酸っぱいブルーベリーを甘くする方法は?原因・酸味控えめで甘くする肥料も解説

ブルーベリーは甘酸っぱい味が特徴ですが、たまに甘みが感じられないくらい酸っぱいものもありますよね。その場合は、なかなか生のまま食べるのは困難かもしれません。酸っぱいブルーベリーを甘くする方法がありますので、甘くないものに当たってしまった場合に、是非試してみて下さいね!今回は以下の内容に沿ってご紹介していきます。

  • ブルーベリーは甘くない?
  • 酸っぱいブルーベリーを甘くする方法
  • 甘くする栽培方法

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ブルーベリーが酸っぱい原因

酸っぱいブルーベリーになってしまうのはいくつか理由があります。

いっぺんに収穫できない為、酸味にバラつきがある

ブルーベリーは、ブドウの用に集合するように実がなっていく特徴がありますが、一個一個で成熟度が違います。ブドウは1房が全て同じ成熟度になるため、収穫の判断がしやすいのですが、ブルーベリーは1粒1粒収穫していくため、酸味がバラついてしまうのです。酸味が強いブルーベリーはまだ成熟していない未熟なものを収穫してしまった結果です。

収穫後に追熟しない

ブルーベリーは一度収穫してしまうと、メロンなどのように追熟しない果物です。収穫したときの甘さのままで変わりません。そのため、未熟な果実を収穫してしまった場合は、美味しく食べるために工夫が必要となります。

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酸味を抑えたブルーベリーの栽培方法

実は、ブルーベリーは初心者でも育てやすいため、農家以外でも家庭菜園で育てている人も非常に多い植物です。栽培への知識が少ないと、せっかく育てたブルーベリーが甘くない…。なんてことも多々あるでしょう。そんな方の力になるべく、酸味を抑えられる栽培方法について記述していきます。

ブルーベリーを甘く育てる方法

  • 肥料をしっかり与えることが大切
肥料をあげるタイミングは、3回です。肥料の種類として、冬場は「寒肥(かんぴ)肥料」、夏場は「ボカシ肥料」の使用をおススメします。肥料を土に混ぜ込むことで、通常より甘みが増すブルーベリーが育つといわれています。

水をたっぷりあげる・太陽の光が全体に当たるようにする

植物は、乾燥に弱いため夏場は「こんなに水あげていいの?」くらいまでたっぷりと与えることが大切です。乾燥すると、一気に葉が枯れてしまいますので、注意しましょう。

肥料焼けに注意

たくさん肥料をあげれば良いというわけではありません。弊害として土のなかの肥料濃度が高くなり、根の機能に支障をきたして、水を吸い上げることが出来なくなる可能性があり、場合によっては枯れてしまうなんてこともあり得ます。この現象を「肥料焼け」といいます。人間でいう栄養過多は身体に良くないという理屈と同じですよね。適切な量を適切なタイミングで与えることで甘くて美味しいブルーベリーが出来上がりますので、肥料を与える際は気を付ける必要があります。

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ブルーベリーの適切な摂取量

ブルーベリーは健康に良いとされる成分が多く含まれていますが、適切な量を守って摂取することが大切です。

一日あたり70~100gを目安に摂取する

ブルーベリーは果物の中でも栄養価が高く、一日あたり70~100g程度の摂取が推奨されています。これは、ジュースや加工品を含む場合でも同様です。

1回に食べる量は30~50g程度にする

ブルーベリーは糖分が多いため、1回に摂取する量は30~50g程度にすることが望ましいとされています。また、生のまま食べる場合は、よく噛んで食べることで、消化にも良い影響を与えます。

過剰摂取による副作用があるため、注意が必要

ブルーベリーにはアントシアニンが豊富に含まれていますが、過剰に摂取すると、下痢や吐き気などの副作用が出ることがあります。また、特定の病気やアレルギーを持っている人は、医師に相談してから摂取することが望ましいです。

適切な摂取量を守って、ブルーベリーの健康効果を最大限に発揮しましょう。

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ブルーベリーのデメリットは?たべ過ぎると?

ブルーベリーを食べ過ぎてしまった場合の副作用などはあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

食物繊維のとりすぎになる

ブルーベリーには食物繊維が多く含まれているため、食べ過ぎてしまうと便秘などをひどくしてしまう可能性も考えられます。ただ、普通に食べているくらいでは食べ過ぎにはなりませんので、それほど注意しなくても大丈夫でしょう。

ジャムの場合は糖質がきになる

ブルーベリーはジャムに加工されて販売されている事も多いですよね。ジャムの場合は砂糖がかなり使用されているので、多く食べ過ぎると糖質過多になります。

1度に食べ過ぎても効果はでない

ブルーベリーに限らず、野菜や果物は多く食べれば効果も大きくなるというわけではありません。決められた量を継続して食べていくことで最大限効果を発揮します。薬ではありませんので勘違いしないようにしましょう。

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プロ推奨!大量のブルーベリーを上手に使ったレシピ

レシピ自宅でブルーベリーを育てると思ったよりも大量に収穫ができます。食べきれないともったいないですし、収穫しないとどんどん熟してしまって食べごろを過ぎてしまうので、収穫せざるを得ない状況になってしまいます。たくさん収穫できるのは嬉しいですが、消費方法に少し困ってしまいますよね…。そんな方に大量に消費ができるレシピをお伝えします。

簡単ブルーベリージャム

  1. ストレート果汁のリンゴジュース1ℓを用意。150ccになるまで鍋で煮詰める 
  2. ブルーベリー1kgを投入(冷凍ブルーベリーでも可) 
  3. アクを取り除きながらとろみがつくまで中火で煮込む 
  4. レモン汁を入れ、味を整えて完成

ブルーベリーひんやりスムージー

冷凍ブルーベリーとバニラアイスクリーム、少量のヨーグルトを好みの量合わせ、ミキサーで混ぜて完成。とっても簡単で、アイスが入っているのでひんやりしたシェイクのような感じになります。朝食やデザートにもおススメです。

まとめ

この記事をまとめると

  • 収穫後は甘くならない
  • 甘くするためには肥料が重要
  • 調理で甘くする
  • 大量消費にはジャムがおススメ

いかがだったでしょうか。ブルーベリーは1房ではなく1粒で成熟していくのですね。そうなると収穫がとても難しいものだということがよく分かりますね。酸っぱいのがあっても仕方ないのかもしれません…。ブルーベリー農家の方は、甘くなるよう肥料を工夫したり、育てかたを工夫したりして、甘くて美味しいブルーベリーを育てることを試行錯誤されています。本当にありがたいですよね。自家栽培をしている方は、なかなかプロのように育てるのは難しいかもしれませんが、いつもの肥料の与えるタイミングや量を工夫してみると、酸っぱいブルーベリーの数を減らせるかもしれません。肥料を上げていない方は、肥料を上げて甘くなるのか試してみて下さいね!

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