ブラウンソースが茶色くならない原因・対処法|ダマにならないコツ

デミグラスソースはよく聞くけど、ブラウンソースってデミグラスソースとは何が違うの?なんだか作るのは難しそう、どんなソースなのかもよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は

  • ブラウンソースとはどんなソース?
  • ブラウンソースが茶色くならない原因は?
  • ブラウンソースがダマにならない方法

について紹介していきます。

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ブラウンソースとはどんなソース?

特徴

ブラウンソースとはハンバーグやオムライスにかけるソースで、デミグラスソース・ブラウンシチューなどを作る時の元となる洋食料理で幅広く使われているソースです。

フランス料理などで使われることが多く、料理のベースになる大事なソースです。

洋風料理で大事な、ブイヨンやフォン・ド・ボーと言われる出汁も使っているので旨みがたっぷり。また、濃厚なソースがお肉とよくあいます。

どんな味?まずい?美味しい?

バターと小麦粉を炒めた時の香ばしい香りと旨みたっぷりの出汁が合わさった、濃厚な味のソースで、洋食料理ではポピュラーに使われています。

ブラウンソースを作る時に、強火にして焦がしてしまったり、かき混ぜが足りなくてダマになってしまった場合には、もちろん美味しくありません。

小麦粉にしっかり火が通ってなくて生の小麦粉になってしまったり、焦がした場合も美味しくはならずにまずいブラウンソースになります。

作り方

ブラウンソースの作り方は、バターと小麦粉を鍋でかき混ぜながらじっくり炒めてできたブラウンのルーをブイヨンまたはフォン・ド・ボーで伸ばします。

ブイヨンとフォン・ド・ボーはいわゆる和食における出汁になります。

ブイヨンは牛すね肉や鶏ガラに玉ねぎ・にんじん・セロリ・ねぎなどの香味野菜を煮込んで作ります。澄んだスープに野菜や肉の旨みがたっぷりでしみじみ美味しいスープです。

フォン・ド・ボーはブイヨンを煮込むときに牛すねを焼き付けて煮込み、トマトピューレなどを入れて仕上げ、香ばしさとトマトの酸味や甘味を感じます。

また、ブラウンソースは溶かしバターと小麦粉を炒めるという初めの工程が重要なポイントで弱火でじっくりと時間をかけて絶えずかき混ぜて、きれいな茶色にしてから、洋風の出汁で伸ばします。

食べ方・使い方

ブラウンソースはハンバーグやオムライスのソースとして使います。

また、トマトピューレを足してより濃厚なソースにしたものがデミグラスソースになります。デミグラスソースには牛肉をじっくり煮込んだブラウンシチューやロールキャベツ、煮込みハンバーグなどの煮込み料理に、またデミグラスソースもオムライスやハンバーグにかけて使うことができます。

もちろん日本で生まれたハヤシライスにも応用可能です。

ブラウンソースもデミグラスソースもどちらもお肉料理に合いますので、いろいろアレンジして洋風のお料理のレベルをアップさせてしまいましょう。

ブラウンソースが茶色くならない原因は?

加熱が足りない

ブラウンソースは溶かしバターに小麦粉を入れて炒めますが、ここでしっかりと茶色にしておかないと綺麗なブラウンにはなりません。

ですが、強火で炒めてしまうとダマになって焦げてしまいます。弱火でじっくりと焦らずに時間をかけて茶色くしていきましょう。

ここでの色がブラウンソースの色になるのでしっかりと炒めましょう。

加熱時間は?

およその加熱時間は10分から15分くらいです。結構長く感じますね。その間は絶えずかき混ぜ続けなければダマになり焦げてしまいます。

腕が痛くなってしまうかもしれませんが、頑張って下さい。

ブラウンソースがダマにならない方法

弱火でじっくり

ブラウンソースを作る時に、強火にしてしまうとダマになってしまいます。弱火で時間をかけてじっくりとルウを作りましょう。

その際には絶えずかき混ぜ続けて下さい。茶色くなり始めてから混ぜればいいやとサボってしまうと、焦げてしまいます。

鍋またはフライパンに入れて、まだ小麦粉の色が白い時からぐるぐると木べらで混ぜ続けてください。

ブラウンソースはとにかく、火を弱火にして、サボらずにじっくり絶えずかき混ぜ続けることが美味しく作るポイント。

難しい調理ではなく真面目に作るのがコツです。

ブラウンソースというと料理上級者で、プロでないと1から作るのは大変だと思ってしまいがちですが、手間さえかければ素人やおうちでも簡単に作ることができますよ。

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まとめ

「ブラウンソースとは?ブラウンソースの作り方」などについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • ブラウンソースはデミグラスソースの元になる洋風料理における大事なソース
  • ブラウンソースは溶かしバターで小麦粉をじっくり炒め、ブイヨンやフォン・ド・ボーで伸ばしたソース。
  • ブラウンソースを作るポイントは、とにかく弱火で絶え間なくかき混ぜる

ブラウンソースやデミグラスソースは缶詰などで手軽に使えるものを使う方が多いですね。実は工程自体は簡単だということがわかっていただけたでしょうか。

普段缶詰を使うことが多い方は、ぜひ一度はブラウンソース・デミグラスソースを手作りしてみてください。

バターと小麦粉という家に必ずストックしてあるもので作れるので、美味しい洋食料理のレパートリーが増えますね。

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