イタリアン料理に欠かせない「バジル」ですが、体に良いハーブと認識されていますが、詳しい効果をご存じでしょうか?また基本的に健康に良い「バジル」ですが、人によっては食べるのを控えたほうが良い場合も!今回はハーブの王様とも呼ばれている「バジル」についてご紹介します!
この記事の目次はこちらです。
- バジルの効能や副作用は?
- バジルを控えたほうが良い場合
- お勧めの食べ合わせ
バジルは鮮やかな緑色をしていることから、料理のアクセントにも活用されます。スーパーで購入するより、ご自分で栽培しておけば安く済み、使いたいときに使えるので便利です。
是非最後までお読みください♪
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目次
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バジルの効能や副作用は?
バジルには体に嬉しい効果がたくさんあります!食べ過ぎによる副作用を心配される方もいるかと思いますが、基本的にありません。ご自宅で栽培しておき、様々な料理に活用するのがおすすめです!詳しい栄養素や効果についてご紹介します。
バジルの栄養素
バジル100gあたりの主な栄養素は以下の通りです。
- エネルギー:24kcal
- 水分:91.5g
- カリウム:420mg
- カルシウム:240mg
- 鉄:1.5mg
- マンガン:1.91mg
- ビタミンA(βカロテン当量):6300μg
- ビタミンE:3.5mg
- ビタミンK:440μg
(参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂))
バジルの効能
バジルの栄養素で注目したいのはβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、鉄分、カルシウム。それぞれの効能は以下の通りです。
【β-カロテン】
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、免疫力の強化、がん予防、抗酸化作用があります。
【ビタミンE】
ビタミンEにも強い抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を予防します。その他、動脈硬化や高血圧の予防など健康に良い効果がたくさんあります。
【ビタミンK】
ビタミンKにはカルシウムの吸収を良くする働きがあり、丈夫な骨を作る効果があります。その他、血液を凝固し止血する効果もあります。
【鉄分】
鉄分は血液を作る働きがあり、体に欠かせない栄養素の1つです。貧血予防にも役立ちます。
【カルシウム】
カルシウムは骨や歯の主成分であり、不足すると骨や歯が弱くなり、骨粗しょう症の原因となります。現代人はカルシウムが不足しがちと言われており、積極的にとりたい栄養素の1つです。
毒性は無い?
バジルに毒性はないので、安心して食べることができますよ♪また食べ過ぎによる副作用もないと言われています。ただ小さなお子様にとってバジルは刺激が強いため、嫌がる場合もあります。初めて食べさせる場合は、少量からにして様子をみてあげてください。
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バジルを控えたほうが良い場合
バジルには毒性はなく、食べ過ぎによる副作用はないとご説明しましたが、バジルを控えたほうが良い場合もあります。
- 妊娠している場合
- アレルギー反応が出た場合
- 抗凝血剤を服用している場合
それぞれについて詳しく説明します。
妊娠している場合
バジルをたくさん食べると、子宮の収縮を促進させる作用があると言われています。子宮が収縮すると、早産・流産につながる可能性があり、注意が必要です。必ずしも食べてはいけないというわけではなく、たくさん食べてはいけない!ということを覚えておきましょう。(ジェノベーゼは主にバジルを材料として作られているので、妊娠中は避けたほうが良いでしょう)
アレルギー反応が出た場合
多くはないですが、バジルを食べてアレルギー反応が出る人もいます。バジルを食べた後に、下痢、吐き気、腹痛が起こった場合は病院で検査してもらうようにしましょう。アレルギー検査の方法は、パッチテストや血液検査などがあります。
抗凝血剤を服用している場合
バジルに含まれているビタミンKには血液を凝固する働きがあり、抗凝血剤の働きを妨害する恐れがあります。抗凝血剤を服用している場合は、医師に相談するようにしましょう。
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お勧めの食べ合わせ
最後にバジルのおすすめの食べ合わせをご紹介します。
トマト
バジルはトマトとの相性がとても良いです。カプレーゼや、トマトソースを使ったパスタやピザのトッピングがおすすめです。
チーズ
チーズとも相性が良いバジル。チーズを使った料理のトッピングにのせるのも良いですが、シンプルにお好みのチーズとバジルにオリーブオイル、塩、ブラックペッパーなどで味を付ければ簡単に美味しい「バジルチーズ」の完成です。ちょっとしたおつまみを作りたい時にも大活躍します。
まとめ
以上、バジルは体にいいの?という疑問についてお答えしましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- バジルにはβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンK、鉄分、カルシウムなどの栄養が含まれている
- バジルの効能は抗酸化作用、免疫力アップ、生活習慣病の予防など
- バジルには毒性はなく、食べ過ぎによる副作用もない
- バジルを控えたほうが良い人は、妊娠している人、アレルギー反応が出た人、抗凝血剤を服用している人
- バジルのおすすめの食べ合わせはトマトとチーズ
バジルは体によい栄養が含まれており、食べ過ぎによる副作用もないため安心して食べることができるハーブです。ぜひこの記事を参考にして美味しいバジルの料理を楽しんでください。
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