カルダモンの注意すべき副作用は?水やコーヒーの効能は?おすすめの使い方を解説! |

「世界最古のスパイス」「スパイスの女王」

いずれもカルダモンを表す言葉の一つです。スパイスは、適量を摂取することで様々な健康効果を得ることが出来ますが、過剰に摂取してしまうと体に思わぬ副作用を及ぼすこともあります。

この記事では、カルダモンの摂取することによる健康効果や過剰摂取による副作用について解説します。

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1 カルダモンの副作用は?
2 カルダモンの良い効能は?
3 カルダモンのおすすめの使い方やレシピは?
4 まとめ

カルダモンの副作用は?

カルダモンはスパイスの中でも香りが強いのが特徴です。その強い香りを活かして、スイーツの香り付けや肉料理の臭み消しといった用途で使われることが多いです。

しかし、カルダモンに限らず過剰なスパイスの使用は、体に悪影響を及ぼす場合もあります。 ここでは、カルダモンによる副作用について解説します。

消化の阻害

カルダモンを過剰摂取することで、消化機能を阻害してしまう恐れがあります。これはカルダモンの持つ効能には、胃の粘膜を鎮静化させたり過度な胃酸の分泌を防ぐ効能があるためです。

カルダモンの過剰摂取によって、これらの効能が促進されすぎると逆に消化機能を阻害することが考えられます。 特に体の小さな子供には、大人にとっての適量が過剰摂取となる可能性があるため、注意が必要です。

胆石・胆のう疾患の方は注意

胆石や胆のう疾患を持つ方は、カルダモンの使用自体を控えた方が良いでしょう。ただし、 カルダモンの摂取が胆石や胆のう疾患を直接的に悪化させるということはない ということを理解しておく必要があります。

鎮痛効果にも気を付ける

胆石や胆のう疾患を持つ方がカルダモンの使用を控えるべき理由は、カルダモンの持つ効能の一つに胆石や胆のう疾患への鎮痛効果があるためです。

そのため、カルダモンを摂取することで本来気付いていたはずの痛みに対して鈍感になってしまい、知らず知らずのうちに症状が悪化してしまう可能性があります。

どこからが過剰摂取であるか明確な基準を示すことは難しいのですが、料理の味が変わってしまう程カルダモンを使用することは、過剰摂取となる可能性が高くなります。

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カルダモンの良い効能は?

ここまでは、カルダモンの過剰摂取による副作用について解説しました。カルダモンは適量を守って摂取すれば健康効果の高いスパイスでもあります。

ここからは、カルダモンにより得られる健康効果について解説します。

脳機能の改善

カルダモンを適量摂取することで脳機能の改善が見込めます。 具体的には前頭葉の酸素消費量が上がることで、記憶力の上昇や集中力を高める効果が期待できます。

仕事や勉強の合間にカルダモンを入れたお茶を飲むのが特におすすめの方法と言えるでしょう。

胃腸を整える

カルダモンの摂取により、唾液や胃液の分泌を促進する効果が期待できます。これは、 カルダモンに胃の消化をサポートする働きがあるためです。 そのため、食べすぎや食欲不振など胃の不調時にはカルダモンの摂取は特に効果が高いものとなっています。

余談ですが、インドではお酒を飲む前にカルダモンの種を噛むという習慣があり、このことが胃腸を整えるという効果の裏付けになっています。

交感神経

カルダモンの持つ香りには、「酢酸リナリル」という成分が含まれています。この酢酸リナリルには、交感神経の興奮を鎮める効果があります。また、 心を安定させる神経伝達物質であるセロトニンの分泌により、ストレスを和らげることで不眠症の解消にも効果を発揮します。

日々多忙な生活を送る人には、カルダモンを適量摂取することでストレス緩和につなげることが可能です。

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カルダモンのおすすめの使い方やレシピは?

実際にカルダモンをどのように使用すればよいのか、判らない人も多いはず。

ここでは、カルダモンのおすすめな使い方やレシピについて紹介します。

そのまま食べるとまずい

カルダモンはあくまでスパイスであり、そのまま食べても美味しくありませんし、カルダモンを飲み込むことは過剰摂取に繋がります。

インドではカルダモンの強い香りは強力な臭い消しとして扱われていることが多く、口の中でカルダモンの種を噛むという行為は日常的に行われます。

水

引用：楽天レシピ

切れ目を入れたカルダモンホールをお茶などのパックに入れて冷たい水を注ぎます。その後、半日程度放置すれば、カルダモン水が出来上がります。

猛暑の続く夏などは、特に水分補給が大切になりますよね。普通の水でももちろん水分補給は出来ますが、少しカルダモンの香りを付けるだけで更に飲みやすくなります。

コーヒー

引用：クックパッド

いつものコーヒーにカルダモンを浮かべるだけで、すっきりとした味わいのコーヒーになるため、甘いものにも非常に相性が良くなります。レシピではホール状のカルダモンを使用しています。

ポイントは、カルダモンを長時間浮かべずに好みの香りになった時点で取り除くことです。これは、長時間取り除かないとカルダモンの過剰摂取に繋がりやすくなるためです。