天然のぶりは臭い?気になる?臭み取りは?すぐできる?バサバサ?まずい?

スーパーの鮮魚コーナーなどでよく目にするぶりは、魚の中でもマグロやタラなど同様人気が高い種類の魚といえます。出世魚などと呼ばれ、成長とともに名称が変わることでも知られています。

今回は、天然ぶりと養殖ブリの違いについて紹介していきます。天然と養殖ではどのような違いがあるのでしょうか?味や価格の違いや、お勧めの調理方法などについて紹介していきます。今回紹介するテーマは、

  • 天然ぶりと養殖の違い
  • ぶりの臭いの原因・臭み取り方法
  • 美味しいぶりの食べ方

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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天然ぶりと養殖の違い

天然ぶりと養殖ぶりにはどのような違いがあるのでしょうか?価格や味の違いなどについて紹介していきます。

ぶりの特徴

ぶりは近年様々な養殖方法が確立されており、「カボスぶり」や「平戸なつ香ブリ」など、餌によって色々な種類のぶりが販売されています。フルーティーな風味を味わえたり、柑橘類の風味が味わえるなど、消費者を楽しませてくれます。

一方の天然ぶりは、「佐渡島ぶり」や「ひみ寒ぶり」など、天然ぶりならではのブランドぶりも販売されています。どちらも脂がのっており、特に冬場にかけて人気の高い魚です。

価格の違い

天然と養殖のぶりは価格もそれぞれ違いますが、ブランドかどうかにより価格は上下します。一般的には「ブランド天然>ブランド養殖>無名天然」の順で価格が高いです。天然ぶりでも、ブランドがついた天然ぶりは高級です。

臭いの違い

養殖と天然でにおいの違いもあります。一般的には養殖ブリのほうが臭みが少なく、天然ぶりは血なまぐささを感じるといわれていますが、一概にどちらが優れているとは言えません。鮮度の良さや食べる餌によって変わってきます。

味・食感

天然ぶりは身が締まっておりさっぱりとした味わいで、ぶりにしてはたんぱくな味わいといえるでしょう。一方の養殖は、いけすの中でのびのび育つため、脂がたっぷっりと乗っておりジューシーです。

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ぶりの臭いの原因・臭み取り方法

魚の臭みが気になった場合は下処理が必要ですが、どのように行えばよいのでしょうか?ぶりの下処理について紹介していきます。

原因はトリメチルアミン

ぶりの臭みの原因は、「トリメチルアミン」と呼ばれる成分が原因です。この成分は時間の経過とともに臭いが強くなり、強いアンモニア臭を放つようになります。

「悪臭防止法」の規制対象になるほど強い臭いを発することから、多くの方は強い臭みと感じる事でしょう。

天然のほうが臭い?

天然ぶりと養殖ブリを比較すると、天然ぶりのほうが生臭いと感じる方も多いでしょうが、実はどちらも鮮度管理や締め方によって変わってくるといわれています。そのため一概にどちらが生臭いとは言えません。

水洗い

ぶりの下処理の基本は、まずは両面に塩をふりかけ、10分程度そのままにします。すると表面に汚れや臭みの原因の成分が浮き上がってくるので、流水できれいに流します。その後キッチンペーパーなどでしっかり水気をふき取ります。

この流れが基本的なぶりの下処理の方法です。ぶりのみならず、ほかの魚の切り身でもこの方法が定番です。

酒と日本酒を使う

もう一つの方法はお酒につける方法です。お酒につけることで魚の臭みを取り除くことができます。そのまま日本酒や料理酒、白ワインなど、調理方法によってお酒の種類を変えてもよいでしょう。

まるごとのぶりの場合

ぶりを丸ごと一匹購入する場合もあるでしょう。その場合は、しっかりと血抜きを行いましょう。開いたらおなかをしっかりと洗うことも重要です。

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美味しいぶりの食べ方

ぶりをおいしく食べるためのお勧めのレシピを紹介していきます。

美味しいぶりの選び方

おいしいぶりを選び方は血合いを見ることです。血合いの色が鮮やかな赤色をしている切り身を選びましょう。鮮度が悪くなってくるとどす黒い赤になってきます。丸ごと購入する場合はエラをチェックし、同じく鮮やかな赤色をしているものを選びましょう。

刺し身に

ぶりのおいしい食べ方一つ目はお刺身です。鮮度が良い魚であれば一番はお刺身です。非加熱のため栄養素も逃さず摂取できます。

ぶり大根

二つ目の食べ方はぶり大根です。じっくりと煮込んだぶり大根は味が良く染みており、とにかくおいしいです。ぶりの旨味もしっかり染みており、お酒との相性も抜群に良いですよ♪

てりやきに

3つ目の食べ方はぶりの照り焼きです。脂ののったぶりは焼き調理とも相性が良く、しっとりジューシーな仕上がりになります。甘じょっぱい味付けがご飯との相性抜群です

保存方法

ぶりの切り身の保存方法は、購入後はそのまま冷蔵庫へしまってもよいですし、冷凍保存も可能です。時間がたつとドリップが出るので、ふき取ると臭みや鮮度劣化の防止につながります。

まとめ

今回は、天然ぶりと養殖ブリの違いや、おいしくぶりを食べる方法について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 天然ぶりと養殖ブリは価格や風味、肉質の違いなどがある。
  • 脂の乗りは養殖ブリのほうがよく、天然ぶりはさっぱりとした淡白な味わい。
  • ぶりはお刺身で生のまま食べることはもちろん、煮たり焼いたり、色々な調理方法で食べられる。

いかがでしたか?天然ぶりと養殖ブリの特徴や違いについて少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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