バナメイエビとブラックタイガーの違いとは?ホワイトエビとの違いも!

エビフライやエビマヨなど、エビを使った料理は人気がありますよね。

そんな日本人に人気なエビですが、スーパーに並んでいる養殖エビはバナメイエビとブラックタイガーが多いです。

この2つはどんな違いがあるかご存じですか?

エビ料理を作りたいとき、どちらのエビが向いているのか悩んでしまう方も多いようです。そこで今回は、

  • 養殖の違いについて
  • バナメイエビとブラックタイガーの違いや特徴
  • それぞれのおすすめ料理
についてご紹介いたします。

スポンサードリンク

養殖の違いについて

スーパーでよく見かける養殖エビのバナメイエビとブラックタイガー。

この2つはそれぞれの特性から養殖の際に違いがあります。

まずは養殖の違いについてご紹介いたします。

成長するまでの期間

バナメイエビとブラックタイガーは、稚エビから生体になるまでの期間が違います。

それぞれ成長するまでの期間は下記の通りです。

  • バナメイエビ  :3~4カ月
  • ブラックタイガー:半年

バナメイエビは3~4カ月で生体になるのに対し、ブラックタイガーは半年間もかかります。

ブラックタイガーの方が生体になるまで時間がかかるのですね!

一度に養殖できる個体数

バナメイエビとブラックタイガーは、それぞれ特性が違います。

その特性から養殖する際の個体数が変わってくるのですが、それぞれの特性は下記の通りです。

  • バナメイエビ  :水中を泳ぐ
  • ブラックタイガー:水底を這うようにして生息する

ブラックタイガーは水底を這うようにして生息するので、水底面積あたりの一度に養殖できる個体数に限りがあります。

一方バナメイエビは、水中を泳ぐ特性があるので水底面積だけでなく養殖地全体を使うことができます。

MEMO
このように、ブラックタイガーよりバナメイエビの方が同じ養殖地の広さだったとしても一度に養殖できる個体数が多くなるのです。

スポンサードリンク

バナメイエビとブラックタイガーの違いや特徴

バナメイエビとブラックタイガーの養殖の違いについてお分かりいただけましたでしょうか。

では、養殖以外ではどのような違いがあるのでしょうか?

2つの違いについてご紹介いたします。

加熱前の色

バナメイエビとブラックタイガーは、見た目から違います。

加熱していない場合、ブラックタイガーは少し黒っぽいようなグレーのような色をしています。

また、縞目模様が特徴ですね。

加熱するとキレイな赤色になります。

一方、バナメイエビは加熱していないときでも薄い赤色のようなクリーム色をしています。

加熱するとブラックタイガー同様、キレイな赤色になります。

見た目

バナメイエビとブラックタイガーは大きさなどの見た目も違いがあります。

違いは下記の通りです。

  • バナメイエビ  :ブラックタイガーより薄く平べったい感じで尻尾が長い
  • ブラックタイガー:バナメイエビに比べて太く肉厚

重量で言えばブラックタイガーの方が1匹の重量は大きいです。

食感

バナメイエビとブラックタイガーは食感が違います。

バナメイエビは柔らかい食感なのに対し、ブラックタイガーはぷりっとした食感で歯ごたえがあります。

MEMO
このような食感の違いがあることから、料理によって使い分けるといいかもしれませんね!

バナメイエビは、エビの中でも甘味が強いのが特徴です。

天ぷらやバーベキューのときにおすすめです!

一方ブラックタイガーは、ぷりっとした食感が特徴です。

食感を楽しみたいときはブラックタイガーがおすすめです!

ただ、ブラックタイガーは水底を這うように生息しているので、泥臭い場合もあります。

なので、エビフライなどにするといいかもしれません!

MEMO
ちなみに、ホワイトエビというエビもいるのですが、このエビはバランスがとれたエビだと言われています。

ぷりぷりの歯ごたえもあり、甘味も強すぎず程よい感じで臭みもありません。

酒蒸しなどにするといいかもしれませんね!

価格

バナメイエビとブラックタイガーは価格が違います。

養殖の違いからお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、ブラックタイガーの方が高いです。

先程ご紹介したように、ブラックタイガーは生体になるまでの期間もバナメイエビに比べて長いですし、一度に養殖できる個体数にも限りがあります。

MEMO
一度にたくさん養殖でき、なおかつ生体になるまでの期間も短いバナメイエビの方が安価になります。

スポンサードリンク

それぞれのおすすめ料理

バナメイエビとブラックタイガーの違いについてご紹介しましたが、それぞれの特徴からおすすめの料理について簡単にいくつかご紹介いたします。

バナメイエビ

バナメイエビは、甘味が強く食感が柔らかいということ、また尻尾が長いという特徴があります。

このことから下記のような料理がおすすめです。

  • 天ぷら
  • バーベキュー
  • エビサラダ
  • ちらし寿司の具
  • アヒージョ  など

ブラックタイガー

ブラックタイガーの特徴はなんといってもぷりっとした歯ごたえのある食感。

エビの存在感がある料理に使うのがおすすめです。

  • エビフライ
  • エビマヨ
  • エビチリ  など

スポンサードリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バナメイエビとブラックタイガーの違いについて、またおすすめの料理についてご紹介いたしました。

この記事をまとめると

  • バナメイエビとブラックタイガーは養殖に違いがある
  • 一度にたくさん養殖できるバナメイエビの方が安価に手に入る
  • バナメイエビは強い甘味が特徴でブラックタイガーはぷりっとした食感が特徴

バナメイエビとブラックタイガーは、見た目以外にも違いがあるのですね!

料理によって使い分けてみるといいかもしれませんね。

スポンサードリンク