苦いアイスコーヒーを甘くする方法|苦味が少ない豆の品種は何?

苦いコーヒーが飲めないという方はいらっしゃいませんか?コーヒーの苦くて酸っぱい味が苦手だったり、後味が嫌だと感じる方も少なくない様です。

苦いアイスコーヒーを甘くしたら飲めるようになれるのではないでしょうか?甘くするにはどうしたらよいのでしょうか?

今回は

  • コーヒが苦いのはなぜ?
  • アイスコーヒーを甘くする方法
  • 苦味が少ないコーヒーの種類

これらのテーマでご紹介いたします。

スポンサードリンク

コーヒが苦いのはなぜ?

コーヒーとは
コーヒーは、コーヒー豆を乾燥させて焙煎したものを粉砕し、お湯で抽出した飲み物です。コーヒーはもともと果実で、さくらんぼに似ていることから「コーヒーチェリー」と呼ばれています。

このチェリーの中には種が2つ入っているのですが、この種を焙煎すると、よく見慣れているコーヒー豆になります。焙煎されたコーヒーからフルーツとはどう考えてても結びつきにくくびっくりですよね!

日本には江戸時代後期に長崎の出島に駐在していたオランダ人より伝来しました。

コーヒーの起源には諸説ありますが、西暦900年頃アラビア人の医師ラーゼスが患者に治療の為、コーヒーを飲またことが始まりのようです。

「消化、利尿効果あり」との臨床の記録が残っています。その後、中世後期にヨーロッパで広まり、現在世界中で飲まれるようになっています。

コーヒーが苦いのは何故でしょうか?コーヒーが苦いのには以下の2つの理由があります。

  1.  コーヒーの生豆に元々含まれている苦味 :カフェインやクロロゲン酸類がコーヒーの生豆に含まれる成分ですが、人が口にした際、味覚において苦さとして感じます。
  2.  焙煎しているから :焙煎を深くすればするほど、その成分が増えていくため、苦さも増していきます。焙煎度が深くなるにつれて、酸味が収まり苦味が強くなり、コーヒー本来の味を引き出します。焙煎士の方たちが、よりおいしい飲み方を考えて色々な焙煎を試してたどり着いた焦がし方が、浅煎、深煎などの焙煎方法です。

苦味成分

 カフェイン 

アルカロイドと呼ばれる天然由来の化学物質でコーヒーの苦味成分の一つです。コーヒー豆の持つ苦味の約1割は、カフェインからきていると言われています。

カフェイン量は焙煎具合にほとんど影響されません。

 クロロゲン酸 

生豆の状態でカフェインよりも多く含まれる成分ですが、焙煎時間に応じて減少します。アンチエイジング効果のあるポリフェノールの一種です。

ワインに含まれるポリフェノールと同じように渋みに近い苦味です。

スポンサードリンク

アイスコーヒーを甘くする方法

はちみつを入れる

アイスコーヒーにはちみつを入れると、アイスコーヒーの苦味がはちみつの甘さによって減少します。

甘い蜂蜜と、ビターなアイスコーヒーの味のコラボレーションは、意外性のある美味しさで飲んだらくせになるかもしれませんよ。

ガムシロップを入れる

やはりアイスコーヒーを甘くするにはガムシロップを入れるということが王道です。

ガムシロップは、冷たいものに溶けにくい性質である砂糖を液状にした商品で、ガムシロップは水とグラニュー糖とアラビアガムを混ぜたものになります。

ガムシロップは冷たいアイスコーヒーに溶けやすく、苦さを甘さによって軽減してくれます。

ミルクを入れてカフェラテにする

苦いコーヒーはミルクを加えることによって味がマイルドになります。なめらかな味わいになることで苦味が軽減されて飲みやすくなります。

アイスコーヒーに砂糖は向かない

砂糖は冷たいアイスコーヒーには溶けないので、アイスコーヒーには向きません。砂糖はあたたかいコーヒーに溶けるのでホットコーヒーに向いています。

スポンサードリンク

苦味が少ないコーヒーの種類

モカ

世界で最も古いコーヒー豆のブランドです。モカは甘味とコクがあり、フルーティーで爽やかな酸味な特徴があります。

コナ

コナコーヒーはハワイ島のコナ地区でのみ栽培されるとても希少性の高いコーヒーで、最高級コーヒーと言われるブルーマウンテンに次ぐ高価なコーヒーです。

ハワイでも栽培が難しくコーヒーノキ1本から収穫出来る実の数が少なく、コナ地区の農地面積も他国に比べると圧倒的に狭いのです。

ハワイ州が定めるコナコーヒーの品質基準も厳しいこともあり、 世界で流通するコーヒー総生産量のわずか0.1%以下ということから大変希少なコーヒー だということがわかりますね。

はっきりとした強い酸味と短い余韻が特徴的です。フルーツのようなみずみずしさと円熟した芳醇な甘くマイルドな味です。

淹れたてのコーヒーの香りをかいでみると、熟れたフルーツのような甘い香りが感じられます。クセがなく苦味もさほど強くはないですがコクが深めです。

キリマンジャロ

アフリカのタンザニアにある、キリマンジャロ地域で栽培されているコーヒーです。強い酸味と苦味がバランス良くコラボした調和のとれた味になっています。

コクもあり、ほのかな甘味もある上品な味わいです。

今はあまり名前は聞かれませんが、少し昭和時代ではキリマンジャロコーヒーは、おいしいコーヒーの代名詞ともいえ、喫茶店の店名にも使われるほどの人気もあったようです。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • コーヒが苦いのは、生豆に元々含まれている苦味や焙煎度が深くなるにつれて、酸味が収まり苦味が強くなっていることからです。
  • アイスコーヒーは、はちみつを入れたり、ガムシロップを入れたり、ミルクを入れたりすると甘くなります。
  • 苦味が少ないコーヒーの種類にはモカやコナやキリマンジャロなどがあります。

アイスコーヒーの苦味が苦手な方は、今回ご紹介した方法を是非ためしてみて下さいね。

スポンサードリンク