ブロッコリーの茎や花は食べられる?美味しい食べ方・健康効果抜群!

ブロッコリーはどこが茎でどこが花かわかりますか?カットされたものしかみたことない人は、どこから切ったらいいのかわからない人もいるでしょう。ブロッコリーは栄養豊富でクセもなく食べやすいので、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事では、ブロッコリーの茎や花は食べられるのか、ブロッコリーの美味しい食べ方をお伝えします。ぜひ最後までお読みください。

スポンサードリンク

ブロッコリーの茎・花ってどの部分?

ブロッコリーは独特の形をしていて、どこが茎でどこが花なのかわかりにくいですよね。上の写真の手で握っている部分が茎、上の部分が花の蕾になります。普段食べているのは、花の蕾を食べていることになります。

スポンサードリンク

ブロッコリーの茎や花は食べられる?

結論からいうと、ブロッコリーの花も茎も食べられます。普段よく目にするブロッコリーの緑のもさもさしているところは、蕾なのでしばらく置いておくとそこから黄色い花を咲かせるでしょう。

実は、この花も食べられます。花を食べるというと驚くかもしれませんが、菜の花や菊など食べられる花は案外あるのですよ。

花が咲いたあと

ブロッコリーの花が咲いたあとも食べられますが、苦味が強く味は落ちてしまいます。ブロッコリーを買ってきたら、なるべく早く湯がいて冷蔵庫や冷凍庫で保存するのをおすすめします。

スポンサードリンク

ブロッコリーの茎の栄養・効果

ブロッコリーの茎は食べる派ですか?捨てる派ですか?実は、茎には花にはない栄養素があるのです。どんな栄養素があるかお伝えしますね。

栄養素

まずは茹でたブロッコリーの栄養素です。(可食部100gあたり)

栄養素  
タンパク質

4.3g

食物繊維

4.4g

βカロテン

810ug

ビタミンK

160mg

葉酸

120mg

七訂日本食品標準成分表より参照

ブロッコリーは、野菜の中でもタンパク質が多く含まれています。妊娠中に欠かせない、葉酸も含まれているので妊娠中にも積極的に食べたい野菜ですね。また、ビタミンCの含有率はレモンの2倍となります。

ブロッコリーを100g食べると1日に必要なビタミンCを摂取できてしまうのです。レモンを100g食べるのは難しそうですが、ブロッコリーなら100g食べられそうですね。

ブロッコリーの茎には花の部分よりビタミンA、カロテン、ビタミンCが多く含まれています。ただ茎の部分は、外側は筋ばっていて硬いので切り落とし食べやすい大きさに切ってから茹でたり炒めたりしましょう。

効果効能

ブロッコリーを食べた時にえられる効果効能としては、下記のようなものがあります。

<抗酸化作用>ビタミンA、βカロテンが含まれるので血管の老化を防ぎ、皮膚や粘膜を若々しく保つ作用があります。

<しみ、そばかすなど肌への効果>ビタミンCがメラニンの精製を抑制し、しみそばかすをできにくくする作用があります。

<便秘への効果>食物繊維が豊富なので便秘がちな人は、お腹の調子を整える働きがあります。

<疲労回復、風邪予防>ブロッコリーには、レモンの2倍のビタミンCが含まれています。ビタミンCには、疲労回復や免疫力をあげ風邪予防の効果があるのです。

スポンサードリンク

ブロッコリーの茎の美味しい食べ方

栄養豊富なブロッコリーの茎の美味しい食べ方をご紹介します。

ザーサイ

<材料>ブロッコリーの茎 A(ごま油大1・ラー油小1・鶏ガラスープの素小1しょうゆ、ごま少々)

<作り方>

  1. ブロッコリーの茎は皮を厚く切り輪切りにする
  2. 耐熱皿に輪切りにしたブロッコリーを入れ、水をふりかけ4分ほど加熱する
  3. キッチンペーパーで水分をとる
  4. ボールにAの調味料を全て入れ、加熱したブロッコリーの茎を熱いうちに混ぜる

ポイント

  • レンジで加熱する時に、ブロッコリーの茎は、多少コリコリした食感を残した方がザーサイっぽくなります。

スープ

<材料>ブロッコリーの茎・卵・鶏ガラスープの素・しょうゆ・塩胡椒

<作り方>

  1. ブロッコリーの茎は皮を厚めにむき、あらみじん切りにする
  2. 鍋に湯をわかし、切ったブロッコリーの茎をいれる
  3. 2、3分沸騰させたらとき卵を入れる
  4. 卵が固まらないようにスープ全体をかき混ぜる
  5. 鶏ガラスープの素としょうゆ、塩胡椒で調味する。

ポイント

  • ブロッコリーの茎の栄養がスープに出るので、栄養を逃さず丸ごと食べられます。

ごま油・醤油炒め

<材料>ブロッコリーの茎・ベーコン・ごま油・しょうゆ

<作り方>

  1. ブロッコリーの茎は皮を厚く切り、短冊切りにする
  2. ベーコンも短冊切りにする
  3. フライパンにごま油をひき、ベーコンを焼く
  4. ブロッコリーの茎も入れてさらに焼く
  5. 仕上げにしょうゆで調味する

スポンサードリンク

まとめ

ここまで、ブロッコリーの茎や花は食べられるかについて書いてきました。

この記事をまとめると

  • ブロッコリーの茎、花は食べられる。しかも、茎は花よりもビタミンA・ビタミンC・カロテンが多く含まれている。
  • ブロッコリーにはレモンよりもビタミンCが2倍も含まれており、100g食べると1日に必要なビタミンCを摂取することができる。

ブロッコリーはクセのない味で、嫌いな人があまりいない野菜です。くせがない上に栄養が豊富なので毎日の食卓にも取り入れたいですね。この記事を読んで、茎を捨てずに活用する方が増えると嬉しいです。

スポンサードリンク