チョコレートの食べ過ぎは体に悪い?太る?糖尿病に?1日の摂取適量

チョコレートに含まれるカカオやポリフェノールには体に嬉しい効果が多数ありますが、食べ過ぎるとどんな影響があるか知っていますか?

1日にどれくらいの量のチョコを食べると、食べ過ぎと言えるのでしょうか?今回は、

  • チョコに含まれる栄養と効果
  • 食べ過ぎってどれくらい?
  • チョコの食べ過ぎは体に悪い?
  • 妊娠中でも食べられる?

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

チョコレートに含まれる栄養成分と効果

栄養素

チョコには、抗酸化作用を持つポリフェノールや食物繊維、脂肪抑制効果のあるテオブロミンなどが主な栄養素として含まれています。

チョコの種類によってはカカオバターや植物油を原料としているため、脂質も含まれます。また、砂糖も使われているので糖質も豊富です。

  • ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。
  • 脂質:脂質は、1gあたり9kcalのエネルギーを生み出す三大栄養素の中での一番のエネルギー源です。人間の体内では、取り入れた糖質をグリコーゲンとして保存するだけではなくて脂質にすることで、生体維持に必要なエネルギーが無くならないようにしています。細胞膜やホルモンの材料になり、コレステロールや中性脂肪として存在しています。
  • 糖質:糖質は、主に植物が光合成によって作られる栄養素で、体内にブドウ糖に分解されエネルギーになります。1gで4kcalのエネルギーを持ち、体を動かす、生体維持に欠かせない大きなエネルギー源です。

効果効能

脂質や糖質が多く含まれるチョコレートですが、ポリフェノールには抗酸化作用があるため、美肌効果などアンチエイジング効果があります。

また、動脈硬化を予防する働きもあるので、高カカオチョコレートであれば脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病予防にもなります。血管を広げる働きもあるため、冷え性改善や血栓予防にもなります。

スポンサードリンク

チョコの食べ過ぎは体に悪い?

チョコには体に嬉しい様々な効果があることがわかりましたが、“食べ過ぎると体に悪い?”という疑問について見てきたいと思います。

どんな食材においても過剰摂取は良くありませんが、チョコを食べ過ぎるとどのような影響や副作用が出るのでしょう?

太る・肥満

チョコは適量であればポリフェノールやカカオによる動脈硬化予防やアンチエイジング硬化などが効果が期待できますが、それなりに脂質を含んでいるため食べ過ぎると太る原因となります。

チョコの中でも一番オーソドックスなミルクチョコレート50gあたりのカロリーは約280kcalと高く、脂質は約18g含まれています。健康硬化のためにチョコを食べ過ぎると、逆効果になってしまうのです。

ニキビ

チョコは種類によって脂肪分が多く含まれています。カカオ含有率が高いブラックチョコレートにはあまり含まれていませんが、脂肪分が多く含まれるミルクチョコレートやホワイトチョコレートを過剰摂取するとニキビができたり、肌荒れになってしまうこともあります。

吐き気

チョコの脂質で胃もたれや吐き気といった症状が出ることもありますが、『カカオアレルギー』の可能性もあります。

カカオアレルギーの場合は、蕁麻疹や喉・口の痒みなどもあわせて発症することもあるので注意しましょう。詳しくは、下記記事で紹介しています。

腹痛・下痢

チョコをたくさん食べると、消化不良を起こして腹痛雨アレルギー下痢など消化器系に症状がでることもあります。

糖尿病

ミルクチョコレートやホワイトチョコレートなど、カカオ含有量がそこまで高くないチョコレートには砂糖も多く含まれています。

甘いものを食べ過ぎると血糖値が上がってしまうため、糖尿病リスクも上がります。たくさん食べ続けると糖尿病を発症する原因や、元々糖尿病の方は悪化する可能性もあるので注意しましょう。

スポンサードリンク

1日のチョコの摂取量はどのくらい?

食べ方や種類によっては健康にも良いチョコですが、食べ過ぎた時はデメリットもあります。食べるには“適量”が重要となりますが、1日の摂取量はどのくらいが良いのでしょうか?

1日の適量は?

チョコを毎日食べる場合、カカオ75%以上を1日に25g前後が目安!

チョコレートを毎日食べる場合、カカオ75%以上のものを1日に25g程度摂ると良いと言われています。カカオ含有量が多いほど体に良いポリフェノールが多く含まれるため、生活習慣病予防に硬化的です。

また、1日に食べても良い間食のカロリーは200kcalが適量とされているため、チョコレート25gであれば毎日食べても問題ありません。

いつ食べるのが効果的?朝?夜?

チョコレートを食べるタイミングですが、体の代謝が良いのは日中なので 夜よりも朝や日中のおやつに食べると太りにくく 、効果的に栄養を摂ることができます。

妊娠中(妊婦)でもチョコは食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、チョコは食べても良い食べ物です◎ しかし、食べる際は注意したいポイントがいくつかあります。

注意
  • 糖分の摂りすぎによる妊娠糖尿病に注意
  • 妊娠中にできやすい虫歯に注意

妊娠中への詳しい効果や注意点について、下記記事で紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • チョコの食べ過ぎは肥満・腹痛・下痢・ニキビなど副作用が起こることも
  • 1日の適量はカカオ75%以上のものを25g程度!
  • チョコに含まれるポリフェノールは抗酸化作用が強いため美容効果が期待できる
  • 効果的な食べ方は朝か日中の代謝の良いタイミング

チョコレートは健康・美容効果の高い食材ですが、食べ過ぎてしまうと逆効果となってしまうことがあります。毎日食べる場合は特に1日の適量を守り、効果的に栄養を摂り続けましょう♩

スポンサードリンク