カシューナッツは甘い?味や香りが特徴で料理にも、栄養や摂取量も

筆者はカシューナッツが大好きで、ミックスナッツを買うといつもカシューナッツだけ先に食べてしまいます。独特の食感が楽しく、ほんのりとした甘みがあとひきますよね。今回はそんなカシューナッツの魅力について紹介していきたいと思います。

  • カシューナッツって何?

  • カシューナッツは太る?

  • カシューナッツの栄養成分や効果は?

と言う疑問について詳しく解説するとともに、美味しいカシューナッツの食べ方も紹介します。

スポンサードリンク

 

カシューナッツって何?

カシューナッツって何の植物のどの部分を食べているかご存じでしょうか?まずはカシューナッツについて詳しく解説していきます。

カシューナッツとは

カシューナッツは中南米原産の「カシューナットノキ」と呼ばれる木の果実の種子です。1580年代にポルトガル人が南米大陸に進出した際、現地の品種名である「ゥカシュー」を「カジュー」と聞き間違えたことが名前の由来とされています。

カシューナッツは油脂分が多く、その歯ごたえが人気のナッツです。

産地や用途

カシューナットノキは熱帯・亜熱帯の環境を好む植物です。そのため、市場に出回っているカシューナッツの主な原産国は、ベトナム・インド・コートジボワール・フィリピンインドネシアなどの赤道に近い国々となっています。

カシューナッツは種の部分ですが、果実は「カシューアップル」と呼ばれ、リンゴのような香りで美味しく食べることができます。それぞれの様々な食べ方をされていますよ。

  • 果実(カシューアップル):チャツネ・ピュレ・果実酒などに
  • 種(カシューナッツ):そのまま・カレー・炒め物・カシューバターなど

アーモンドやピーナッツとの違い

アーモンドやピーナッツもカシューナッツと同じナッツ類として食べられていますが、違いがあります。

  • アーモンド:アーモンドの果実の種の中身(仁)・カシューナッツより硬い

  • ピーナッツ:落花生と言うマメ科の植物の豆の種子・茹でても食べられる

  • カシューナッツ:カシューナットノキの果実の種の中身 (仁)・歯触りがいい

アーモンドとカシューナッツはどちらも木の実であり、仁(ニン・ジン)と呼ばれる種の中身ですが、ピーナッツはマメ科の植物の種子です。

ナッツは木の実の総称ですから厳密にはピーナッツはナッツではないという意見もありますが、ナッツの定義は厳格ではなく、ピーナッツもナッツの仲間として扱われています。

スポンサードリンク

カシューナッツは甘い?

カシューナッツは「甘い」と表現されることが多々ありますが、実際どんな味わいなのでしょうか?詳しく解説していきます。

味や香りが比較的甘い

カシューナッツの味の特徴として、

  • ほんのり甘い
  • 脂質が多いまろやかな味わい
  • クセが無く、甘みのある香り

カシューナッツはクセが無く硬さも硬すぎないので食べやすいナッツの一つです。他のナッツに比べて比較的脂質が多いため、口当たりはまろやかでほんのり甘みを感じます。

様々な料理に使われる

カシューナッツはクセが無く、食感がアクセントになるため、様々な料理に使われます。特に東南アジアや中華では炒め物に使うことが多いですよ。カシューナッツを入れると美味しい料理を紹介します。

  • 酢豚
  • 鶏肉のカシューナッツ炒め
  • ナシゴレン
  • カシューナッツクッキー

カシューナッツはエスニック料理や中華料理でよく使われる食材ですが、イタリアンなどにしても美味しいですよ。

いろいろなナッツの特徴

カシューナッツはクセが無く料理にも使いやすいと紹介してきましたが、他のナッツも料理に向くのでしょうか?アーモンド・くるみ・ピーナッツ・マカダミアナッツのおすすめの食べ方を紹介します。

  • アーモンド:焼き菓子にすると美味しい

  • くるみ:焼き菓子やパンに入れると美味しい

  • ピーナッツ:味噌ピー、炒め物にすると美味しい

  • マカダミアナッツ:チョコレートを使ったお菓子にすると美味しい

お菓子屋料理にナッツ類を使うときは、塩味のついていないものを使うようにしましょう。

スポンサードリンク

カシューナッツの食べ方

カシューナッツを食べる効果や美味しい食べ方について紹介します。カシューナッツは太りやすいのかも詳しく解説していきましょう。

栄養成分や効能

カシューナッツは栄養豊富で体にとてもいいナッツです。注目したい栄養成分について紹介しましょう。

  • ビタミンB1
  • オレイン酸
  • 葉酸
  • パントテン酸

カシューナッツには糖質をエネルギーに変換する時に必要不可欠なビタミンB1や、赤血球の生産を助ける葉酸が含まれています。

また、オレイン酸を含むカシューナッツは食べることで悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化や心疾患を予防する効果があるとされています。

1日の摂取量

カシューナッツは健康にいい栄養成分がたっぷりですが、実は脂質が高く食べすぎると肥満の原因になるので注意が必要なナッツです。カシューナッツのカロリーや脂質を次の表にまとめてみました。

  カロリー 脂質 糖質
カシューナッツ1握り(21g) 121Kcal 10g  3.6g

ごはん茶碗1杯(100g)のカロリーが150Kcal糖質35.6gなので、カシューナッツのカロリーや糖質がとても高いということが分かりますね。カシューナッツは1日数粒食べる程度にしておいた方がいいでしょう。

そのまま

カシューナッツはドライ(炒ってあるもの)をそのまま食べても美味しいです。塩味が少しついていると、お酒のおつまみにもよく合いますよね。カシューナッツの歯ごたえやまろやかな味わいが、お酒の刺激を中和してくれますよ。

炒め物

カシューナッツは炒め物にするととても美味しいナッツです。火を通しても食感はさほど変わらず、中華やエスニックの香辛料たっぷりのソースと絡むと、カシューナッツのまろやかな味わいや甘さが引き立ってとても美味しいですよ。

スポンサードリンク

まとめ

カシューナッツは他のナッツ類よりも柔らかく、独特の歯ごたえが美味しいですよね。今回はそんなカシューナッツについて詳しく解説してきました。

この記事をまとめると

  • カシューナッツはカシューナットノキの果実の種

  • カシューナットノキは果実も美味しい

  • カシューナッツは脂質・カロリーが高いので1日数粒程度にしたほうがいい

  • カシューナッツは炒め物にしても美味しい

エスニック料理にカシューナッツを入れるとぐっと本格的な味わいになりますので、ぜひ試してみてくださいね!