夏に旬を迎える「バジル」は、色鮮やかな緑色が特徴的なハーブの仲間で、料理の彩りをよくしてくれる便利なハーブです。家庭菜園などでバジルを栽培されている方は、ご家庭でバジルソースなどを手作りされる方も多いのではないでしょうか。
今回は、バジルを食べて下痢になるといった副作用について解説していきます。バジルが体質に合わなかったり、アレルギーを発症するといった可能性はあるのでしょうか。妊娠中の方は食べても大丈夫なのか不安ですよね。そこで今回は、
- バジルの特徴
- バジルで下痢になる原因
- バジルの上手な食べ方・摂取量の目安
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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バジルの特徴
バジルはハーブの仲間ということはご存じの方も多いでしょうが、どのような植物なのか知らないという方は多いですよね。バジルの特徴や使用例などについて詳しく見ていきましょう。
バジルとは?
バジルはシソ科の一年草の植物で、インドや熱帯アジアを原産としたハーブの一種です。歴史の教科書などで有名な「アレキサンドロス大王」によって、インドからヨーロッパに伝わったとされています。
バジルは品種がたくさんあるハーブと言われ、実に150種類もの品種が存在すると言われています。夏場の日本の気候に馴染みやすい植物のため、自宅での自家栽培も可能です。
他のハーブとの違い・特徴
その他のハーブと比べ、バジルは「刺激性が低い」という特徴があります。そのため生のままサラダなどに使用したり、ペースト状にして調味料にしたりと様々な使用方法で食べられます。
苦味やえぐみなども少ないですから、「他のハーブは苦手だけどバジルなら食べられる!」という方も多いのではないでしょうか。
バジルが使われる料理
バジルと言えば「イタリアン」、というほど、イタリア料理には欠かせないハーブと言われています。ピザで言えば「マルゲリータ」には必ずバジルが乗せられていますし、「ジェノベーゼパスタ」はバジルペーストが使用されたパスタです。
ほかにもカルパッチョなどにそのまま散りばめられて提供されたり、サラダに生のまま使用されたりと、加熱調理から生食まで幅広く使用されます。
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バジルで下痢になる原因
バジルを食べて下痢などの症状を引き起こすかたは、一体何が原因なのでしょうか?詳しい原因について見ていきましょう。
食べ過ぎによる副作用はある?
バジルの食べ過ぎによる副作用は今のところみられていないようです。高い健康効果が見込めますから、「常識の範囲内で」普段の食事に積極的に取り入れましょう。毎食山盛り食べるのはやめてください。
アレルギーの可能性は?
バジルのアレルギー反応は症例があるようです。バジルはシソ科の植物なので、青じそなどもアレルギーの対象物質になります。あまり症例はないですが、稀に「ビタミンCアレルギー」の方も見られるようです。
バジルに含まれているビタミンCが原因の可能性も考えられます。また、ジェノベーゼソースなどにして召し上がった場合は、チーズやナッツアレルギーも考えられますので注意しましょう。
食中毒のリスクは?
植物は収穫後から品質が落ちていきますから、当然食中毒を疑う必要もあります。黒くなってしまったバジルを食べたり、衛生管理が不徹底であるなど、食中毒による下痢や腹痛、嘔吐も十分に考えられます。
妊婦さんは注意?
妊娠中の方はハーブの摂取は避けた方がよいと言われています。全部が禁止というわけではありませんが、腹痛やお腹の張りなどの異変を起こす可能性があるので念のため避けましょう。
バジルには子宮収縮作用があると言われています。他にもカモミールやローズマリー、ナツメグやシナモンなど、ハーブティーの定番ハーブや、料理に頻繁に使用される種類など、避けた方がよいハーブは数多くあります。
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バジルの上手な食べ方・摂取量の目安
バジルには副作用や食べてはいけないタイミングなどがあるということがわかり、食べるのが不安と感じる方も多いでしょう。バジルの食べ方や適量などはあるのでしょうか。
バジルの適量はある?
バジルの目安摂取量などは決められていません。ピザやパスタなどに使用される程度の通常の食べ方であれば、副作用などは無いでしょう。過剰摂取が原因となる症例なども見られないようです。
妊娠中の方やアレルギーをお持ちの方は避けた方がよいですが、基本的には安全な植物であることが確認されています。
おすすめの食べ合わせ
バジルと言えばトマトとチーズを思い浮かべる方も多いでしょう。実はトマトとチーズはバジルと相性が良いのです。
例えばトマトの「リコピン」とバジルの「βカロテン」は、高いアンチエイジング効果が見込めるとされています。油と一緒に摂取することで吸収率がアップしますから、オリーブオイルとの相性も抜群です。
バジルの健康効果・効能は
バジルにはビタミンやミネラルが多く含まれています。具体的にはβカロテン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、カリウムなどです。
先ほど紹介したアンチエイジング効果をはじめ、美肌効果や動脈硬化などの様々な生活習慣病の予防、ガン予防や血流促進など、数え切れない程のメリットがあります。
毎食山盛りバジルを食べるといった「非常識」な食べ方をしなければ、基本的には食べた方がよい植物と言えます。
まとめ
今回は、バジルを食べたことによる副作用などについて解説していきました。
この記事をまとめると
- バジルを食べてアレルギーを引き起こす可能性も考えられる
- 妊娠中はバジルを含むハーブ類全般を避ける
- バジルは高い健康効果が見込めるため、基本的には食べた方がよい植物
いかがでしたか?バジルの効能や副作用について、少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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