バッテラ昆布と白板昆布の違いはなに?食べることはできるの?

白板昆布とバッテラ昆布の違いをご存じでしょうか?バッテラとはサバの身と昆布を重ねた押しずしのこと。そのバッテラに使われている昆布と白板昆布の違いをご存じでない方も多いと思います。

今回はバッテラ昆布と白板昆布の違いや、食べることができるのか?という疑問についてお答えします。

  • 白板昆布とバッテラ昆布の違い
  • 白板昆布は食べられるの?
  • 白板昆布を代用することはできる?

最近では白板昆布(バッテラ昆布)は入手が困難になっている昆布です。この記事を読めば白板昆布がバッテラに使われる理由や、入手が困難となっている理由が分かりますよ。是非最後までお読みください。

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白板昆布とバッテラ昆布の違い

バッテラ昆布と白板昆布という食品がありますが、それぞれの違いをご説明します。

バッテラとは?

バッテラの発祥は大阪。

バッテラの特徴は酢飯の上に、鯖と昆布がのっていること。

名前の由来は寿司に使っているコノシロという魚が小舟に見えたことから、

ポルトガル語で小舟を意味する「バッテイラ」のちなんで名付けられたと言われている。

白板昆布とは

白板昆布とは昆布を特殊な刃物で削り、削ることができなくなるまで削り終えた時に残る昆布の中心部分のこと。白板昆布はとても薄く食べることができる昆布としても知られています。

呼び方が違うだけ

実はバッテラ昆布とは白板昆布のこと!バッテラに使われている昆布はほとんどが白板昆布であり、バッテラに使われている昆布なので「バッテラ昆布」と呼ぶことがあるそうです。

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白板昆布は食べられるの?

はてなどうなる

白板昆布は非常に薄く削られた昆布なので、食べることができますが実際バッテラを食べるときはどちらが正しいのかご説明します。

基本は食べない

バッテラにまかれている白板昆布は、食べないというのが基本です。バッテラになぜ昆布が乗っているかというと、サバに昆布のまろやかさを加えるため。またサバの上に昆布を乗せると、乾燥を防いでより美味しく食べることができるからだと言われています。

薄い昆布の場合は食べやすい

バッテラに乗っている白板昆布は基本的に非常に薄いので一緒に食べたり、外してから別々に食べたりしても良いとのこと。まれに厚みのある昆布が乗っていることもあり、その場合は食べにくいので外して食べないという意見もありますが、お好みで食べても食べなくても良いという意見が多くあります。

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白板昆布を代用することはできる?

白板昆布は最近では入手が困難な昆布と言われており、もしご自宅でバッテラを作りたい!と思った時高価なこともあってなかなか手が出しにくいのが現状です。そんな時は代用品を使うのがおすすめです!白板昆布がなぜ入手が困難なのか、また代用できるものについてご紹介します。

原料不足や職人不足で減ってきている

白板昆布が入手困難になっている理由は原材料である昆布が不足していることと、その昆布を削る職人が不足している点にあります。

海苔巻き用の昆布シートで代用

バッテラに昆布を乗せる理由は昆布の風味を加える、乾燥をふせぐなど。そのため完璧なバッテラ寿司にこだわらなければ海苔巻用の昆布シートで代用するのが良いでしょう。比較的安価で入手ができますよ。

とろろ昆布で代用

とろろ昆布でも同じように代用が可能です。とろろ昆布であればご家庭に常備しているという方もいるのではないでしょうか?とろろ昆布でも十分昆布の旨味があり、もちろん乾燥防ぐ役割も果たしてくれますよ。

まとめ

以上、バッテラ昆布と白板昆布の違いについてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • バッテラ昆布と白板昆布は呼び名が違うだけで同じもの
  • 白板昆布とは、昆布を削ることができなくなるまで薄く削ったものである
  • バッテラに昆布を乗せる理由は、昆布の旨味を加えるたり、乾燥を防いだりするため
  • 白板昆布は昆布がとれにくくなっていることや、昆布を削る職人がすくなっていることから入手困難になっている
  • 白板昆布は「海苔巻用の昆布シート」や「とろろ昆布」で代用することができる

白板昆布(バッテラ昆布)は最近では入手困難となっており、価格も高い昆布です。基本的にバッテラの白板昆布は外し、食べないものでしたが、もし白板昆布が出てきたら是非食べることをおすすめします。またご自宅でバッテラを作る際は、代用品でも作ることが可能なので、ぜひ試してみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。

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