バッテラは妊娠中に食べても大丈夫？妊娠超初期にお寿司はNG？ |

妊娠中は基本的に生の魚はNGとされていますが、バッテラはどうなんだろう？と気になる方も多いのではないでしょうか。

今回の記事の内容はこちらです。

バッテラは妊娠中に食べても大丈夫？
アニサキスとは
他に妊娠中に気を付けるべき食材は？

妊娠中は体の免疫力が低下しているので、食べるものには何かと気を付けないといけません。この記事を読んで妊娠中の食事の参考にしてください。

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1 バッテラは妊娠中に食べても大丈夫？
2 アニサキスとは？
3 他に妊娠中に気を付けるべき食材は？
4 まとめ

バッテラは妊娠中に食べても大丈夫？

結論から言うと、バッテラは妊娠中に食べてはいけません。その理由について詳しく説明します。

バッテラとは？

バッテラは酢飯の上に、サバと昆布がのっているお寿司の一種。

発祥は大阪。昔はコノシロが使われていた。

名前の由来は酢飯に乗っているコノシロが小舟に見えることから、ポルトガル語で小舟を意味する「バッテイラ」から付けられた。

元々はバッテラはコノシロという魚が使用されていた。

しかし最近では、コノシロが獲れにくくなり、安定して漁獲できるサバが代わりに使用されるようになった。

このように、バッテラは生のサバが使われているため妊娠中に食べるのは避けましょう。

妊娠中は避ける

バッテラの材料は生のサバです。そのため食中毒や、アニサキスの感染リスクがあります。食べたら確実に感染するわけではありませんが妊娠中は体の免疫力が低下し、細菌やウイルスに感染しやすいと言われているので、避けるべき食材です。

お寿司全般はNG?

先ほど説明したように、生の魚には食中毒菌やアニサキスなどが付着している可能性があります。そのためお寿司全般は食べないほうが安心です。

加熱すれば大丈夫？

サバにはタンパク質や、DHA、EPA、鉄分、ビタミンB2、B6、B12、ビタミンDなど妊娠中に積極的にとりたい栄養素が豊富に含まれています。ただし、気を付けたいのがヒスタミンです。生のサバを常温で放置したり状態が悪いと生成され、加熱しても死滅しないのが厄介なところ。購入したサバは早めに冷蔵庫にしまい、新鮮なうちに食べるようにしましょう。

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アニサキスとは？

アニサキスとは

アニサキスは寄生虫（線虫）の一種です。

その幼虫（アニサキス幼虫）は、長さ２～３cm、幅は0.5～１mmくらいで、白色の少し太い糸のように見えます。

アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。

アニサキス幼虫は、寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると内臓から筋肉に移動することが知られています。

(厚生労働省のページより抜粋)

アニサキスは70℃以上で加熱すると死滅するので、生魚は避けしっかり加熱すれば予防することができますよ。

感染の症状

アニサキスに感染してしまった場合、激しい腹痛、嘔吐、蕁麻疹などの症状が現れます。アニサキスは胃の中で死滅すれば症状は緩和しますが、激しい痛みを伴う場合は早めに病院に受診しましょう。

妊娠中に感染したら？

アニサキスによる胎児の影響はまだ解明されていません。ただしアニサキスに感染すると先ほど説明したように激しい腹痛、嘔吐などの症状が現れ、脱水症状を引き起こすため生の魚は食べないようにしましょう。

感染しない為には？

一番の予防策は、生魚を食べないことです。どうしても魚を食べたい場合は魚の中心までしっかり加熱してから食べるようにしましょう。

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他に妊娠中に気を付けるべき食材は？

生魚の他に妊娠中に食べてはいけない食材があります。詳しく説明するので、妊娠中の方は参考にしてください。

チーズ

チーズの中でも生モノであるナチュラルチーズは、妊娠中に控えるべき食材です。ナチュラルチーズにはリステリアという細菌が付着していることがあり、免疫力が低下してる妊婦の方は少量でも発症するリスクがあります。感染してしまった場合は流産、早産、死産の恐れがあるため、絶対に食べないようにしてください。ちなみにチーズの中でも加熱処理されているプロセスチーズは、食べても大丈夫です。