ブロッコリーの下処理・洗い方|虫や汚れの落とし方・変色を防ぐコツとは

ブロッコリーは私たちにとって身近な野菜のひとつですよね。スーパーでは主に1株ずつ販売されていますが、家でいざ調理するときに、

  • ブロッコリーってどう下処理をしたら良いの?
  • ブロッコリーの洗い方は?
  • 虫や汚れは大丈夫?

このような疑問が浮かんできますよね。この記事では、ブロッコリーの安全な下処置方法、洗い方、虫や汚れの落とし方から変色を防ぐ調理方法までまとめて解説していきます!

この記事を読んでわかることはこちらです。

  • ブロッコリーの下処理方法
  • ブロッコリーの正しい洗い方
  • 虫や汚れの落とし方
  • 万が一虫を食べてしまったら?
  • 変色を防いで調理する方法

ブロッコリーの下処理

まずは、ブロッコリーを調理する前にまずはやっておくべき「下処理」を詳しくご紹介します!

ブロッコリーには寄生虫や汚れが!

ブロッコリーはなぜ「下処理」が重要なのでしょうか?それは、生のブロッコリーには以下のものがついていると考えられるからです。

  • 虫がついている
  • 農薬がついている
  • 農薬が入った土がついてい

虫は「アブラムシ」や「アオムシ」がついていることがあります。また、ブロッコリーを含むアブラナ科の植物は虫がつきやすいため「農薬」を散布して育てている場合があります。残留農薬を洗い流す意味でも調理する前にしっかりと「下処理」を施すことが大切なのです。

虫がいるのは農薬をあまり使っていない証拠
虫が野菜についているとがっかりするものですが、考え方を変えると農薬を使っていない/少ない証拠です。虫がついていたら、このように前向きに捉えることもできます。

しっかり洗うことが大事

ブロッコリーの「下処理」で一番大切なのは、「水でしっかり洗うこと」です。

ブロッコリーの洗い方

ブロッコリーは複雑な形をしており、さらにつぼみの部分は水を弾いてしまうので洗い方にも一工夫が必要になります。

水に浸け置きして振り洗い

ブロッコリーをしっかり水で洗うためにはこのように行うのがおすすめです。

  1. ボウルなど大きめの容器に水をはります
  2. その中にブロッコリーをつぼみを下にして入れて浸け込みます
  3. そのまま20分程度置いておきます
  4. 20分経ったら、茎を手に持ち、ブロッコリーを水の中で円を描くようにぐるぐると回して振り洗いします

このように、ブロッコリーを水にしっかり浸け込み、水の中で振り洗いすることで複雑な形状のブロッコリーの中に水が入り込み隅々まで洗うことができます。虫がいる場合は水に虫が浮いてきます。 虫の死骸がブロッコリーの中に残ってしまわないように水の中でしっかりと降るのがポイントです。 

ボウルや大きな容器がない場合は?
ブロッコリーを浸けておく容器がない場合ばポリ袋を使う手もあります。ポリ袋にブロッコリーを入れ、ブロッコリーがかぶるくらいの水を注いで口を縛り、20分放置します。最後に袋ごと振ってよく洗えば完成です。

スポンサードリンク

50度のお湯で洗う

50度のお湯でブロッコリーを洗うと、水よりも汚れや虫が取れやすくなるほか、色が鮮やかになる効果もあります。

  1. ボウルなど大きめの容器に50度のお湯をはります
  2. ブロッコリーのつぼみを下にしてお湯に浸します
  3. そのまま2〜3分置いておきます
  4. お湯の中で良く振り洗いをします
  5. 最後に水で洗ったら完成です

湯通しする

水やお湯で浸けおき洗いする時間がない場合は湯通しが効果的です。ただ、湯通し時間が長すぎると栄養が流れ出てしまうので注意しましょう。

  1. 鍋に水を沸かします
  2. 火を止め、ブロッコリーを入れて30秒待ちます
  3. ブロッコリーを湯の中で軽く振り、ザルにあけたら完成です

万が一、虫を食べてしまったら?

ブロッコリーは複雑な形をしているので「隅々まで見きれない!」「洗いきれずに虫が残ってしまったら?」と、不安になりますよね。もし虫を食べてしまったら体に害はあるのでしょうか?

人体に害はないので大丈夫

結論から言うと、万が一取りきれなかった虫を食べてしまっても人体に害はありません。なぜかと言うと、ブロッコリーにつく虫や虫の卵のほとんどに毒性がないからです。もし虫が残っていて食べてしまっても人体に影響はないので安心してください。とはいえ、できれば食べたくないものですので前述の「下処理」を実行してしっかりと取り除いてくださいね。

スポンサードリンク

ブロッコリーの茹で方

ブロッコリーを「下処理」できたら茹でてみましょう。この項ではブロッコリーを茹でる時のコツをご紹介します。

塩ゆで

ブロッコリーを茹でるときは「塩ゆで」が基本です。お鍋いっぱいの水と「塩」を用意しておきましょう。

茹で時間は何分?

ブロッコリーの茹で時間は大きさにもよりますが、

  • 小さめの小房で2分
  • 大きめの小房で3分

を目安にしましょう。

スポンサードリンク

変色防止のコツ

ブロッコリーを茹でると色が悪くなってしまうことがありますよね。変色を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?

塩の量

ブロッコリーの変色を防いで茹でるには「塩の量」がコツになります。ブロッコリーを茹でるときは、鍋にたっぷりの湯を沸かし、少し多く感じるかもしれませんが「大さじ1杯」ほどの塩を入れて茹でましょう。

茹ですぎない

ブロッコリーを茹でるときは「茹ですぎない」のもポイントです。茹ですぎると「変色」の原因になりますし、水溶性の栄養素も溶け出てしまうので小房に分けたブロッコリーであれば2〜3分程度の茹で時間で良いということを覚えておきましょう。

まとめ

この記事では、ブロッコリーの安全な下処置方法、洗い方、虫や汚れの落とし方から変色を防ぐ調理方法までまとめて解説してきました。安全な下処理をするにはこのようなポイントがあることがわかりましたね。

  • ブロッコリーを水の中に浸け込む
  • 水の中で振り洗いし、虫や汚れを振り落とす

人体に害はないとはいえ、虫がついているブロッコリーを食べたくはないですよね。しっかりと下処理をしてブロッコリーを安全に食べましょう!

スポンサードリンク