パンに塗ったり、料理に使ったり冷蔵庫にバターが常備してある家庭も多いです。バターの賞味期限の目安を知っていますか?
賞味期限が切れても見た目があまり変わらないので、賞味期限を気にしたことがない方もいるのではないでしょうか。そこで、今回は
- バターの賞味期限切れは危険なのか
- バターの主な保存方法
- バターを日持ちさせるコツ
- バターの意外な使い方
についてご紹介します。
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目次
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バターの賞味期限切れは危険なのか
バターは賞味期限が切れたら食べられなくなるのでしょうか?賞味期限切れを食べたら危険なのか気になりませんか?
バターの賞味期限は未開封と開封済では期限が違います。
バターの主な賞味期限
バターは未開封、開封済では賞味期限が違います。
- 未開封(有塩バター):約半年
- 未開封(無塩バター):約4か月
- 開封済:2~3か月
未開封のバターは有塩バターと無塩バターで賞味期限が違います。また、メーカによっても賞味期限の差はあるので購入したら賞味期限をチェックしましょう。
開封済のバターは空気に触れると酸化し品質が落ちることがあります。賞味期限は2週間程度と言われていますが、冷蔵庫で保存すると長いもので2~3か月持つことがあります。
乳製品の危険性とは?
バターは液体の油に比べるとカビが生えにくく長期保存が可能です。賞味期限が切れても状態が良ければ食べることができます。
- 酸っぱい臭いがする
- カビが生えている
- 白っぽい汁が出ている
賞味期限が切れていなくても臭いや見た目、水が出ている状態なら食べることができません。
乳製品は発酵して作られているものもありますが、賞味期限が切れて腐ると腐敗になります。腐敗した食品を食べると食中毒のリスクも高くなります。
乳製品も菌が繁殖し、保存方法が悪いと腐敗するのは注意しましょう。
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バターの主な保存方法
バターは冷蔵庫に入れれば正しい保存方法とは言えません。より日持ちさせるためには正しい保存方法を行いましょう。
また、良いバターを購入した時に直ぐ使わないのなら冷蔵保存よりも冷凍保存の方がおすすめです。
正しい冷蔵保存の仕方
バターは冷蔵庫で保存する時に空気に触れないようにすることで日持ちします。
- バターをラップで包む
- 10℃以下で保存する
- ニオイが強いものの近くには置かない
バターの品質表示には10℃以下での要冷蔵と書かれています。冷蔵庫内が10℃以上にならないように気を付けましょう。
また、常温保存ではバターが溶けてしまうので保存には向きません。
バターが包んであるアルミのままでも保存は可能ですが、開封済みのものは空気に触れて酸化してしまいます。
ラップに包み保存袋に入れて保存をすると日持ちします。
冷凍でも保存できる?
冷凍保存すれば冷蔵保存よりも日持ちします。直ぐに食べきれない場合には冷凍保存しましょう。
- バターを冷凍する時は小分けにしてラップに包む
- 保存袋に入れて冷凍
バターを小分けにすることで解凍後に使いやすくなります。また、バターをカットする時はナイフや包丁に水分がつかないように気を付けましょう。
バターを冷蔵保存すれば、未開封のバターなら約1年、開封済みのバターは約2か月の保存が可能ですよ。
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バターを日持ちさせるコツ
バターを美味しく保存するためには温度や空気に触れさせないことが重要です。最後までお美味しく食べたい方は保存についても考えてみましょう。
バターを日持ちさせるコツを解説します。
アルミ箔で密閉し冷凍
バターは出来る限り空気に触れさせないことが日持ちのポイントです。バターを使った後はアルミ箔でしっかり密閉することで酸化を防ぐことができます。
また、アルミで密閉したバターを保存袋に入れて冷蔵保存することでも日持ちが長くなります。
臭いが強い食材と離して保存
バターは他の食材のにおいを吸収しやすい性質を持っています。冷蔵庫で保存する時は臭いの強い食材の近くに置くと臭いが移ってしまいます。
- 玉ねぎ
- 魚
- ニンニク
バターを保存する時には臭いがキツイ食材には気を付けましょう。臭い移りが嫌な方は密閉性の高い容器に入れて保存することで臭い移りを防ぐことができます。
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バターの意外な使い方
バターはパンに塗ったり、料理に使ったり食品として認識されていますが、古代ギリシャでは塗り薬や美容クリームとして使われていたそうです。
バターが食用になったのは紀元前60年頃からです。バターは食べる以外でも意外な使い方ができます。
チーズを長持ちさせる
チーズは日持ちせず直ぐに悪くなってしまいます。冷蔵庫に入れて保存するのにも気をつかいます。
ブロック状のチーズの日持ちを良くしたい方はバターを少し塗って密閉容器で保存しましょう。
玉ねぎの保存に最適
玉ねぎを1個そのまま使いきれない場合は冷蔵庫で保存することが多いです。でも、直ぐに悪くなってしまうので嫌だな~と思っている方も多いですね。
そんな時に玉ねぎの切り口にバターを塗って保存すると日持ちします。
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まとめ
「バターの賞味期限切れは危険?いつまで食べられる?日持ちのコツ」についてご紹介しました。
この記事をまとめると
- 見た目や臭い、水が出ていたら悪くなっている可能性が高い
- バターは冷蔵保存、冷凍保存ができる
- 10℃以下で保存し、空気に触れないようにする
- バターを塗ることでチーズや玉ねぎの日持ちを良くする
バターは料理やお菓子作り以外にも使いみちがあります。チーズや玉ねぎの日持ちをしたい時にもおすすめです。
直ぐにバターを食べない時には冷凍保存することで未開封なら1年保存できます!小分けにすれば解凍する時にも劣化せず使いやすいです。
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