ベビーリーフはサラダに向いている葉物野菜ですが、あまり日持ちしないのが難点なのではないでしょうか?袋にバラで入っているので、すぐしなしなになったり枯れてしまったりしますよね。そこで今回は、
- ベビーリーフの日持ちはどれくらい?
- 腐るとどうなる?カビ・酸っぱい?
- 長持ちさせる保存方法
この3つのテーマについてご紹介いたします。
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目次
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ベビーリーフとはどんな野菜?
ベビーリーフは、発芽後10〜30日で収穫した小さな葉っぱの総称です。市販のベビーリーフにはいくつかの種類が混ざっていますが、主にレッドケールやフリーンロメイン、ほうれん草、水菜、ルッコラ、ビーツなどがあります。
洗う?洗わない?
ベビーリーフを洗うか洗わないか、どっちがいいの?思う方もいるようですが、サッと洗った方が良いでしょう。軽く水につけ、サラダスピナーなどの水切り器で水分を落とします。ベビーリーフは葉が柔らかく傷みやすので、優しく洗うようにしましょう。
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ベビーリーフの日持ちはどれくらい?
ベビーリーフの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
- 常温保存…向いていません!
- 冷蔵保存…約1週間
- 冷凍保存…向いていません!
ベビーリーフは葉が柔らかく、水分量が多いので常温保存と冷凍保存は向いていません。冷蔵保存はちょっと工夫することで、約1週間日持ちします。
ベビーリーフは腐るとどうなる?
ベビーリーフは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったベビーリーフの特徴を確認してみましょう。
- 茶色く変色している
- 黄色っぽく変色している
- 葉がふにゃふにゃに柔らかくなっている
- 枯れて乾燥している
- ぬるぬるして水気が出ている
ベビーリーフの葉は黄緑色をしていますが、傷み始めると徐々に 黄色→茶色へと変色 していきます。また、葉の水分が抜けてしなしなになり 柔らかく なります。
また、乾燥して 葉が枯れたり 、 ぬるぬるして水気が出ていたらNG です。
まだ食べられるベビーリーフの見分け方
ベビーリーフが腐っているのかどうなのか、わかいにくいサラダ菜を見分けるポイントを見てみましょう。
❶ 葉が黄色味がかっている
❷ 乾燥してカサカサしている
❷ 元気がなくしなしなしている
ベビーリーフは傷んでくると葉が黄色っぽく変色し、やがて茶色くなって枯れてしまいます。少し黄色味がかっているかな?と思ったら傷み始めている証拠です!多少の黄色味であればギリギリ食べることができますので早めに消費しましょう◎
また、水分が抜けるとしなしなして元気がなくなってしまいます。 水に15分ほど浸けておくと復活する こともありますので試してみてくださいね。乾燥も傷みの原因となります。保存方法については後ほどご紹介いたします!
ベビーリーフが腐る原因
ベビーリーフが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。
❶ 乾燥した場所で保存している
❷ 暖かい場所で保存している
❸ 野菜室にそのまま入れて保存している
ベビーリーフは乾燥に弱い野菜です。冷蔵庫にむき出しのまま入れていたり、袋を閉じていないと乾燥して徐々に傷んでいきます。乾燥した状態が続くと枯れる原因になってしまうので、ビニール袋などで覆うようにしましょう。
また、暖かい場所で保存しているとすぐにしなびて腐ってしまいます。季節問わず野菜室や冷蔵庫に入れるのが望ましいですよ。
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ベビーリーフの保存方法
ベビーリーフはこうすることで約1週間日待ちします。乾燥させずに水分を与えることが長持ちのコツですよ◎
- 水で湿らせたキッチンペーパーを容器に敷く
- 洗ったベビーリーフを入れる
- ふたをして冷蔵庫に入れる
この方法で保存すると、適度にベビーリーフに水分を与えることができるので、1週間ほど日持ちします。買ってきた状態のビニール袋に入れたままにしておくと、枯れてしまうので注意しましょう。
ベビーリーフに含まれる栄養と効果
ベビーリーフは小さい時期に収穫しているため、一般的なサイズの野菜よりも栄養価が高いのが特徴です。含まれている栄養成分には、ビタミンCやβカロテン、カルシウム、葉酸、鉄分などがあります。
- ビタミンC:ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
- 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
- β-カロテン:β-カロテンは、人間の体内でビタミンAに変化し、細菌やウイルスの侵入を防ぐために必要な粘膜を丈夫にする作用があります。肌のシミの原因になる色素発生を抑制する抗酸化作用も持っています。緑黄色野菜では黄色の色素に多く含まれているビタミンです。
- 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。
- カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
ベビーリーフとサニーレタスを比較するとビタミンC量は2倍、βカロテンに関しては1.5倍も含まれています。1日あたり60gのベビーリーフを食べると、1日の野菜摂取量と同じ量の栄養を摂れると言われています。
ベビーリーフを毎日食べる効果
ビタミン類やミネラル類を多く含むベビーリーフを継続して食べることで、ビタミンCが持つ抗酸化作用による美肌効果やアンチエイジング効果、免疫力アップ効果を期待することができます。
また、妊娠中の女性に必要な葉酸も多く含まれており、胎児の形成に役立ちします。他にも、鉄分による貧血予防やカルシウムによる骨や歯を丈夫にする効果なども期待することができます。
- 美肌効果
- 貧血予防
- 免疫力アップ
- 歯や骨を丈夫にする
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まとめ
この記事をまとめると
- ベビーリーフの日持ち日数は、常温・冷凍:NG
- 冷蔵: 約1週間
- ベビーリーフは冷蔵保存を!乾燥させないことは長持ちのコツ
ベビーリーフは葉が柔らかくて口当たりがよいので、サラダにぴったりの葉物野菜です。通年出回っているので、是非普段の食事に取り入れてみてくださいね。
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