チョコが溶ける温度は?車や夏でも溶かさない方法は?湯煎・レンジでの溶かし方も解説

お子様から大人まで人気のチョコ。チョコはコンビニやスーパーなどで必ずと言っていいほど置いてあるお菓子ですよね。そのまま食べても美味しく、お菓子作りにも使うことができる用途が広いチョコ。そんなチョコですが、溶けやすいのが難点。特に夏場は、少し置いただけでも溶けてしまうなんてことも。チョコが溶けるのをなるべく防ぎたい!という方は是非最後まで読んでくださいね。

  • チョコの溶ける温度を種類ごとに解説
  • 車内でチョコを溶かさない方法
  • 夏でもチョコを溶かさない方法
  • チョコレートの溶かし方

を紹介します。

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チョコの溶ける温度は?種類ごとに解説

チョコはさまざまな種類があり、種類によって溶ける温度は違います。これは、チョコに含まれているカカオバターが原因です。カカオバターが多く含まれているほどチョコも溶けやすくなります。ビターチョコレート、ホワイトチョコレート、ミルクチョコレートのそれぞれの溶ける温度と含まれるカカオバターを紹介します。

ビターチョコレート

  • カカオバター : 約10~15%前後
  • 溶ける温度  : 気温30℃位~

3つのうち1番溶けにくいビターチョコレートですが、気温30℃で溶けてしまうため、夏場に置いておくだけでも溶けてしまいますね。カカオバターが10〜15%しか含まれていないため、3種類のなかで1番溶けにくくなっています。

ホワイトチョコレート

  • カカオバター : 約15~20%前後
  • 溶ける温度  : 気温29℃位~

ホワイトチョコレートはビターチョコレートよりもカカオバターが多く含まれているものの、溶ける温度は1℃しか変わらないという結果になりました。

ミルクチョコレート

  • カカオバター : 約30~40%前後
  • 溶ける温度  : 気温27℃位~

ミルクチョコレートは3種類の中で最も溶けやすくなっています。カカオバターが1番含まれているからでしょう。

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チョコを溶かさない方法はある?

溶けやすいチョコですが、できるならば溶かさずに食べたいですよね。チョコを溶かさない方法を車内に置く場合と、夏に持ち歩く場合の2パターンで紹介します。

車内に置く場合

冬場の車内ならば、暖房をつけても20℃前後のため溶ける心配はありません。ですが、夏場になると余裕でチョコは溶けてしまいます。もし、チョコを溶かしたくない場合は、保冷バックの中に、チョコと保冷剤を入れましょう。保冷剤と保冷バックはどこでも売っているため、試しやすいのではないでしょうか。また、ドライブ中であれば、エアコンをかけるなどして、車内の気温をなるべく下げましょう。ただし、長時間置くことができるわけではないので、溶ける前に食べるのが良いでしょう。

夏に持ち歩く場合

夏にチョコを持ち歩く場合も車内に置くときと同じように、保冷バックと保冷剤を用意しましょう。また、凍らせたの飲み物などと一緒に持ち歩くのも効果的でしょう。どうしても溶かしたくない場合は、やはり長時間放置せずに早めに食べるのが良いでしょう。

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チョコレートの溶かし方

お菓子作りで使われるチョコですが、チョコにもさまざまな溶かし方やコツがあります。溶かし方とポイントを抑えて、より上手にチョコを溶かしましょう。

湯煎

チョコレートで最も代表的な溶かし方は湯煎ではないでしょうか。チョコレートを溶かすのに最も大事なのは温度です。湯煎ならば、水の温度を調節しやすいですし、チョコレートの様子を見ながら溶かすことが可能です。ただし湯煎をする際は、鍋を火にかけながら溶かしたり、沸騰したお湯でとかしたりするのはやめましょう。お湯の温度が高すぎると、チョコレートが分離する原因になります。また、チョコレートにお湯が入るのも分離する原因です。

  • お湯の温度を上げすぎない
  • 水が入らないように注意する

以上の2点を意識しながら、湯煎をしましょう。

電子レンジ

チョコレートの溶かし方の2つ目は電子レンジです。電子レンジは湯煎のように、鍋を用意したり、お湯を用意する必要がないため最も手軽にできるのではないでしょうか。また、お水が入ることもないので安心です。しかし、電子レンジは細かな温度調整が効かないため、こまめに様子を確認しながらチョコレートを溶かす必要があります。溶かす際は高いワット数で一気に加熱せずに、少しずつ溶かしましょう。

テンパリングとは?

テンパリングとはチョコレートに含まれるカカオバターを安定した、結晶の状態にさせることです。テンパリングはチョコを一度溶かし、その後冷水につけて温度を下げ、再びお湯にかけるため、手間がかかります。しかし、テンパリングを行うと市販のような綺麗な艶があるチョコレートが仕上がります。テンパリングは難しいですが、行った場合と行わない場合で見た目に大きな差が出るので是非挑戦してみてください!

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まとめ

この記事をまとめると

  • チョコは種類によって溶ける温度が違う
  • 保冷バックと保冷剤で保存すると溶けにくくなる
  • テンパリングを行うと艶のあるチョコレートに仕上がる

この記事ではチョコレートが溶けない方法や、チョコレートの溶かし方などを紹介しました。チョコレートが溶けやすくて悩んでいるという方や、チョコレートを使ってお菓子作りをするという方は是非この記事を参考にしてくださいね。

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