「バナナジュース」はバナナを使ったスムージー状の飲み物ですが、「ミキサーがないと作れない」と思っていませんか?他の調理器具でも代用することができ、ミキサーなしでも家庭で美味しいバナナジュースを作ることができます◎
バナナジュースには食物繊維をはじめとする栄養が豊富なので、朝ごはんとしてもオススメです。今回は、
- バナナの栄養と効能は?
- ミキサーなしでOK!バナナを潰すにはコレ!
- バナナジュースのレシピ5選
これらのテーマについて紹介いたします。
スポンサードリンク
目次
|
|
バナナジュースとは?
バナナジュースとは、バナナや牛乳・果物などをミキサーにかけてスムージー状にしたジュースのことで、最近「バナナジュース専門店」もできるほど人気の飲み物となっています。
家庭でも手軽に作ることができ、腹持ちが良くすぐにエネルギー源となるので、朝ごはんにもピッタリです。バナナには食物繊維を中心とする栄養素が豊富に含まれており、健康効果や美容効果も期待できます。
スポンサードリンク
バナナの栄養と効能
バナナはどの季節でも手に入る果物ですが、栄養や効能にはどのようなものがあるのでしょうか?バナナに含まれる栄養成分と、それによる効能について見ていきましょう。
栄養
バナナは食べるとすぐにエネルギーに変わるので、スポーツ選手が試合前に食べる食材としても人気です。ビタミンB群が豊富で、エネルギー代謝を円滑にする働きがあります。
また、食物繊維は100gあたり26g含まれており、お通じに効果的です。マグネシウムは果物の中でもトップクラスの含有量で、体の代謝作用全般で大きな役割を持っています。
- 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
- ビタミンB1:ビタミンB1は、人間の代謝に関わるビタミンで、炭水化物を糖に分解し、エネルギーを作り出す経路の最初を担います。食べた糖質全般を燃焼させる工程に関わるため、不足すると疲れやすくなります。また脳の神経伝達物質にも関わり、集中力を増やすや手足の痺れにくくすると言った働きがあります。
- ビタミンB2:ビタミンB2は、たんぱく質、脂質、炭水化物の代謝で、酵素に近い補酵素としての働きます。ビタミンB2は単独では酵素としての働きは持たないものの、体内で特定の分子がつくことで代謝の働きを担います。三大エネルギーの分解の他、体内の活性酸素の除去作用も持っています。
- ナイアシン:ナイアシンは、糖代謝、脂質代謝の補酵素としての働きで、エネルギー生成のサポートします。ナイアシン一つで複数の代謝工程をサポートするのが大きな特徴です。他にも肝臓におけるアルコール代謝の二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの分解を助けます。
- マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
- オリゴ糖:オリゴ糖は、複数のブドウ糖、果糖といった単糖類が結合して鎖になった状態のものです。体内に入ってから酵素で分解されるため、血糖値の急激な上昇を抑えることが知られています。虫歯にもなりにくく、腸内環境を整える働きも持っています。
効能
バナナは食物繊維量が多いので、便秘解消に効果があります。また、カリウムによるむくみ改善や冷え性改善、ビタミンB群によるアンチエイジング効果も期待することができます。
- エネルギー代謝を円滑にする
- 整腸作用
- 便秘予防・改善
- 美肌効果
スポンサードリンク
ミキサーなしでOK!バナナジュースの作り方
バナナジュースは基本的にミキサーを使って作りますが、「ミキサーがなくてもバナナジュースは作ることができます」!家庭にミキサーがなくても、他の調理器具を使って簡単に作ることができるので試してみてくださいね。
ミキサーなしでバナナジュースを作る時に、バナナを潰すのに便利なアイテムはこちらです。どの家庭にもあるものかと思います◎
泡立て器で潰す
泡立て器は卵を混ぜる時やお菓子作りで重宝する調理器具ですが、泡立て器を垂直に使うことでバナナを潰すことができます。先端のクロスしているところを使うと、簡単にバナナを潰すことができますよ。
フォークで潰す
フォークを使ってバナナを潰しても、バナナジュースは作ることができます。フォークを使う時は、コップなど容器の側面に押し当てることで上手く潰すことができます◎
ミキサーなしで作るバナナジュースのレシピ
ミキサーなしでも作れる美味しいバナナジュースをご紹介したいと思います。バナナジュースは「バナナ×牛乳」が基本のセットですが、アレンジ版もいろいろあります。好みのバナナジュースを見つけて、栄養たっぷりのジュースを作ってみてください♩
スポンサードリンク
バナナジュース×氷
基本のバナナジュースに氷をプラスすることで、ひんやりとした冷たさが美味しいバナナジュースに変わります。ミキサーであれば氷も一緒に粉々にすることができますが、ミキサーがない場合は出来上がったバナナジュースに氷を入れてグルグルかき混ぜることで、全体に冷たさが行き渡って美味しくなります。
バナナジュース×ヨーグルト
「バナナジュース×ヨーグルト」の組み合わせは、便秘解消効果にとってダントツで効果的です。ヨーグルトには腸内環境を良くするビフィズス菌や乳酸菌が含まれており、食物繊維やマグネシウム・オリゴ糖が豊富なバナナとあわせて食べることで、より効果を感じやすくなります。
- ビフィズス菌:ビフィズス菌は、腸に存在し、増殖することで、腸内環境を整えて、免疫力を高めたり蠕動運動を促進させます。正常な排便を促し、便秘や下痢と言った便の排出が上手く行かない腸の不調な症状を改善する働きを持っています。
ホットバナナジュース
ほっとバナナジュースは、できあがったバナナジュースを温めたもので、胃や腸に負担をかけたくない時や寒い冬にオススメです。鍋に入れて火にかけるのもOKですが、電子レンジで1分ほど加熱するだけでもOKです。体温まる1杯で1日をスタートしてみませんか?
ホットバナナ×豆乳
「バナナ×豆乳」も、便秘解消や美容に効果的な組み合わせです。豆乳スムージーとなってお腹の持ちも抜群です。豆乳にもオリゴ糖が含まれており、腸内環境を良くしたり、それに伴って肌荒れを解消してくれるなど嬉しい効果の連鎖もあります。豆乳にはイソフラボンも含まれるので、特に女性にオススメです。
- 大豆イソフラボン:大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと類似した構造を持ち、エストロゲンに結合して作用します。特に、女性ホルモンのエストロゲンが減っていくことで起こる更年期障害の改善や骨粗鬆症の改善効果があります。また、普段から摂取すると肌を綺麗にする、PMSの予防にも繋がります。
ホットバナナ×シナモン
ホットバナナジュースにシナモンを加えると、香り美味しいバナナジュースになりますよ。シナモンには胃腸の働きを助けたり、血流を良くする効果があります。使用する量は少量なので大きな効能は期待できませんが、体に良いスパイスなので安心です◎
スポンサードリンク
まとめ
「ミキサーなしでも作れるバナナジュース」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ミキサーがない時は、泡立て器やフォークでバナナを潰せばOK!
- オススメのバナナジュースは、豆乳やヨーグルト入り・ホットなど!アレンジも様々
バナナジュースは腹持ちが良く、栄養面も抜群なので是非朝ごはんに1杯のバナナジュースを取り入れてみてくださいね。
スポンサードリンク