ブルーチーズにカビが生える?青カビ以外のカビでも食べられる?

皆さんはブルーチーズを食べたことはありますか?ブルーチーズといえば、あまり良いイメージを持つことがない「カビ」を使って熟成させた独特のチーズのことをいいます。ただブルーチーズに使われる青カビは、食べても体に害をもたらさない種類のカビで、熟成させることによって旨味が増すとして知られています。

今回の記事ではブルーチーズとはどのようなチーズなのか、三大ブルーチーズとは、ブルーチーズの栄養、青カビ以外のカビが繁殖することはあるのか、その他のカビを食べてしまうと体に生じる影響について解説していきたいと思います。

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ブルーチーズとは?

ブルーチーズ“とは、牛乳または羊乳を原料として作られるチーズの一種で青カビによって熟成されます。使用される青カビはブルーチーズの種類によって異なり、クセのある味と香りが特徴的です。

青カビの歴史は古く、2000年前のローマ時代の書物にもブルーチーズの記載が残っています。ブルーチーズで一番有名なのは、イタリアの「ゴルゴンゾーラ」です。

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三大ブルーチーズ

一口にブルーチーズと言いましても実は様々な種類のチーズでブルーチーズが作られています。世界三大ブルーチーズと言われるものは、「ゴルゴンゾーラ」「ロックフォール」「スティルトン」の三つです。

それぞれにも特徴があり、ゴルゴンゾーラのブルーチーズは風味が柔らかく塩分が控えめであったり、 ロックフォールのチーズは刺激的な風味とクリーミーさ、スティルトンのチーズはかなり作るのが難しく高級品である特徴を持ちます。 

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ブルーチーズは栄養価が高い

チーズは言わずと知れた健康食品の一つですよね。骨を強くするカルシウム、ビタミンA、B2が豊富に含まれ、美肌効果も期待できる健康食品です。

  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • ビタミンA:ビタミンAは、抗酸化作用、皮膚や肌の粘膜を作る、人間の視覚情報の伝達に関わるビタミンです。体内にある活性酸素を協力に除去し、肌の生成にも関わるため美肌作用、体内へのウイルスや細菌の侵入を防ぎます。加えて、視覚情報に関わる神経伝達に不可欠なロドプシンの生成の主成分にもなっています。
  • ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。

効果・効能

チーズには色々な種類があるので、食べていて飽きないのも魅力ポイントです。チーズを食べることでこのような効果が期待できます。

効果効能

骨を丈夫にする

美肌効果

血液サラサラ効果

風邪予防

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青カビはOK、でもふわふわとした白カビは危険!

ブルーチーズはチーズに青カビをつけて熟成させた独特のチーズです。そんなブルーチーズですが、保存状態が悪いと青カビ以外にも白くてふわふわした白カビが生えることがあります。

元々カビが生えているんだから、白いカビが生えたって食べられるんじゃないの?と思う人もいるかもしれませんが、白カビは体に与える危険性が高いカビと言われていますので絶対に食べないようにしましょう。白くふわふわしたカビがごく少量であれば生えた部分だけを切り取って食べることは可能ですが、気になる方は食べずに処分した方が良いでしょう。

カビの危険性

白カビは発がん成分を持ったり、アレルギーの原因になるなど、様々な害を与えるカビとして有名です。

白カビ以外でもブルーチーズにつけるような食べられる青カビ以外は、気管支喘息やアレルギーの原因となったり、アレルギー性の気管支肺アスペルギルス症を引き起こしたり、マイコトキシンというカビ毒が肝臓癌や膵臓癌の原因になったりすることもありますので基本的には「カビは口にしてはいけない」と覚えておきましょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • ブルーチーズは2000年前のローマ時代に作られていたという歴史がある
  • 三大ブルーチーズはゴルゴンゾーラ、ロックフォール、スティルトン
  • カルシウムやビタミンを豊富に含む食材でもある
  • ブルーチーズに使われるカビは食べることのできる青カビだけ
  • その他のカビはアレルギーを引き起こしたり、がんの危険性を高めるといわれているので絶対に口にしないようにしよう 

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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