寒い時期になると、シチューやお鍋が恋しくなってきますよね。そんな洋風のホットメニューにおすすめなのがブロッコリーです。
鮮やかな緑色をしていることからも、お料理の彩としてもとても良いですよね。ほんのりと甘味もあることからも、大人から子供まで好きな方も多いのではないでしょうか。
そんなブロッコリーですが、緑ではなく紫色になっているものをたまに見かけます。いったいどうしてなのか、食べても大丈夫なのか、気になりますよね。そこで今回は、
- ブロッコリーが紫色に変色する?
- 変色したブロッコリーは食べても大丈夫?
- 黒い色に変色した場合は?
これらのテーマで紹介していきます。普段は緑色ですから、紫のブロッコリーなんてなかなか選びにくいですよね。ヒミツを探っていきましょう!
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目次
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ブロッコリーが紫色に変色する?
緑のブロッコリーが紫色になるなんて、中々信じられませんよね。毒があるのではないかと心配してしまいます。一体どういうことなのか紹介していきます。
どこが紫に変色する?
変色するのは主に「花芽」と呼ばれる、ブロッコリーのふさふさとしている部分です。ブロッコリーの先端部分のツブツブとした物、あれはブロッコリーのつぼみだったんですね。
ですので常温で保管していたり、収穫してから時間が経つと黄色い花が咲いてきますよ。ちなみに紫色になるのは花芽部分だけでなく、茎の部分にも見られますよ。
原因は?
原因は、ブロッコリーが寒さに耐える為に「アントシアニン」多くため込もうとするからです。
ブロッコリーの旬は11月~3月頃の冬場が旬ですので、その時期に収穫されるブロッコリーにだけ見られる減少です。
品種によって違う?
実は元々紫色をしたブロッコリーもあります。紫ブロッコリーや紫茎ブロッコリーなどと呼ばれる品種もあるようですよ。
しかし元々紫色になるブロッコリーの場合は、色合いがかなり鮮やかです。それに比べて通常のブロッコリーが紫色に変化したものは、どちらかというと深い紫色で黒に近い色合いです。見分ける際は参考にしてみてくださいね。
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変色したブロッコリーは食べても大丈夫?
それでは紫のブロッコリーは食べても大丈夫なのでしょうか?体に悪い成分が増えてしまって、変色してしまったのではないかと不安ですよね。詳しく見ていきましょう。
食べられる?
実は紫色に変色してしまったブロッコリーはとても美味しいんです。むしろ紫色のブロッコリーを積極的に選んでください!
というのも、先ほど寒さに耐える為にアントシアニンを蓄えると紹介しましたが、同時にその他の多くの栄養価も多く蓄えてくれます。そのおかげで、普通の緑色のブロッコリーよりも甘味が強くとても美味しいです。
アントシアニンはもちろん健康な体作りにも必要ですから、紫色のブロッコリーを食べれば健康にもとても良いということですね。
味に変化はある?
紫色のブロッコリーは、緑色のブロッコリーと比較して糖度が高いです。先ほども紹介してきましたが、寒さに耐える為に栄養価を多く蓄えるため甘くなります。
ブロッコリーに限らず、トマトや人参、キャベツなども寒さにさらすことで糖度が高まってとても甘くなります。甘味を増させる為に、雪の下で栽培する方法もありますよ。
栄養価は変わる?
紫色になったブロッコリーは、栄養価が凝縮しているおかげで、緑色の通常の物よりも栄養価が豊富です。スーパーなどで購入する場合は、紫色の物を選ぶようにしましょう。
黄色や茶色に変色しているものは、単純に鮮度が劣化していますから選ばないようにしましょうね。
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黒い色に変色した場合は?
紫色のブロッコリーはむしろおススメ、ということがわかりました。しかしたまに、紫を通り越して黒色に見えるものもありますよね。このような色の場合は食べることはできるのでしょうか?
腐ってる?
黒色に見えるブロッコリーは、実は腐っているものと腐っていない物両方見受けられます。正常な黒色については以下になります。
- 茎や花芽部分にぽつぽつとした小さな黒い斑点
- 花芽部分がどす黒いような色をしている
- 大きな黒い斑点でくぼんでいる
- よく見るとポヤポヤと胞子のようなものが見られる
原因は?
食べられる黒色についてですが、原因はポリフェノールの変化によるものです。アントシアニンという成分が、寒さなどの影響で濃く出ることで、紫を通り越してどす黒く見えることも良くあります。
またぽつぽつとした小さな黒い斑点、見る人によってはアブラムシのようにも見えますが、これもポリフェノールが原因による変色です。植物の病気が原因で黒い斑点が出ることもありますよ。
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食べられる?
小さな黒い斑点は基本的には食べることができますよ。しかし先ほども紹介した、大きな斑点が広がっていたり、黒くとろけている場合は鮮度劣化により腐敗が進んでいますから食べることはできません。
まとめ
今回は紫色のブロッコリーは食べられるのか、について紹介してきました。
この記事をまとめると
- 紫色のブロッコリーはポリフェノールが増えたもの
- 栄養価が凝縮しているので見つけたらむしろ積極的に買う
- 黒い小さな斑点も基本的には食べられる
紫色というとなんだか買うのをためらってしまいますが、むしろ積極的に買ったほうが良かったのですね。みなさんも是非参考にしてみてくださいね。
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