ごぼうを食べ過ぎるとどうなる?おならが出やすくなる!?糖質にも注意

食物繊維が豊富に含まれている「ごぼう」ですが、たくさん食べてしまった時、「なんだかおならの回数がいつもより多いな…」って感じたことはありませんか?トイレから出られないほどガスが溜まってしまう方もいるようです…。なぜおならが増えてしまうのでしょうか?!今回はそんなごぼうについて下記内容に沿ってご紹介していきます。

  • 食べすぎるとおならが溜まりやすくなる?
  • 腸内環境が悪化する?
  • 1日の摂取目安量
  • ごぼうの糖質量
  • ダイエットに良いのか?

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食べ過ぎで起こる不調

食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境を整えてくれるイメージがあるごぼうですが、食べすぎると逆効果となってしまう可能性があるので注意が必要です。

おならの回数が増える

さつまいもやごぼうを食べると「おなら」が多くなると言われています。その理由は「食物繊維を多量に含んだ食べ物は、難消化性糖質(消化されない糖質のこと)がたくさん含まれ、それを細菌がおならに変えてしまうんです。結果、おならの量が増えてしまうのです。

便秘になる

よく耳にする栄養素である「食物繊維」は2種類存在します。「不溶性」と「水溶性」です。食物繊維が豊富に含まれている食品では「穀類、いも類、野菜、くだもの、きのこ、大豆製品、海藻類」などが挙げられます。

なかでも「不溶性食物繊維」を多く含む食材は、大麦や玄米、さつま芋、ごぼう、にんじん、ほうれんそう、小松菜などがあります。元々便秘になりやすい方は「水溶性食物繊維」を多く含む食材を食べすぎないように注意しましょう!

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ごぼうで腸内環境が悪化するのはなぜ?

下痢・腹痛腸内環境が悪化する理由は、ストレスや不規則な食生活なども原因として挙げられますが、「便秘」であることもさらに腸内環境を悪化させる原因なのです。まさに悪循環ですね…。

ごぼうに含まれる食物繊維

  • 食物繊維量(100gあたり):6.1g
  • 水溶性食物繊維は2.7g
  • 不溶性食物繊維は3.4g

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ごぼうはどのくらい食べていい?

では、ごぼうの摂取量はどのくらいを目安にすればよいのでしょうか?

ごぼうの適切な摂取量

日本人の食事摂取基準(2015年版)では、食物繊維の目標量は、1日あたり男性20g以上、女性18g以上とされています。ごぼうが1本あたり300g程度のため、大体半分の量を1日の摂取目安にすると良いでしょう。何でも「食べすぎ」はよくありません。摂取目安を守って食事を楽しみたいですね。

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ごぼうの糖質にも注意!

糖質制限ダイエットをしている方には、注意してほしいのがごぼうに含まれる糖質量です。

ごぼうに含まれる糖質

  • ごぼう(100gあたり)の糖質は約9.7g

ごぼうは野菜ですが、実は糖質が高いんです。そのため、食べすぎてしまうとかえって太ってしまう可能性もあるので、食べる量には十分注意しましょう。

調理法で糖質が増える

ごぼう自体も糖質が高い食材ですが、調理方法によってはさらに糖質量が増えてしまうことがあります。例えば、「きんぴらごぼう」は甘い辛い味付けでとっても美味しい料理です。しかし、美味しいきんぴらは砂糖やみりんがたっぷり使用されています。

調味料の量によってはカロリーも糖質も高くなります。できれば薄味に調理することをおススメします。

ごぼうはダイエットには不向き?

ごぼうに含まれている糖質量は、一般的な野菜よりも高いので、ダイエットの食材としては不向きではあります。しかし、ごぼうは低GI値食品と言われており、食後の血糖値の上昇がゆるやかです。

太るメカニズムはGI値が高い食品を食べることによって発動します。高GI値食品を食べると血糖値が一気に急上昇します。血糖値を下げるために「インスリン」という成分が大量に分泌されるのですが、このインスリンが大量に分泌されることによって体脂肪が増えてしまいます。

ダイエットでは、このインスリンをいかに少量に抑えるかにかかっています。血糖値を大幅に上げすぎないようにするためには、摂取量や摂取タイミングをしっかりと見極ることが重要ですよ!

まとめ

この記事をまとめると

  • 消化されない糖質でおならが増える
  • 食べすぎで便秘になることもある
  • ごぼうは糖質が高いが低GI食品
  • 食べ方によってはダイエットに向いている食品

いかがだったでしょうか。腸内環境を整えてくれそうなごぼうですが、摂取をしすぎてしまうと「便秘」や、糖質の摂りすぎで「太ってしまう」可能性があります。とくにごぼうは味の濃い調理が多い食材なので、出来れば薄味で調理をおススメします。

野菜を食べている安心感はあると思いますが、ごぼうのように糖質が高い野菜もありますので、ダイエット中の方は食材の栄養素を確認しながら適切な食事をするようにしましょう!

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