カカオニブとカカオマスの違いは?栄養やカロリーは?ココアとの関係は?

美容や健康に興味のある方が、最近気になっている!というスーパーフードに「カカオニブ」があります。似たような名前で「カカオマス」がありますが、なにが違うんだろう?と疑問に思うかもしれません。

そこでこの記事では、

  • カカオニブとカカオマスの違い
  • カカオニブの栄養、カロリー、効能
  • ココアとの関係
これらのテーマについてご紹介します。

 

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カカオニブとは

カカオニブとは、チョコレートを作るために必要なカカオ豆を、ロースト(焙煎)して薄皮を取りのぞき、細かく砕かれた状態のものです。

つまり、カカオニブとはカカオ豆の中身。ナッツのようなポリポリした食感の状態が、カカオニブといいます。

カカオニブの注目の栄養:カカオポリフェノール

カカオニブには、ポリフェノール(抗酸化物質)がたっぷり含まれています。

カカオポリフェノールに期待される3つの効果

  • 老化防止:年齢とともに増えていくシミやシワの原因は、人の体内にある「活性酸素」です。カカオポリフェノールが持つ抗酸化作用が活性酸素の運動を減らすことができるので、老化を遅らせてくれるという嬉しいアンチエイジング効果をもたらしてくれます。
  • 血圧低下:カカオポリフェノールには、血管が広がり血圧を下げてくれる効果もあります。血管が狭くなると負担がかかり、さまざまな病気の原因となってしまいます。カカオポリフェノールには、血管を若々しく保ってくれる効果が期待されます。
  • 動脈硬化予防:動脈硬化の主な原因は、悪玉コレステロールが酸化することで体に悪影響をあたえてしまうことです。カカオポリフェノールの抗酸化物質には、悪玉コレステロールの酸化を防ぐ力があるので動脈硬化の予防が期待されます。

他の栄養素

 

  • ミネラル類:カカオニブにはマグネシウムや鉄などの、ミネラル類が含まれています。ミネラルは体の調子を整える役割があり、不足してしまうと疲れやすくなってしまう重要な栄養素です。
  • 食物繊維:カカオニブは食物繊維も多く含まれています。食物繊維にはお腹の調子を整えるだけではなく、糖質の吸収も抑える効果があります。体の中からキレイになりたい女性には欠かせない栄養が、カカオニブには含まれています。

カロリー

カカオニブのカロリーは、10gあたり60kcalほどとなかなか高カロリーです。その理由は、カカオ豆に40~50%ほど含まれているカカオバター(ココアバターともいう)。糖質はほぼ0gですが、脂質の面では食べ過ぎに注意が必要です。

効能

カカオニブには、カカオの苦み成分である「テオブロミン」が含まれています。テオブロミンは脳内に働きかけ、記憶力や集中力が高まる効果や、自律神経を整える効果があります。

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カカオマスとは

カカオマスとは、カカオニブをすりつぶしてペースト状にし、固めたものをいいます。カカオニブは、カカオ豆を砕いたまだ豆のような状態で、カカオマスは砂糖や乳製品が入っていない100%チョコレートの状態です。

カカオマスはカカオニブの形状が変わっただけなので、栄養やカロリー、効能も同じで高い効果が期待されます。

 

カカオとココアとの関係は?違いはどこ?

カカオとココア、似ているように見えるけど違う・・・でもはっきりとした違いがわからないと思いませんか?

実はココアとは、カカオ豆から脂肪分を取りだして粉末にしたものをいいます。つまり、ココアとの関係はほとんど同じ!製造過程において最初はカカオ豆だったのが、脂肪分を取りのぞいてココアになります。

牛乳との相性が抜群で、カカオの香りを楽しみながら、よりいっそう美味しくいただけそうですね。

ココアバター

ココアバターとは、カカオ豆の脂肪分のことで全体の40~50%あり、カカオバターと呼ばれることもあります。カカオニブをすりつぶしていくとだんだんと脂肪分が溶け出してきます。

カカオニブから脂肪分を取りだしたのが、ココアバター(カカオバター)です。ココアバターの脂肪は飽和脂肪酸といって、消化・吸収がゆっくりと進み、体に吸収されにくいのが特徴です。

ココアパウダーとカカオマスの違い

ココアパウダーは、カカオニブから脂肪分(ココアバター)を取りだし粉末状にしたものをいいます。お菓子作りなどで買ったことがある方も多いのではないでしょうか。

カカオマスは、カカオニブをすりつぶして次第に液状になったものを固めたものをいいます。カカオマスはカカオ100%のチョコレートで、砂糖や乳成分を混ぜることで甘くて美味しいチョコレートになります。

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まとめ

今回は、同じような名前で違いがわかりにくい「カカオニブとカカオマスの違い」についてご紹介しました。

この記事をまとめると

  • カカオニブは、カカオ豆の中身で豆状態
  • カカオマスは、カカオニブをすりつぶして100%チョコレートになったもの
  • カロリーは脂肪分もあり高いが、糖質は0g
  • ポリフェノール、ミネラル、食物繊維が含まれている
  • カカオマスから脂肪分を取ったものがココア

カカオニブやカカオマスには、美しく健康でいたい女性が嬉しい栄養がたくさん含まれています。毎日の暮らしに、少しずつ取り入れて楽しみましょう!

 

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