ブリーチーズはまずい?美味しい?クリーミーで濃厚!おすすめレシピも

「ブリーチーズ」ってどんなチーズかご存じですか?フランス・ブリー地方で生まれたこのチーズは、見た目はカマンベールチーズに似ていますが、よりマイルドな味わいで食べやすいのが特徴です。クセがなく、日本人の嗜好にも合うブリーチーズは人気のナチュラルチーズです。今回は、

  • ブリーチーズってどんなチーズ?
  • ブリーチーズはまずい?
  • ブリーチーズのおすすめレシピ
といったテーマでご紹介します。

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ブリーチーズってどんなチーズ?

憧れの「ブリー三兄弟」!1000年以上歴史ある人気のブリーチーズとは? | 家ワイン

ブリーチーズとは

ブリーチーズとは、フランス・パリ郊外の東部にあるブリー地方で1000年以上前から造られている白カビチーズのことです。ブリー地方のほとんどの町や村では、様々な大きさのブリーチーズを造っています。

日本では白カビチーズと言えばカマンベールを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、ブリーチーズの方が歴史は古く、ブリーチーズの製法がノルマンディー地方のカマンベール村に伝わってカマンベールが造られたとも言われています。

MEMO
ブリーチーズは、マリー・アントワネットも食べていたとか。時空を超えて同じものを食べているなんて不思議な気分ですね。

作り方

種チーズに使うブリーチーズからヨーグルトを作り、水切りして固め、白カビを貼り付けて寝かせます。具体的には、

  1. ブリーチーズを5mm角に切る。
  2. 鍋に牛乳と1を入れて火にかけ35~40℃ぐらいまで温める。
  3. 火から下ろし、保存容器にあけてふたをし、電気アンカや使い捨てカイロを容器の下に敷いてタオルなどで包み保温する。気温が高くなったら保温せず常温でもOK。
  4. 8時間程度経つと固まってヨーグルトができる。これをさらしを敷いたザルにあけ、半日ぐらいそのままにして水を切る。
  5. 十分水が切れたら塩を入れて混ぜて型に入れ、さらしをねじって水気を出すようにして冷蔵庫で1日固め、固まったら型から出して保存容器に入れる。
  6. 種にしたブリーチーズの残りの白カビの部分をこそげ取り、5に貼り付け、フタをして2~3週間冷蔵庫で熟成させる。
  7. 時々様子を見て、白カビがモフモフに成長したら出来上がり。

食べ方

クセが少なく、クリーミーなブリーチーズは料理にも活用しやすいのがうれしいポイントです。まずはお好みのワインと合わせてそのまま食べてみることをおすすめします。他には、濃厚なチーズソースを作ってパスタにしたり、はちみつやジャムを添えてバゲットと一緒に食べるのも美味しいです。

また、焼いて食べることもブリーチーズの美味しい食べ方の1つ。ブリーチーズは加熱することで、特徴的な香りがマイルドになり、ブリーチーズの香りが苦手な方は食べやすくなります。トーストやグラタンなどにして食べるとより一層まろやかな味になります。

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ブリーチーズはまずい?

クリーミーで濃厚な味わい

ブリーチーズの味は、青カビタイプのように匂いは強くなく、クセがあまりないチーズになります。チーズ自体はもちもちしていて濃厚でクリーミーなので、舌触りもとっても良いチーズです。噛むと弾力があり、トロトロした食感がとても美味しい味わいになっています。

チーズでできたお菓子とも言われている

「チーズでできたお菓子」とも称されるブリーチーズは、クセだけでなく塩分も少ないので、バゲットやクラッカーなどやさしい味わいのものと一緒に食べるのがおすすめです。

カロリーや栄養成分

ブリーチーズ100gあたりのカロリーは357kcalと、カマンベールチーズよりはわずかに高く、クリームチーズよりはやや低めです。タンパク質は14.29gとチーズの中では低め、脂質は32.14gと平均的な値となっています。

ブリーチーズの主成分はタンパク質になりますが、カルシウムやリン、鉄、ナトリウムなどのミネラルを多く含み、その他にビタミンも豊富に含んでいます。

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ブリーチーズのおすすめレシピ

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そのまま食べる

食べやすいように薄くスライスするだけでも十分においしいブリーチーズ。クラッカーなどにのせて食べるのもおすすめです。一口食べるとコクのあるクリーミーな味わいに「これがチーズ?」と疑いたくなるかもしれません。でも口の中で味わううちに、徐々にチーズの風味と塩味を感じられるはず。

コクがあるのでクラッカーはハードな物と相性が良く、イチオシはグラハムクラッカーです。

スイーツに

スイーツ感覚で食べたいなら、はちみつをかけて楽しむのもおすすめ。クリーミーなブリーチーズは甘みのあるはちみつやフルーツとの相性もよく、合わせることでそれぞれの素材の美味しさが引き立ちます

おかずに

じゃがいもとトマトをトースターで焼いたブリーチーズとポテトとトマトのグリルは、ブリーチーズのコクととろける食感を楽しめる1品です。シンプルな味付けでペッパーの辛さがアクセントになり、お酒のおつまみにもなります。

まとめ

いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ブリーチーズとは、パリ郊外の東部にあるブリー地方で1000年以上前から造られている白カビチーズのこと
  • ブリーチーズは匂いは強くなくクセがあまりない、もちもちしていて濃厚でクリーミーなチーズ
  • ブリーチーズは薄くスライスしてクラッカーにのせて食べたり甘みのあるはちみつやフルーツとの相性もいい

コクがあってクリーミーなブリーチーズ。そのままスライスしておやつにしたり、トーストにのせてみたりといろいろな食べ方で楽しめます。料理にも使えるマルチな存在のブリーチーズ、是非味わってみてください。

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