カシューナッツで下痢・腹痛に!?原因・対処方法は?適量は?

カシューナッツは小腹がすいた時やおつまみについつい食べ過ぎてしまいます。そんなカシューナッツで下痢・腹痛に!?原因・対処方法は?適量は?

そこで今回は、

  • カシューナッツの栄養について
  • カシューナッツで下痢・腹痛に?
  • カシューナッツの適量は?

これらのテーマについて調べています。

1日の適量についても詳しく調べましたので、最後までゆっくり読んでください。

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カシューナッツの栄養は?

カシューナッツは、ナッツというだけに何かの木の実??まず初めにカシューナッツについて詳しく見ていきましょう。

カシューナッツの基本情報

まずは、カシューナッツについて以下にまとめました。

学名

Anacardium Occidentals

分類 ウルシ科カシューナットノキ属
原産地 ブラジル
和名

カシューナットノキ

カシュー

収穫期 2月〜4月

カシューナッツはカシューの木の実になります。赤い実をつけるのが特徴です。その実についている種子がカシューナッツです。収穫した実を果肉と種子の部分に分けて加工工場に出荷されています。現地では、実も食べられ、カシューアップルとも言われています。ブラジルの他、インドなどの雨量のある亜熱帯地域で生産が盛んです。

カシューナッツの栄養成分は?

カシューナッツには身体に必要なミネラルやビタミンが豊富に含まれています。そんなカシューナッツの栄養成分は次の通りです。

カシューナッツ100gあたり

  • タンパク質 19.8g
  • 脂質 47.6g(一価不飽和脂肪酸27.74g)
  • 食物繊維 6.7g
  • カリウム 590mg
  • 鉄 4.8mg
  • マグネシウム 240mg
  • ビタミンB1 0.54mg
  • 葉酸 0.013mg

カシューナッツの主な成分は、「脂質」です。その中でも一価不飽和脂肪酸の一つである「オレイン酸」が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸は植物性の良質な脂肪酸で、身体に良い脂質です。

カシューナッツの効果・効能は?

カシューナッツの栄養成分から、栄養素の効果・効能を詳しく見ていきましょう。

オレイン酸

血液中の悪玉コレステロールの量を正常に保つ働きがあります。またオレイン酸は酸化されにくく、がんや生活習慣病などを予防する効果も持っています。

タンパク質

身体の三大栄養素と呼ばれるタンパク質は栄養として欠かせないものです。タンパク質は吸収されるとアミノ酸に変わってエネルギーとして機能します。筋肉をつくる要素としても欠かせないので、筋力をつけたいときに積極的に摂取が必要です。

カリウム

カリウムは体内のナトリウムとバランスをとりながら細胞を正常に保ち血圧を調整する役割を持っています。カリウムの作用によって血圧は下げられています。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質を分解する栄養素になります。糖質が分解されないと、摂取した糖分がエネルギーに分解されないため肥満の原因や疲れを溜め込む原因になります。

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カシューナッツで下痢・腹痛に!?

栄養満点なカシューナッツですが、そんなカシューナッツが原因で下痢や腹痛が起こる可能性があります。詳しく見ていきましょう。

下痢・腹痛の原因は?

カシューナッツを食べて下痢・腹痛になる原因は、多く含まれている脂質によるものです。脂質を多く含む食品を一度にたくさん摂取してしまうと、体内で水分と油分が分離して消化不良を起こします。それによってお腹が痛くなるようです。また、カシューナッツに含まれるフィチン酸塩タンニンという物質を取りすぎることによっても消化不良が起こることがあります。

対処方法は?

カシューナッツを食べて下痢や腹痛を起こらなくするには、1日の摂取量を守るもしくは発芽したカシューナッツを選ぶことがポイントです。発芽しているカシューナッツは、酵素抑制因子を抑え消化や吸収を促す効果があります。それによってカシューナッツの栄養吸収を高める作用があるので、もし発芽したカシューナッツが売られている場合は、積極的にそちらを選ぶようにしましょう。

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カシューナッツの食べ方は?

カシューナッツで下痢や腹痛を起こさないために1日どのくらい摂取すればいいのでしょうか?

カシューナッツの1日の摂取量

1日のカシューナッツの摂取量は15粒〜20粒がいいでしょう。ついつい食べ過ぎてしまうので、小分けにして持ち歩くのがおすすめです。また噛みごたえがあるので、よく噛んで満腹感を得られるようにゆっくり食べてくださいね。

食べるタイミング

カシューナッツを食べるタイミングは、食事の1、2時間前がベストになります。カシューナッツが消化不良を起こす前に、他の食べ物を摂取することで消化吸収を促してくれます。また、カシューナッツが食事の糖質の吸収率を下げてくれる効果もあるのでどちらにしてもおすすめな食べ方になります。

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まとめ

今回は「カシューナッツで下痢・腹痛に!?原因・対処方法は?適量は?」について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • カシューナッツはカシューの木の実の種子で栄養価が高い
  • カシューナッツは脂質の中でもオレイン酸が豊富に含まれている
  • 下痢や腹痛が起こる原因は脂質による消化不良である
  • カシューナッツを選ぶ際は発芽した食品を選ぶ
  • カシューナッツの1日の摂取量は15〜20粒にして食事の1〜2時間前に食べる

カシューナッツは栄養価が高く、上手に摂取すれば身体に良い効果がたくさん得られそうでしたね。摂取量を守って、積極的に食べるように心がけましょう。

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