バターは体に悪い?マーガリンとも比較!トランス脂肪酸とは?

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現代の食生活において、外食やテイクアウトを利用するのが当たり前になっています。ということは、知らず知らずにトランス脂肪酸を多く体に取り入れているかもしれません。ところで、トランス脂肪酸とは一体何なのでしょうか?バターとマーガリンを比較すると体に悪いのはどちらでしょうか?今回は、

  •  バターは体に悪い
  • マーガリンは体に悪い?
  • バターとマーガリンはどちらが体に悪い?
というテーマでお送りします。

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バターは体に悪い?

動物性油脂のデメリット

バターの多くは牛乳由来の乳脂肪が主原料となっています。味も「植物性油」に比べると濃いため、コクが増して美味しくなります。しかし、動物性脂肪には、飽和脂肪酸が多く含まれています。飽和脂肪酸は常温では固体の脂なので、過剰接収すると動脈硬化のリスク因子となります。

トランス脂肪酸とは

バターには、トランス脂肪酸が含まれていますが、その量はバター100gあたり1.7g~2.2g程度です。

厚生労働省のサイトによると、「トランス脂肪酸は、脂質の構成成分である脂肪酸の一種。植物油などからマーガリンやショートニングなどを製造する際や植物油を高温にして脱臭する工程で生じる」と説明されています。分かりやすく言うと「危険な油」です。トランス脂肪酸は「食べるプラスチック」とも言われています。

WHO (世界保健機関)は、心血管系疾患リスクを低減するため、トランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の1%未満に抑えるよう提示しています。また、米国医師学会(AMA)によると、トランス脂肪酸を含む油を良質な油に変えるだけで、1年で3万〜10万人の死亡リスクを低下させるという報告もあります

一方、日本では、マーガリンやショートニングをはじめ、非常にたくさんの食品にトランス脂肪酸が使われています。以下、トランス脂肪酸が使われている代表的な食品です。

インスタント食品

レトルト食品

揚げ物

ケーキ

ドーナツ

お菓子

アイスクリーム

コーヒーフレッシュ

など。他にも普段私たちが口にする多くの食品に使われています。

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マーガリンは体に悪い?

植物性油脂のデメリット

植物油脂とは、文字通り、植物から採取した油脂の総称です。植物油脂の代表的な存在として「サラダ油」「パーム油」「菜種油」「コーン油」「米油」「ごま油」などがあります。植物油脂が体に悪いという主張のほとんどが「植物油を原料とする加工品」に言及しています。ここでの加工品はマーガリン、ショートニングなどが挙げられます。

マーガリンやショートニングなどの原料である植物油は、常温では液体状です。それを使いやすくするためには、固形にする必要があります。そこで、油に水素を添加することで物性を変え、固形化または半固形化させます。その過程で「トランス脂肪酸が発生します。

マーガリンをはじめ、これらの植物油脂に健康リスクがあると言われる原因は2つあります。それは、「トランス脂肪酸」と「遺伝子組み換え原料」です。トランス脂肪酸について、現在日本では特に規制がありません。しかし、海外ではすでに摂取量や濃度などの数値を定めて制限しています。

トランス脂肪酸のデメリット

トランス脂肪酸は、バターよりもマーガリンに多く含まれています。マーガリンに含まれているトランス脂肪酸の量は4~10gとなっています。

トランス脂肪酸には2つの型があります。「シス型」と「トランス型」です。シス型脂肪酸は天然に存在しているもので、トランス型脂肪酸は、工業的に生成された加工油脂に多く含まれます。トランス脂肪酸を摂ると以下のようなリスクがあります。

・HDL(善玉)コレステロールを減らす

・心臓病リスクを高める

・中性脂肪(トリグリセリド)値を上げる

その結果、ガン、認知症、アルツハイマー、不妊症、うつ病などが引き起こされるのではないかと言われています。トランス脂肪酸・飽和脂肪酸ともに必須の栄養素ではないため、摂取量はなるべく抑えたいものです。

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バターとマーガリンはどちらが体に悪い?

飽和脂肪酸が多いのは

飽和脂肪酸が多いのはバターです。飽和脂肪酸の多い食事は、インスリン抵抗性を生じさせ、糖尿病の罹患が増加すると指摘されています。しかし、一方で、日本人を対象にした調査では、飽和脂肪酸の摂取量が少ない人は脳出血罹患が多いことも示唆されています。ちなみに、大腸がんや膵臓がんの罹患との関連は認められていません。

コレステロールが多いのは?

カロリーやコレステロールが高いのは、バターです。その点で、体に悪いというイメージが強いかもしれませんが、バターは、自然界に存在する脂肪を使って作られています。ただし、過剰摂取は、血中のコレステロール値を上げ動脈硬化の原因となりますので、適量を心がけましょう。

バターとマーガリンはどちらが体に悪い?

トランス脂肪酸だけに注目すると「マーガリンは体に悪くてバターは良い」と受け取れますが、簡単に良し悪しを結論付けることはできません。なぜなら、バターに多く含まれている飽和脂肪酸を習慣的に摂取すると、血中LDLコレステロール値に与える影響は、飽和脂肪酸の方が大きいと考えられているからです。どちらも動脈硬化性疾患リスクを上げるものです。摂りすぎには気を付けましょう。

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まとめ

今回は、バターとマーガリンについて比較をしてみましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • マーガリンの不安要素は、「遺伝子組み換え」と「トランス脂肪酸」
  • トランス脂肪酸は、動脈硬化や心臓病などのリスクを高める
  • バターの不安要素は、「飽和脂肪酸」の習慣的な摂取による動脈硬化のリスク
  • 健康の面から言うと「どちらもなるべく控える」がおすすめ

人工由来のトランス脂肪酸を含むマーガリン、飽和脂肪酸が比較的多いバター。どちらも摂りすぎはデメリットしかありませんので気をつけましょう。

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