夏の盛りに収穫期を迎えるブルーベリー。そのまま食べてももちろんおいしいですが、ブルーベリーはジャムにしてもとってもおいしいですのでおすすめですよ。ブルーベリージャムはヨーグルトに入れてもおいしいですし、パンに塗ってもとってもおいしいです。今回は、
- ブルーベリージャムを煮詰める時間の目安は?
- ブルーベリージャムが固まらない原因は?
- 冷凍のブルーベリーを使うと固まりにくいの?
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目次
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ブルーベリージャムの基本レシピ
それではまず、ブルーベリージャムの材料や作り方についてご紹介させていただきます。ブルーベリージャムをお家で作ってみたいという方は、ぜひ読んで参考にしてみてください。
材料
ブルーベリー・・・300グラム
グラニュー糖・・・120グラム
レモン汁・・・大さじ1程度
道具
お鍋・木べら・はかり・ジャムを詰めるようの瓶
作り方
- ブルーベリーを洗って枝や軸などを取り除いて水気を切っておきます。
- お鍋にブルーベリーを入れて加熱し、レモン汁を入れます。
- 加熱中は焦げないように静かに木べらでかき混ぜておきます。数分加熱すると汁が出てきてソース状になります。
- 暫く煮るとアクが出てくるのですくいとり、さらに5〜6分ほど煮詰めます。
- グラニュー糖を2〜3回に分けて入れて煮詰め、アクが出たらすくい、焦がさないように木べらで絶えずかき混ぜます。
- 少し水分が減ってきてとろみがついたら火から下ろします。
- 煮沸消毒した瓶に、ブルーベリージャムがまだ熱いうちに詰めて蓋をし、逆さにして冷まして完成です。
煮詰める時間は?
ブルーベリージャムを作る際に、1番頭を悩ませるのが「ブルーベリージャムを煮詰める時間」ではないかと思います。最初は弱火で焦がさないように混ぜながら火にかけ、ブルーベリーから水分が出てきたら中火にして大体10〜15分煮詰めましょう。
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ジャムが固まらない原因と対処法は?
ブルーベリージャムの作り方についてよくわかりましたね!では一体、なぜブルーベリージャムがうまく固まらないことがあるのでしょうか?ここからは、「ブルーベリージャムが固まらない原因」を記載させていただきますので、よろしければ読んで参考にしてみてください。
砂糖が少ない
ジャムを作る時には必ずと言っていいほどお砂糖とレモン汁を加えるかと思います。それはなぜかというと、ジャムを作る際にお砂糖と酸味が少ないとジャムが固まりにくくなってしまうからなのです。ジャムが固まるための条件には、
- 1パーセント以上のペクチン
- 60〜65パーセント程度の糖分
- ph2.9〜3.4程度の酸
酸味が足りない
先ほど、ジャムが固まるためにはphが2.9〜3.4程度必要であると申し上げましたが、酸味の元となるphはブルーベリーの持つphだけでは足りません。そのためレモン汁でphを補う必要があります。ブルーベリージャムがなかなか固まらないという場合には、このレモン汁が足りないという可能性があります。
冷凍ブルーベリーを使った
ブルーベリージャムが固まらない原因としてもう一つ考えられるのが、「冷凍ブルーベリーを使った」ということです。冷凍ブルーベリーは、自然解凍するとペクチンが壊れてしまうため固まりづらくなってしまう可能性があるのです。そのためブルーベリージャムを作る際に冷凍ブルーベリーを使う場合には、冷凍のまま加熱して使うようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?ブルーベリージャムはお家でも作ることができて、一度作っておけば忙しい朝などにとても便利です。しかしブルーベリージャムは簡単そうに見えて、実はなかなか固まらなかったりと失敗してしまうこともあります。ですがブルーベリージャムが固まらない場合には必ず何か原因があるのです。この記事を読んで少しでもブルーベリージャムに興味を持った方は、この機会にぜひお家でブルーベリージャムを作ってみてはいかがでしょうか。
この記事をまとめると
- ブルーベリージャムを煮詰める時間の目安は、最初は弱火で焦がさないように混ぜながら火にかけ、ブルーベリーから水分が出てきたら中火にして大体10〜15分ぐらいである。
- ジャムが固まるためには、1パーセント以上のペクチン・60〜65パーセント程度の糖分・ph2.9〜3.4程度の酸が必要であると言われている。そのため、砂糖が足りなかったりレモン汁が足りなかったりするとジャムが固まりにくくなってしまう。
- ブルーベリージャムが固まらない原因としてもう一つ考えられるのが「冷凍ブルーベリーを使った」ということである。冷凍ブルーベリーは自然解凍するとペクチンが壊れてしまうため固まりづらくなってしまう可能性があるため、ブルーベリージャムを作る際に冷凍ブルーベリーを使う場合には、冷凍のまま加熱して使うようにすると良い。