アスパラガスには緑色・白色・紫色がありますが、白いものを「ホワイトアスパラガス」といますね。緑色のアスパラガスよりも出回っている量は少ないですが、特有の食感と甘みが美味しい野菜の一つです。今回は、
- ホワイトスパラガスの特徴まとめ
- ホワイトアスパラガスの旬の時期と生産地
- ホワイトアスパラガスのスーパー価格とネット価格比較
- ホワイトアスパラガスのオススメの食べ方
について紹介いたします。
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目次
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ホワイトアスパラガスってどんなアスパラガス?
読み方 | ホワイトアスパラガス |
旬の時期 | 2〜3月 / 5〜6月 |
主な生産地 | 佐賀県 / 北海道 / 長野県 |
色のタイプ | 白色 |
特徴
ホワイトアスパラガスーは、全体が白色をしたアスパラガスの品種です。茎は太くしっかりしていて、ほんのり甘みがあるのが特徴です。
生よりも加熱済みの瓶詰めの方が多く出回っていますが、大正から昭和30年頃まで輸出向けに盛んに作られていたことが関係しています。
また、太いながらも柔らかさを持っており、太い方が柔らかいという特徴もあります。
実はホワイトアスパラガスも一般的な緑色のアスパラガスも、同じもので「栽培方法」に違いがあります。ある栽培方法をとることで、アスパラガスが白く成長します。
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遮光する栽培法で作られている
緑色のアスパラガスは太陽の光の下で栽培するのですが、ホワイトアスパラガスの場合は「軟白栽培」と言って太陽の光を遮光する栽培法で育てられています。
野菜の緑色は、光合成することで発生する
ホワイトアスパラガスは光に全く当てられないため、葉緑体を作ることができないので白い、というわけです。
ちなみに、太陽光を浴びて栽培されるグリーンアスパラガスよりもホワイトアスパラガスの法が栄養面は劣ってしまいます。
ホワイトアスパラガスの旬の時期と主な生産地
では、ホワイトアスパラガスの「旬の時期」と「主な生産地」について見てみましょう。
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旬の時期はいつ?
ホワイトアスパラガスの旬の時期は、栽培される場所によって少々異なります。
- 九州……2〜3月
- 長野県・北海道…5〜6月
暖かい地域は冬が旬ですが、涼しい地域では春から初夏にかけた時期に旬を迎えます。
主な生産地はどこ?
ホワイトアスパラガスの主な生産地は、佐賀県などの九州地方、北海道、長野県となっています。長野県はアスパラガスの生産量全国NO.1で、全体の23%を占めています。
ドイツでは白いアスパラが一般的
日本では緑色のアスパラガスが一般的ですが、ヨーロッパのドイツではホワイトアスパラガスの法が主流です。スーパーでは白い生のアスパラガスが販売されており、馴染みのある野菜となっています。
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ホワイトアスパラガスの価格相場ってどのくらい?
ホワイトアスパラガスは、どのくらいの価格帯で買うことができるのでしょうか?最近はスーパーだけではなく、野菜のネット販売が盛んになっているので、ネット価格とスーパー価格をそれぞれ比較してみました。
スーパーだと
ホワイトアスパラガスの価格は少々お高く、6〜7本入った瓶詰めが300〜400円ほどで販売されています。日本では生のホワイトアスパラガスを販売しているところは、なかなかありませんよね。
ネット通販だと
より多く購入したい場合や、近場で販売していない場合はネットでのお取り寄せも可能です。瓶詰めではない生のホワイトアスパラガスもネット販売されており、北海道産は1kg4,320円、フランス産のものは1kg3,780円+送料990円となっていました。
ホワイトアスパラガスを販売しているサイトは多数ありますので、是非チェックしてみてくださいね。
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おすすめの食べ方
では、生のホワイトアスパラガスのおすすめの食べ方を2パターン見てみましょう。
茹でる
一般的なのは「茹でる」方法です。茹でる時はこのようなステップで行います▼
- よく洗い、皮をピーラーで剥く
※穂先の下から根元に向かって剥くと良い - 根っこ部分2cmは苦いので切り落とす
- 沸騰したお湯で10分ほど茹でれば完成
ちなみに、ドイツにはアスパラガス専用の鍋まであるそうです!ホワイトアスパラガス大国なんですね。
生のまま焼く
ちょっとアレンジした食べ方は「生のまま焼く」方法です。イメージとしては「焼きねぎ」。焼くと表面が焦げるので、皮を剥かずに直火で焼きます。
焼きあがったら皮を剥いて食べましょう◎ みずみずしい上に甘みも増すので、とてもオススメの食べ方です!
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ホワイトアスパラガスのおすすめレシピ
ホワイトミニアスパラガスを使ったおすすめのレシピをいくつか集めてみました。時短で簡単に作れる料理なので、是非実践してみましょう♩
ソテー
手軽にできるちょっとした副菜メニューが「ソテー」です。バターを敷いたらアスパラガスを炒めます。味付けは塩だけでも十分ですが、胡椒をかけても美味しいです。柔らかさと甘みを最大に楽しめるシンプルな料理ですね◎
リゾット
リゾットの中にブツ切りしたホワイトアスパラガスを入れたり、ホワイトアスパラガスそのものをソースとして使っても美味しいです。コンソメなど手軽な味付けで十分美味しいですよ。
スープ
茹でたホワイトアスパラガスを牛乳とミキサーにかけると、ポタージュが簡単にできあがります。自然の甘みを生かして、シンプルな味付けにするのがオススメです◎
サラダ
茹でたアスパラガスをサラダの上にトッピングすれば、見た目も華やかで栄養満点の一皿に◎ ミニトマトやパプリカ、ゆで卵などお好きな具材と合わせて、カラフルなサラダに仕上げましょう。彩り豊かなサラダは、おもてなしメニューとしても使えます♩
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まとめ
「ホワイトアスパラガス」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ホワイトミニアスパラガスの特徴まとめ
- 遮光して栽培した全体が白色のアスパラガス
- 太いほど柔らかく、ほのかな甘みがある
ホワイトアスパラガスは、グリーンのものに比べ栄養面は劣りますが、特有の食感や味を堪能するために是非食卓に取り入れてみてくださいね。アレンジレシピのレパートリーは豊富にあるので、試してみましょう♩
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