紅花を食べる方法！食用としての使い道は？薬膳レシピ・紅花ご飯も紹介！ |

あなたは「紅花」を実際に見たことがあるでしょうか？恐らく多くの方は「紅花油」という状態でしか見られたことがないはずです。そんな紅花は生薬として食べると様々ないい効果があることが分かっています。今回は、紅花の持つ効果について、以下のような事をご紹介していきます。

紅花とは一体どんな植物なのか？
紅花を食べた時の効果とは？
紅花を美味しく食べる方法とは？

こんな内容です。この記事をしっかりと読んで、紅花の魅力について徹底理解を深めていきましょう。

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1 紅花とは?
- 1.1 山形県の県花
- 1.2 紅花のの食用としての使い道
2 紅花のメリット・健康効果
3 紅花を使った薬膳レシピ
4 まとめ

紅花とは?

紅花とは、古代エジプトやインドなどで栽培されていた赤い花です。数千年前から「染料」として一般的に使われ、エジプトのミイラに巻かれた布は、紅花で染められたものでした。古代エジプトの人も、紅花が腐食を抑える効果があることを知っていたのです。

日本には、シルクロードを経由して伝わったと言われています。

山形県の県花

紅花は日本でも江戸時代から全国各地で栽培がおこなわれ、中でも山形県で栽培が盛んでした。山形県では今でも「最上紅花」という高級品種が有名で、県の花にも指定されるほど、定着しています。

紅花のの食用としての使い道

紅花を食物として取り入れようとすると、最も有名なのは「ベニバナ油」です。不飽和脂肪酸が入っているので、体にいい油になります。その他、紅花の茎や葉っぱの部分が茶葉になったり、紅花の花を乾燥させて、お酒に入れたり、お茶を入れたり出来ます。

基本は染料として使われていましたが、食用としても古くから愛されています。

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紅花のメリット・健康効果

では、紅花を食べるとどんなメリットがあるのでしょうか？紅花は「生薬」としても活用されていたため、様々なメリットが期待できます。

美白効果

紅花には豊富なビタミンEが含まれています。ビタミンEは抗酸化作用が高い物質なので、肌の細胞をいつまでも若々しく保ってくれる効果があります。女性などでアンチエイジングに興味がある方は、紅花を積極的に摂るといいでしょう。食物繊維も沢山入っているため、便秘の解消にも繋がります。

便秘が解消されることで、デトックスが進み、よりきれいな肌になる事も期待できます。

冷え解消

紅花には「血液を綺麗にする効果」があると言われています。そのため、血液がサラサラになり、血行が促進され、冷え性を改善してくれます。冷え性が改善されることで、より若々しくて元気な状態でいられるでしょう。

また、紅花に含まれる不飽和脂肪酸のお陰で悪玉コレステロールを抑えることが出来、高血圧や動脈硬化を防ぎやすくなります。紅花を摂取するだけで、かなり健康な体になれると思っておいていいでしょう。

生理痛などを解消

紅花を定期的に摂取すると、生理痛などを解消する効果も期待できます。紅花は血液を綺麗にし、体中の血流をよくしてくれます。そのため、生理痛を解消したり月経不順を解消する効果もあると言われているのです。体の血流が良くなると言う事は、免疫力も高まるので風邪などを引きにくくなるでしょう。

その他、紅花には炎症を抑える効果もあると言われていて、昔は紅花油を布などに塗り、その布を炎症している部位に貼り付け、けがの治療を行ったともされています。かなり色々ないい効果があるのが紅花の特徴なのです。

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紅花を使った薬膳レシピ

では、最後に紅花を使った薬膳レシピをご紹介していきます。

紅花茶

まずは紅花茶です。紅花茶は、市販の「紅花茶の茶葉」を使って作るのが簡単ですが、本物の乾燥した食用紅花があるのであれば、それを使ってもいいでしょう。紅花を急須に入れ、そこにお湯を注いで数分間蒸らすだけで、簡単に紅花の生薬成分が溶けだしたお茶を淹れることが出来ます。

紅花の炊き込みご飯

次に、紅花の炊き込みご飯です。こちらは、乾燥した食用紅花が必要です。ご飯に入れる前に、80℃くらいのお湯に15分程度漬けましょう。紅花には独特の香りがあるため、事前にお湯につけた方が臭みが取れて美味しくなるのです。15分程度漬けた紅花は、お湯から取り出し、流水をかけます。

その後水分をしっかり取り除き炊飯ジャーの中に入れます。コンソメなどで洋風に味付けすると、美味しく仕上がるでしょう。ベーコンなどを入れて、ピラフのようにしても美味しいです。