ベーキングパウダーは体に悪い?体に良くない原因はアルミニウム?安全性を解説 |

お菓子作りには欠かせないベーキングパウダー。ケーキだけでなくクッキーなどにも使われますね。ベーキングパウダーの入っている袋や容器をみると、「アルミニウムフリー」と書かれていることがありますが、アルミニウムの入ったベーキングパウダーの影響はどういったものなのでしょう？代用に重曹を使っても良いのでしょうか？今回は、

膨張剤の体への影響
ベーキングパウダーの安全性
赤ちゃんが食べても大丈夫？
ベーキングパウダーの代用品

これらのテーマについて紹介いたします。

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1 膨張剤の体の影響
- 1.1 硫酸カリウムアンモニウムの危険性
2 ベーキングパウダーの安全性は? 　
- 2.1 アルミニウムは大丈夫? 　
- 2.2 アルミフリーや無添加のものも!業務スーパーでも購入可能?
3 日清のベーキングパウダーの安全性
4 アイコクのアルミフリーベーキングパウダーも人気
5 赤ちゃんにベーキングパウダーを与えても大丈夫? 　
- 5.1 ベーキングパウダーの離乳食レシピ　
- 5.2 代用となるものは?
6 重曹で代用する
7 まとめ

膨張剤の体の影響

膨張剤とは、生地を膨らますための食品添加物で「ベーキングパウダー」、「重曹」、「ふくらし粉」のことを指しています。

重曹は「炭酸水素ナトリウム」からできていて、過剰摂取すると、むくんだり血圧上昇の症状が出ることがあるよう。また、ミョウバンも膨張剤の一種ですが、これは「硫酸アルミニウムカリウム」のこと。アルミニウムはミョウバンに含まれているんですね。

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硫酸カリウムアンモニウムの危険性

アルミニウムは自然界のあらゆるところに存在する物質です。膨張剤としてでなく品質安定剤としての用途もあり、漬物の色止めやウニなどの型崩れ防止などにも使われています。微量であれば摂取するのは問題ないとされていますが、その目安量は体重1kgに対して1mg。

つまり 50kgの体重であれば50mgは摂取しても構わない ということになります。しかし、小さな子供となると摂取可能量はごくわずかとなります。子どもの好きなホットケーキやお菓子などには膨張剤が入っていることが多く、実際に許容範囲ギリギリまで摂取しているケースが多いです。

ホットケーキミックスにはアルミニウムが多く含まれている可能性があるので与える量には注意しなければなりません。

ベーキングパウダーの安全性は? 　

ベーキングパウダーは様々なメーカーから販売されています。その内容成分も様々で、アルミニウムフリーのものも多くあります。どこで買うことができるでしょうか？

アルミニウムは大丈夫? 　

アルミニウムを許容量以上に摂取した場合、肝臓や腎臓、握力の低下などの症状が出ると動物実験により判明されています。アルツハイマー病の原因としても考えられているようですが、その根拠の証明はまだされていません。

アルミフリーや無添加のものも!業務スーパーでも購入可能?

アルミニウムフリーのベーキングパウダーはスーパーでも購入可能！大容量でお買い得です。もちろん近くのスーパーでも小さいものですが、アルミニウムフリーのものは販売されています。できるならアルミニウムを避けた食事をしたいですね。

また、ベーキングパウダーの成分は、炭酸水素ナトリウム・リン酸カルシウム・クエン酸などがあれば生地を膨らますことができるよう。できるだけ他の添加物を含んでいないものを使うことが望ましいですね。

コーンスターチもベーキングパウダーに含まれていることがありますが、原料となるとうもろこしは遺伝子組み換えである可能性もあります。遺伝子組み換えでないものを選びましょう。

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日清のベーキングパウダーの安全性

日清製粉から販売されているベーキングパウダーは、アルミニウム化合物も遺伝子組み換えの成分も含まれておらず、自社で安心安全な製品作りに取り組んでいます。トレーサビリティや社内での品質管理も徹底されています。

アイコクのアルミフリーベーキングパウダーも人気

アイコクのベーキングパウダーもどこのスーパーでも見かける定番商品です。戦前からベーキングパウダーを販売し続けているアイコク。様々な用途に合わせてベーキングパウダーを販売しています。

もちろん成分もアルミニウムフリーで、缶に入って保存しやすくコスパの良いものや、いつも新鮮に個包装で使い切りのタイプも販売しています。

赤ちゃんにベーキングパウダーを与えても大丈夫? 　

蒸しパンやケーキなどの離乳食で赤ちゃんにベーキングパウダーの入ったものを与えることもあると思います。それ自体は大丈夫なのですが、 ベーキングパウダー自体が良い品質であることを確認することが大切 といえます。

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ベーキングパウダーの離乳食レシピ　

野菜やくだものの入ったホットケーキや蒸しパン、ドーナツなどベーキングパウダーを使った離乳食のレシピは様々。どれも素材をこだわれば野菜などから栄養も取れて健康にも良いですし、色とりどりのものができて子どもも楽しんで食べてくれそうです。

代用となるものは?

ベーキングパウダーを使いたくない、もしくはベーキングパウダーがない！というときに代用できるもの、それは重曹です。重曹で作る場合は重曹が作用するようにお酢やレモン汁を少し入れるようにしましょう。また、重曹は入れすぎると苦味の原因となりますので、量は少なめにすることを忘れないようにしましょう。

重曹で代用する

前述したように重曹で代用するときは、重曹が膨らむ作用をするように、材料に酸を少し加えることが必要になります。重曹だけでなく、その他のものでも代用できるレシピはあるでしょうか。

ベーキングパウダーの代用が出来る料理

ベーキングパウダーを使ったクッキー作りでは、片栗粉を粉の分量に少し加えることで、軽い食感を生むことができます。また、ベーキングパウダーを使わずにケーキを膨らますのは、卵の泡立てで可能です。

ベーキングパウダーを使用した時のように均一に膨らむことは難しいかもしれませんが、しっかりと卵白を泡立てることでケーキを膨らますことができます。　