チルミルはいつから飲める?はぐくみとの違い･成分･便秘解消効果 |

“チルミル”という粉ミルクが明治から販売されていますが、いつから飲んでもいいの？と疑問に思う方が多いようです。一般的な粉ミルクとは違うようですが、いつ頃から飲ませても良いのでしょうか？今回は、

チルミルとはぐくみの違い
いつから飲んでもいい？
チルミルに含まれる栄養素
チルミルを与える際の注意点

これらのテーマについて紹介いたします。

画像引用:森永乳業i

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1 チルミルとはどんな粉ミルク？
2 チルミルはいつから飲める？
3 チルミルに多く含まれる主な栄養素
- 3.1 チルミルは便秘解消に効果的？
4 赤ちゃんにチルミルを与える時の注意点
5 まとめ

チルミルとはどんな粉ミルク？

引用:森永乳業i

“チルミル”は、森永乳業が販売しているフォオーアップミルクです。フォローアップミルクとは、離乳食を食べるようになった時期の栄養補給として飲むミルクのことで、通常の粉ミルクとは成分に違いがあります。森永乳業の商品には『はぐくみ』という粉ミルクもありますが、どのような違いがあるのでしょうか？

チルミルとはぐくみの違い

森永乳業のHPによると、『はぐくみは新生児期から与えることができる母乳に近づけたミルク、チルミルは離乳食を食生活の中心とする際に必要な栄養をバランスよく整えたミルク』としています。チルミルは新生児期から与えるものではないため、離乳食をメインにとする赤ちゃんに与えるものとなっています。

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どんな味？

チルミルは一般的なミルクと比べて甘みが少なく、スッキリとした味わいです。そのため、母乳からの切り替えがスムーズなところも特徴の一つです。

値段

チルミル1缶(800g)の値段は1,600〜1.800円で、販売店により価格は異なります。

チルミルはいつから飲める？

離乳食を食べるようになった赤ちゃんのためのミルク『チルミル』は、いつごろから与えても良いのでしょうか？

離乳食は生後5〜6ヶ月からスタートするものですが、 チルミルは離乳食完了期の生後1歳頃から与えることができます◎ 離乳食期は、主にこの4つに分かれています。

MEMO

離乳食初期……生後5〜6ヶ月
離乳食中期……生後7〜8ヶ月
離乳食後期……生後9〜10ヶ月
離乳食完了期…生後11〜12ヶ月

完全に離乳食を終えるのは、1歳〜1歳6ヶ月が一般的です。チルミルを与えても良い時期は比較的遅く、離乳食完了期からが良いでしょう。

与えても良い時期は生後1歳ですが、『満9ヶ月頃から与えても良い』とされています。その場合、『離乳食が3回食になった頃が目安』となります。与える時期は目安なので、赤ちゃんの発達状態によって始める時期を決めましょう。

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チルミルに多く含まれる主な栄養素

栄養補給を目的とするチルミルには、様々な栄養成分が含まれています。その中でも特に含有量が多いものには、ビフィズス菌、たんぱく質、ビタミンB群、葉酸などがあります。

葉酸：葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
たんぱく質：たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
ビフィズス菌：ビフィズス菌は、腸に存在し、増殖することで、腸内環境を整えて、免疫力を高めたり蠕動運動を促進させます。正常な排便を促し、便秘や下痢と言った便の排出が上手く行かない腸の不調な症状を改善する働きを持っています。
ビタミンB12：ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。

チルミルは便秘解消に効果的？

チルミル100gあたりには、10億個ものビフィズス菌が含まれています。そのため、整腸作用を促して便秘解消に効果があります。中にはチルミルを飲んでも便秘が改善しないお子様もいるようなので、体質や体調によって効果の有無は異なります。

便秘解消には野菜や果物に含まれる食物繊維も効果的なので、離乳食に取り入れてお腹の調子を良くしてあげましょう。