりすぎでしまうので、その状態は正常とは言えないでしょう。冒頭でも解説しましたが1日6杯以内に抑えるようにしましょう。

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飲み過ぎなければ健康に良いと言われている

ここまではコーヒーを飲みすぎると体に良くないという解説を行ってきましたが、コーヒーは適量を飲むことによってむしろ身体に良い効果が現れるとも言われています。次は適量とはどれくらいなのか、どれくらいの量だと身体に良い効果を得ることができるのかについて解説していきたいと思います。

心臓疾患のリスクが減る

コーヒーを普段から飲まない人に比べて1日4杯程度のコーヒーを飲む人は心血管疾患のリスクが7%も低く、1日3倍もしくは5杯飲む人は6%低いという結果があります。

上記で説明した通りカフェインには血圧に少し変化を与えてしまうので、心疾患のリスクを高めてしまうイメージがありましたが、適切な量を飲むのであれば逆に心血管疾患のリスクを下げてくれるのは驚きです。やはり何事も摂り過ぎには気をつけなければならないということですね。

肝臓がんも軽減してくれる

他の研究ではコーヒーを一日4杯飲む人は肝臓がんのリスクが53%の低いという報告がありました。1日5杯飲むと61%低くなり、6杯目だと67%と飲む量が増えるほど肝臓がんのリスクは低下するとのことでした。

肝臓癌は非常に気づきやすい癌であり、一度かかってしまうとかなり重症になりやすい癌であることが分かっていますのでコーヒーを飲むことによって肝臓癌が防げるのであれば嬉しいことですよね。

ただやはりコーヒーの飲み過ぎは他に影響が出てきますので1日飲んだとしても5杯までにしておいた方が無難でしょう。

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カフェインの量は抽出方法で変わる

コーヒーの抽出方法といえば非常にたくさんの方法がありますよね。缶コーヒーだったり、自分で豆を挽いてドリップして飲んだりなど様々な抽出方法があるのですが、実は抽出方法によってカフェインの含有量が変わってきます。もしたくさんのコーヒーを飲みたいのであればカフェインの抽出量が低いものを選ぶようにすれば良いでしょう。

抽出方法ごとに一つずつ解説していきます。

ドリップコーヒーに含まれるカフェイン量

ドリップコーヒーに含まれるカフェイン量はコーヒー豆10g使用した場合、「約60mg」のカフェインが含まれています。ドリップするコーヒーの焙煎具合によってもカフェインの量は変化し、深入りになるとカフェイン量は増加し、浅炒りだとカフェインの量は少なくなります。

缶コーヒーに含まれるカフェイン量

缶コーヒーのカフェイン量は缶コーヒーの大きさによっても異なります。おおよそのカフェイン量は「約90~160mg」といわれています。場合によってはドリップコーヒーよりも2倍近く多く含まれていることもあるのです。

中には眠気防止を宣伝するために、さらにカフェインを多く入れている缶コーヒーもあるので、購入する際は注意してください。

インスタントコーヒーに含まれるカフェイン量

粉末タイプのインスタントコーヒーはお湯を入れるだけで簡単にコーヒーを作ることができてとても便利ですよね。

インスタントコーヒーは粉末2gいれるコーヒーだと、「約60mg」のカフェインになります。2gというと小さじ1/2一杯分ですね。濃いコーヒーが好きな人は2g以上の粉末を使うと思いますので、もっとカフェイン量が増えることが予想されますね。

カフェイン量が抑えられるのはドリップコーヒーかインスタントコーヒー

缶コーヒーの場合どうしてもカフェイン量が多くなりがちなので、もしコーヒーを飲むとしたらドリップコーヒーかインスタントコーヒーを選ぶようにして、なるべく豆の量を少なくする様に心がければカフェイン量を減らすことができます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • コーヒーの飲み過ぎは1日6杯以上
  • コーヒーを飲みすぎると不眠になったりイライラしたり、胃痛や嘔吐、めまいを引き起こす可能性がある
  • ちょうど良い量を飲むことで身体に良い効果も得られる
  • コーヒーを飲むなら豆を少なくしたドリップコーヒーインスタントコーヒーにしよう

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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