チアシードのデメリット・副作用は?実は健康効果ないって本当?

ダイエットに良いと言われ話題となったチアシードは、海外セレブやモデルに人気のスーパーフードです。ですが、嬉しい効果ばかりが取り上げられる一方で、デメリットが存在するのも事実です。

そこで今回は、

  • チアシードとは
  • チアシードは体にいい?
  • おすすめの食べ方は?

こちらについて紹介していきます。

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チアシードとは


チアシード=ダイエット食品、なんとなく体に良さそうというイメージが強いですよね。そもそもあの黒い粒々は一体何からできたどんなな食材なのでしょうか。特徴や栄養について詳しく解説していきます。

特徴

チアシードとは、南アフリカ原産のシソ科サルビア属の「チア」の種です。花が咲いた後に作られ、直径1〜2mm程と小さいのが特徴です。

その歴史は意外にも古く、紀元前3000年以前から重要な作物として食べられていたといわれます。

 水分を吸収する特徴があり、水を含むと膨らんで種の周りにゼリー状の膜ができ、プルプルした食感に変化します。 

食べ方

チアシードはそのままでも食べることができますが、乾燥したものを水で戻して食べるのが一般的です。

戻し方は簡単で、チアシードの量に対して10倍の水に12時間以上浸しておくだけ。時間が経てば水を含んだチアシードが10倍ぐらいのサイズに膨らみます。

チアシード自体は無味無臭なので、サラダや料理、飲み物に混ぜたりとどんな料理にも合わせることができますよ。

栄養

チアシードは 「栄養素の宝庫」 と呼ばれるほど、美容や健康に嬉しい栄養がたっぷりと含まれています。チアシードに含まれる主な栄養素がコチラです。

チアシードの主な栄養

  • αーリノレン酸
  • 食物繊維
  • タンパク質
  • セレン
  • カルシウム
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB3
  • ビタミンB9
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • マグネシウム
  • リン
  • カリウム
  • 亜鉛

αーリノレン酸には血液中の中性脂肪値の低下や、血流の流れを良くする作用、アレルギーや炎症を抑える働きがあります。さらに豊富な食物繊維が便秘解消に、タンパク質が食欲を抑えてくれるなど多くの効果を期待できます。

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チアシードは体にいい?


チアシードは栄養が豊富で体に良い食品ですが、もちろんそれだけではありません。メリットがあればデメリットもあるのは、どんな食材も同じです。デメリットもきちんと認識した上で、チアシードを上手に取り入れましょう。

食べ過ぎはよくない?

ダイエット効果があるからといって、チアシードばかりを食べたり食べ過ぎはNG行為です。

チアシードにももちろんカロリーがあり、その数値は100 gあたり486kcalです。過剰摂取はカロリーを摂りすぎてしまいます。

また栄養が豊富である分、チアシードの過剰摂取は副作用を引き起こす可能性もあります。腹痛や下痢を起こしてしまったり、血圧や血栓対策などの薬を服用している場合は飲み合わせに注意が必要です。

またチアシードはシソ科であるため、シソ科の植物に対してアレルギーを持つ人は摂取を控えるようにしましょう。

一日の適量は?

チアシードは食べ過ぎに注意が必要です。一日の目安摂取量がコチラです。

MEMO
1日の目安量:大さじ1杯(約10g)

高カロリーなチアシードですが大さじ1杯程度であれば、約50kcalに抑えることができます。

大さじ1杯と聞くと少ないように感じるかもしれませんが、既述のようにチアシードは水分を含んで10倍ぐらいのサイズに膨らむので十分な量になりますよ。

また、チアシードの量を抑えたからと油断せず、1日のカロリー摂取量にも注意するようにしましょう。

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おすすめの食べ方は?

料理
チアシードは食べる量に注意すれば、体への嬉しい効果が期待できるスーパーフードです。無味無臭なので、美味しく食べ続けるために自分に合った食べ方を見つけてみましょう。

ヨーグルト

チアシードのポピュラーな食べ方の1つにヨーグルトにかけたり混ぜたりする方法があります。ヨーグルトと一緒に食べることで、より満腹感も得られるだけでなく、 ビフィズス菌の効果で便秘解消も期待できる ようになりますよ。

また、水で戻さずに飲むヨーグルトに一晩以上浸しておけば、味のついたチアシードを楽しむことができます。

ミックスジュース

海外ではチアシード入りのジュースが販売されているように、ミックスジュースと混ぜても美味しく食べられます。チアシードは無味無臭なので何にでも合わせやすく、特有のプルプル食感がゼリーのようになりおすすめです。

ジャム

チアシードはジャムにしてもおすすめです。甘味や酸味を楽しめるフルーツのジャムにチアシードのプルプルが加わることで普段とは一味違った食感を楽しめます。

パンに塗るだけでなく、ヨーグルトに混ぜれば、忙しい朝の食卓を華やかにしてくれますよ。

まとめ

「チアシードのデメリット・副作用は?実は健康効果ないって本当?」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • チアシードとはチアという植物の種
  • チアシードには体に良い栄養が豊富に含まれている
  • チアシードの食べ過ぎは高カロリー
  • チアシードの食べ過ぎは腹痛や下痢を引き起こす
  • チアシードでアレルギー症状を起こす可能性もある
  • チアシードは一日大さじ1杯が目安

チアシードの良さは、少量でも十分効果を得られることも1つです。またチアシードだけを食べていれば痩せられるということはありませんので、1日の食事はしっかりと管理することが大切です。

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