ブドウ糖の効果時間はどれくらい?食べ過ぎると太る?糖尿病になる?効果効能とは

集中力を高めるにはブドウ糖が必須!ブドウ糖は糖分だから太るよ!ブドウ糖を取らないと勉強できない!このように様々な場所でブドウ糖という言葉を聞きますよね。ブドウ糖はなんとなく聞いたことはあるものの、詳しく知らないものの一つではないでしょうか。

今回の記事ではブドウ糖とは一体何なのか、ブドウ糖の働きや効果、1日どれくらいのブドウ糖を取り入れたらよいのかについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

ブドウ糖ってなに? 

正式には「グルコース」と呼ばれています。自然界に最も多く存在している糖で、果物などに多く含まれています。日本ではぶどうから発見されたため、ブドウ糖と呼ばれています。糖類の中でも代表的な単糖に種別されるもので、摂取すると代謝をすっとばしてすぐにエネルギーとして使える優れものです。

砂糖との違いとは?

ブドウ糖と砂糖は同じものと思われがちですが、実は全然違う性質を持っています。ブドウ糖は体の中に最も吸収されやすいとと言われており、全身に素早くエネルギーを届けることができます。

一方で砂糖はブドウ糖と同じようなエネルギーを届ける働きがありますが、ブドウ糖ほど早く届くわけではなく、ゆっくり分解されてエネルギーになっていきます。

スポンサードリンク

ブドウ糖の主な働きは脳の中

 私たちの体の中で一番エネルギーを使う臓器は、「脳」と言われています。日常の生活において脳のエネルギーに一番に使われるのはブドウ糖です。私たちの脳がうまく機能するためには1日に120gのブドウ糖が必要と言われています。これを時間に計算すると「1時間当たり約5gのブドウ糖」が脳の中で使われているということになりますね。

ブドウ糖は脳の他にも体中の組織で使用されていますので、一回の食事で得られるブドウ糖が持続するのは「4~5時間」と言われています。

スポンサードリンク

ブドウ糖の効果とは?

ブドウ糖は脳に直接働きかけることができる栄養素です。ブドウ糖が枯渇しているということは脳が空腹状態になっており、うまく活動することができないことを意味します。

ブドウ糖が不足するとどうなるの?

例えば集中力や記憶力、注意力、やる気、思考判断などは脳が司っているものですが、その脳が働くことができないとなると先ほど説明した能力が著しく低下するといわれています。

ブドウ糖が枯渇するとやる気がでなかったり、イライラしたり、集中力にかけるなど様々な影響が出てくると言われています。

スポンサードリンク

ブドウ糖はとりすぎてもダメ!

ダメ

ここまではブドウ糖は脳の大事なエネルギー源で、とらないとうまく脳を活動することができないのでとても大事だということを解説してきました。とても大切な栄養素ですが実はとりすぎも注意が必要なのです。

高血糖のリスクがある

ブドウ糖を摂取することによって小腸から吸収されて血液に入ります。そのため血液中に含まれるブドウ糖が増え血糖値が高くなるのですが、ブドウ糖を過剰に摂取してしまうとそのぶん血糖値がグンと上がってしまいます。

血糖値が高いと血管を傷つけてしまったり、血液をドロドロにする働きが強くなってしまい結果的に糖尿病や脳血管障害、肥満、腎臓障害などの生活習慣病を引き起こしてしまう可能性があります。

スポンサードリンク

効率よくブドウ糖を補う食べ物や飲み物とは?

ここまではブドウ糖が体に与える影響について解説してきました。ではここからは、ブドウ糖が不足しているときに手軽に補うことができる食べ物や飲み物はどのようなものがあるのかについて解説していきます。

ラムネ

ラムネはコンビニやスーパーなどどこにでも販売されているお菓子ですよね。一個あたりの量が少ないのもポイントです。大体一粒あたり約0.9gものブドウ糖が含まれているので、簡単にブドウ糖を摂取することができる素晴らしいお菓子です。勉強の合間などにも食べやすいところも良いですね!様々なフレーバーがあるのでお好きなラムネを一つに見つけておくのも良いでしょう。

ブドウ糖タブレット

最近ではブドウ糖をそのままタブレットにしたブドウ糖タブレットがいたるところで販売されています。大体一粒あたりブドウ糖を3gも摂取できるので、一粒でかなりの効果を得ることができます。勉強や会議、パソコンの作業、激しいスポーツや力仕事をする人の非常に心強い味方になってくれます。

ヤクルト

ジュースなどの清涼飲料水には甘味料として果糖ぶどう糖液糖が含まれています。この果糖ぶどう糖液糖のブドウ糖と同じ役割をしてくれるものなのですが、血糖値を急激に上げやすいというデメリットを持ちます。

一方でヤクルトに含まれている甘味料はブドウ糖果糖液糖です。これはブドウ糖の割合を増やした甘味料です。こちらの方が血糖値を急激に上げる心配がなく、ぶどう糖の量も多く含まれているのでブドウ糖の補給にはお勧めです。

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか?ブドウ糖は私たちが生きていくために絶対に必要なエネルギー源です。最近では糖質制限などのブームによって糖分を体になるべく入れないようにするダイエット法が流行っていますよね。そのダイエット法もとても効果があると思いますが、適度なブドウ糖は体に必ず必要なので、制限のしすぎや過剰摂取に注意して食品を選ぶようにしましょう。

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

スポンサードリンク