バジルが変色しない方法は?食べられる?保存方法・保存期間を解説

バジルとは、シソ科のハーブのことを言います。普段イタリアン料理やアジア料理のトッピングとして使われることが多いですよね。

そしてバジルは「ハーブの王様」という別名も併せ持っています。

そんなバジルですが、保存している最中に茶色っぽく変色してしまったり、腐ってしまい、捨てなければならないこともあります。

今回は変色や傷みを予防する保存方法についてまとめてみました。

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そこで今回は、

  • バジルは変色する?
  • バジルの保存方法・保存期間は?
  • バジルは腐るとどうなる?

これらのテーマについて紹介いたします。

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バジルは変色する?

バジルを始めとした葉物野菜は、収穫後時間が経つにつれて酸化が進み、茶色や黒っぽく変色していきます。

変色するのは傷んでいるサインなので、茶色や黒っぽく変色してしまったら、その部分は取り除いて、なるべく早く食べ切るようにしましょう。

茶色く変色

バジルが茶色又は黒く変色している場合は、傷みが進んでいる状態です。一度変色してしまうと、その部分から周りの劣化も進みやすくなるので注意が必要です。

バジルは寒さに弱いため、冷蔵保存をすると特に色が変わりやすくなります。

茶色く変色した状態のものは、風味が落ちて衛生的にも良くないので、取り除いて他の部分を食べるようにしましょう。

黒い斑点

バジルを冷蔵庫内で保存していると、小さな黒い斑点ができることがあります。この黒い斑点は「低温障害」という生理障害によるものです。

バジルは元々、熱帯アジアで作られているハーブなので、寒い環境よりも暖かい環境に適応したハーブです。

冷蔵庫内で保存する場合、常温の状態よりも早く葉が変色したり、黒い斑点ができる可能性があります。

食べる場合は、変色時と同様、黒い斑点ができている場所のみ取り除いてから食べるようにしましょう。

変色しても食べられる?

結論、変色していても食べること自体はできます。しかし先ほどもお話しした通り、変色していたり黒く斑点ができている場所は、傷んでいる証拠です。

風味が落ち味も美味しくなく、腐る寸前の状態なので極力食べるのは控えましょう。

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バジルの保存方法・保存期間は?

バジルはハーブの中でも寒さに弱く、傷みやすいというのが特徴です。

通常スーパー等では、生の状態でパックに入って販売されていますが、そのまま保存しても良いのでしょうか?冷蔵、冷凍、常温の保存方法ごとに解説していきます。

冷蔵

冷蔵保存をする場合は、タッパー等の密閉容器とキッチンペーパーを使用して保存します。保存方法は簡単。

水に濡らしたキッチンペーパーにバジルを包み、密閉容器に入れて冷蔵保存します。この時、既に傷んでいる部分は取り除いておきましょう。

購入時のプラスチックのケースごと冷蔵庫で保存してしまうと呼吸ができなくなってしまうため、必ず取り出してから保存するようにしてくださいね。

この方法で保存すれば、状態にもよりますが、1〜2週間ほど日持ちするでしょう。

室温

生のバジルは寒さに弱い特性があるため、通気性の良い涼しい場所であれば常温保存も可能です。

また乾燥バジルやオイルにつけた状態のものも、常温で長期間保存することができます。常温で保存する場合は、茎がついたまま、水を入れたカップ等に立てて置いておきましょう。

冷凍

実は、バジルは冷凍保存をすることも可能です。茎の部分を取り除き、洗って水気を切った状態の葉の部分のみをビニール袋に入れて、冷凍庫に移します。

ここでのポイントは、袋を結ぶ前に空気を入れて膨らますことです。封をしたらそのまま冷凍庫に入れて、3週間ほど保存ができます。

冷凍保存は常温、冷蔵保存よりも長期間保存することができますが、バジル独特の風味が落ちてしまうという欠点もあります。

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バジルは腐るとどうなる?

バジルを始めとしたハーブ類は、使いきれずに余ってしまうことも比較的多いのではないでしょうか?

日にちが経って腐ってしまうとどのような状態になるのか、見た目・味・匂いの項目でまとめてみました。

見た目

序盤でご説明した通り、葉が茶色く変色している場合は、傷みが進んでいる証拠です。

腐ってしまうと、その状態を経て全体的に茶色〜黒っぽく変色し、葉がぬるぬると崩れていきます。

腐った状態のバジルは、バジルの風味は残っておらず美味しくないでしょう。

見た目で腐っていると判断できるものは、お腹を崩す可能性もあるので、極力食べないようにしましょう。

匂い

バジルといえば、爽やかな香りを思い浮かべますよね。しかし腐った状態のバジルは、独特の匂いはほとんどせず、他の食品同様、鼻にツーンとくる腐敗臭がするでしょう。

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まとめ

「バジルが変色しない方法は?食べられる?保存方法・保存期間を解説」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • バジルは寒さに弱い特性があり、傷みやすい
  • バジルの保存法は、使用時期を考慮して、常温・冷蔵・冷凍から選ぶ
  • バジルの葉が茶色く変色、黒い斑点ができていたら傷んでいる証拠
  • バジルの葉が変色したら、その部分のみ取り除いて食べる
  • バジルは腐ると葉全体が変色し、水分が出てぬるぬるとする

鮮やかな緑色と、爽やかな香りが特徴的なバジルは、飾りだけでなくソースやトーストなどを作る際にも活躍するハーブです。

またバジルには、β-カロテンという抗菌・解毒作用や、高血圧予防・改善に効果を期待できる栄養素が含まれています。

1年中スーパーで購入することができるので、今回ご紹介した保存方法等を参考に、料理に華を添えてはいかがでしょうか?

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