甘くて美味しいココアやチョコレートが大好きで、目がないという人も多いですよね。よく似たココアとチョコレートの違いってご存じでしょうか?普段何気なく食べているので、知らない方も多いかと思います。そこで今回は
- ココアとチョコレートの違い
- ココアとチョコレートそれぞれの栄養素について
- お互いに代用できるかどうか
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目次
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ココアとチョコレートの違いは?
ココアは粉末状で飲み物として、チョコレートはそのまま食べるという見た目には大きな違いがあります。これは誰でも知っている違いですが、他に違うところはあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
原材料は一緒?
ココアとチョコレートはどちらもカカオ豆からできており、原材料は一緒です。ここまでは何となく想像できた方も多いのではないでしょうか?同じカカオ豆からできているのに、見た目や食べ方が大きく違うのは不思議ですよね。
違いは?
具体的には、カカオを加工する工程と材料に違いがあります。ココアはカカオ豆からカカオマスを取り出して油分を取り除いたものを粉砕し、パウダー状にしたものです。一方、カカオ豆からカカオマスを取り出し、そこにカカオバターや砂糖・粉乳を加えて固めたものがチョコレートです。
ココアはカカオマスのみでできたシンプルな物に対し、チョコレートはカカオマス以外にも色々な材料が使われているのが特徴です。
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栄養にも違いが?
工程や材料の違いを見ればお分かりかと思いますが、ココアとチョコレートには栄養にも違いがあります。どんな違いがあるのかを詳しく解説します。
カロリーや栄養成分
1番気になるカロリーは100gあたりで比較するとココアは271kcalに対し、チョコレートでは558kcalと約2倍のカロリーとなります。ココアを1杯分に換算すると約16kcalです。ココアにはカカオバターや砂糖・粉乳が含まれていない分、カロリーは抑えられますね。
またタンパク質やマグネシウム、食物繊維やポリフェノールなど体に嬉しい栄養素を見ても、ココアの方が多く含まれているので、健康のことを考えるのであれば、チョコレートよりもココアを選ぶほうが良いと言えるでしょう。
ココアを飲む際に砂糖やミルクを入れると、当然その分もカロリーが増えるのでカロリーを気にする人は注意が必要です。
効能
ココアとチョコレートに共通する成分で注目したいのがカカオポリフェノールです。カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、美肌効果があるのはご存じの方も多いと思います。その他にも血圧低下・動脈硬化予防・アレルギーの改善・便通改善・脳の活性化など様々な効果が期待できると言われています。
健康を意識するのであれば、ぜひ食べておきたいですね。
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お互いに代用して使う事はできる?
ココアもチョコレートも同じカカオを使用した物なので互いに代用することはできます。しかし、カカオバターなどの含有量が違うのでどんな場合でも代用できるわけではありません。代用しやすい場合を紹介します。
ココアはチョコの代わりとして代用可能?
ココアはチョコレートよりもカカオバターの含有量が少ないため、ヘルシーなお菓子などを作りたいときには代用するのはアリだと言えます。その場合は板チョコなどの代わりというよりは風味づけ程度に考える方が良いでしょう。
例えばチョコカップケーキを作るとき、本物のチョコレートの代わりに無糖のココアパウダーを使用するなど、レシピを工夫することで代用できそうですね。
チョコはココアの代わりとして代用可能?
チョコレートをココアの代わりとして使う場合はパウンドケーキやクッキーなどチョコレートを生地に練りこむレシピがオススメです。チョコレートを細かく刻んだり、湯煎したりすることで簡単に代用できそうです。注意点としては純ココアに比べてカロリーが高くなるので、気になる方は砂糖を減らすなど調整すると良いでしょう。
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まとめ
今回は「ココアとチョコレートの違い」について紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- ココアとチョコレートの原材料は同じ
- 加工する工程や材料に違いがある
- ココアの方がカロリーが低く、栄養価が高い
- 工夫次第で互いに代用できる
ココアやチョコレートは美味しいだけではなく、健康や美容などの効果も期待できる食べ物です。それぞれの良いところを活かしながら、ココアとチョコレートの美味しさを楽しみましょう。
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