日本コカ・コーラが京都の老舗茶舗上林春松本店と協働して開発した製品「綾鷹」。2018年に「茶葉のあまみ」が発売されて、同じブランドで味わいの違うお茶が販売されるようになりました。今回は、定番の綾鷹と「茶葉のあまみ」との違いと、「茶葉のあまみ」が販売中止になった経緯に迫ります。 これらのテーマについて紹介いたします。 2018年2月に発売され、翌2019年に水出し玉露が加えられてリニューアルされた「茶葉のあまみ」。「茶葉ひらく、さわやかなあまみ」がキャッチコピーです。人工的な甘みではなく、「素材の持つ自然な甘み」にこだわりを持っています。甘みを引き出すために、茶葉は深蒸し・玉露・碾茶など、厳選された茶葉を急須で入れたようにかき回さず丁寧に抽出。さえみどりと水出し玉露を使用してあまみが際立つよう工夫されています。 「茶葉のあまみ」は緑茶をあまり飲まない層を取り込もうと開発された商品です。苦みや渋みよりもあまみと先味に工夫が凝らされています。お茶を口に含んだ時に香りが強く出るように良質な玉露を使用しているそうです。 茶葉のあまみを飲んだネット上の反応を紹介します。 といった声が多く、あまみよりも飲みやすさが記憶に残るようでした。 スポンサードリンク
通常の綾鷹は、苦みや渋み、旨みが調和した味わいが特徴で、ターゲット層は30〜40代の男性です。お茶本来の旨みとふくよかな味わいを追求した結果、製造工程で抹茶を出来るだけ取り除かずににごりとして残した製法も話題になりました。にごりのもとの抹茶が沈殿するため、お茶に沈殿物があるという問い合わせも多かったようです。 綾鷹の茶葉は、京都宇治の老舗茶舗である「上林春松本店」厳選の「朝摘み茶葉」が使われています。朝摘み茶は、午前中に摘んだ茶葉が正午までに工場に持ち込まれたものです。お茶の鮮度にこだわりがありますね。急須で淹れるように茶葉をゆっくりと蒸らしながらひらかせることで、緑茶本来の香りたつ旨みをしっかり引き出しています。 以上の3つのこだわりで実現しています。 (引用:CocaCola Japan) 茶葉を蒸らしながらゆっくりとひらかせ、緑茶本来の香り立つ旨味を目指している綾鷹。 ネット上の反応は、 スポンサードリンク
茶葉のあまみが販売中止だったという情報はありませんでした。しかし、茶葉のあまみが販売された前年に、茶葉のあまみと同じ顧客層をターゲットにした商品が販売されていたんです。それは「にごりほのか」です。「にごりほのか」は現在販売されていません。販売中止になったのは「茶葉のあまみ」ではなくて「にごりほのか」の方でした。 「にごりほのか」は「繊細な旨み」を全面に打ち出していました。実際に飲んでみた顧客からは好評だったようですが、飲んでいない顧客層には「味が薄いのでは?」と印象を持たれてニーズが伸び悩みました。その反省を生かして「あまみ」というコンセプトで発売されたのが「茶葉のあまみ」です。 この春、パッケージデザインやメッセージも新しくなったため、にごりほのかの復活予定は今のところないようです。 スポンサードリンク
綾鷹茶葉のあまみと通常の綾鷹との違い、販売中止になったにごりほのかについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。 この記事をまとめると ワンランク上の本格的なお茶の味わいとこだわりを表現している綾鷹。しっかりお茶を味わいたい時は通常の綾鷹、あまみのある飲みやすいお茶を飲みたい時は茶葉のあまみと、気分によって飲み分けられるのがいいですね。綾鷹ならではの味や香りを楽しんでください。 スポンサードリンク
綾鷹茶葉のあまみとは
概要
どんな味?
飲みやすいけれどあまり風味を感じない
薄くて物足りない
冷やしてしまうと肝心の甘みが感じられな
い後味がとてもいい!通常の綾鷹との違いは?
茶葉のあまみは先味とあまみ、飲みやすさが全面に押し出されています。ターゲット層は苦みや渋みを敬遠している人向けになっています。
ネット上の反応を比較すると、通常の綾鷹はしっかりとした緑茶の味、茶葉のあまみは飲みやすくあとくちがすっきりしているという違いがありました。茶葉
味
急須でいれたお茶のよう!
飲みやすくて美味しい販売中止の理由は?
理由
「急須でいれたような緑茶本来の旨み」を活かしつつ、苦みや渋みを抑え、すっきりさわやかで飲みやすい味わいを実現。毎日手軽に飲めてリフレッシュや気分転換、のどの渇きを感じる場面でも楽しめる。復活の予定
まとめ