春に旬を迎える野菜の一つに「アスパラガス」があります。炒めたり焼いたり、加熱して食べるのが一般的なアスパラガスですが、生で食べることはできるのでしょうか?
なかなか生食のイメージがない野菜ですが、みなさんはどう思いますか?今回は、
- アスパラガスは生で食べられるのか
- 生食できるアスパラガスの特徴
- 鮮度が落ちたアスパラガスを生で食べると
- 生アスパラガスを使ったオススメ料理
この4つのテーマに沿ってについてご紹介します。
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目次
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アスパラガスは生で食べられる?
「生のアスパラガス」を食べることはあまりないかもしれませんが、結論からお答えすると「アスパラガスは生でも食べることができます」!
意外と感じた方が多いのではないでしょうか?アスパラガスは茎の部分の繊維質が強いので、生で食べたら噛み切れないのでは?青々しくて美味しくないのでは?など疑問が浮かびますよね。
生食できるが条件がある
生食できるアスパラガスには、とある条件があります。その条件をクリアしないと、なかなか生で美味しいと思うのは難しいかもしれません。その条件とは一体なんなのでしょうか?
生食できるアスパラガスとは?
生食できるアスパラガスの条件はこちらになります…!
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鮮度が良いもの
ずばり、アスパラガスを生で食べるには 「鮮度が良いもの」 に限ります。アスパラガスの鮮度の良さは、穂先の締まりや切り口のみずみずしさで判断できるものですが、どの程度新鮮であれば生で食べても良いのでしょうか?
市販のアスパラガスは加熱向き
残念なことに、 スーパーなどで販売されている市販のアスパラガスは加熱調理向き で、生で食べるのは難しいものになります。というのも、スーパーに並んでいるアスパラガスは収穫してから2〜3日経過しています。
生で食べても美味しいアスパラガスの条件は、「採れたてで新鮮なもの」です。アスパラガスは根元を切り落とした瞬間から劣化が始まり、どんどん鮮度は落ちていきます。
アスパラガスは鮮度が落ちると、甘み・旨み・食感が損なわれていく。そのため生で食べても美味しくない
鮮度が下がったアスパラガスを生で食べると
では、「スーパーに並んでいるアスパラガス=鮮度の落ちたアスパラガス」を生で食べるとどうなるのでしょうか?
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固くて美味しくない
まず感じるのは 「美味しくないこと」 です。先ほどもお話しましたが、収穫してから2〜3日経過したアスパラガスは劣化が進み、甘み・旨み・食感が失われていきます。
加熱すれば気にならないアスパラガスの劣化ですが、生で食べると口の中で顕著にその美味しくなさが現れます。そのため、生食は収穫したてのアスパラガスに限るのです。
消化しにくい
また、食物繊維により 「消化しにくい」 といったトラブルが起こる場合もあります。収穫後は切り口や表面から水分が抜けていくため、固くなりより繊維質を感じるようになります。
食物繊維は体によい栄養成分ですが、強すぎると腸内で消化しきれず、下痢や便秘などの腸内トラブルに繋がります。美味しくない上にそのような体調不良になるのは良いことなしですよね。
生食するための下ごしらえ
では、「新鮮なアスパラガスを生で食べるための下ごしらえ」について紹介したいと思います。ポイントを2つ見ていきましょう。
根元を切り落とす
まずは、根元を切り落とします。新鮮なアスパラガスでも根元は硬いので、その部分はしっかり切り落としましょう。
皮を剥く
そして皮を剥きます。通常加熱する場合はアスパラガスは皮ごと食べるのが一般的ですが、生食する時はより柔らかい状態で食べるために皮を剥く必要があります。
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生食におすすめの食べ方
生のアスパラガスを使った料理には、どんなものがあるのでしょうか?オススメの生アスパラの食べ方を3種類ご紹介いたします。
サラダ
アスパラガスをサラダの上にトッピングすれば、見た目も華やかで栄養満点の一皿に◎ ミニトマトやパプリカ、ゆで卵などお好きな具材と合わせて、カラフルなサラダに仕上げましょう。彩り豊かなサラダは、おもてなしメニューとしても使えます♩
スムージー
朝の忙しい時や、一度でビタミン補給をしたい時に飲みたいスムージー。意外ですがアスパラガスを入れてもOKですよ!ベースとなるバナナは甘みを出してくれるので必須です◎その日ある果物や野菜を入れてビタミンチャージしましょう◎
漬物
日本風に言うと漬物ですが、洋風に言えばピクルスです!アスパラガスは漬けても美味しくいただくことができます。ピクルスにする場合は、パプリカやニンジンなどカラフルなものと一緒に瓶詰めにすると見た目も綺麗でオススメです◎
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まとめ
「アスパラガスは生でも食べられるの?」というテーマに沿ってご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- アスパラガスは収穫したての新鮮なものであれば、生食することができる
- スーパーなどの市販品は加熱向きなので生食は難しい
アスパラガスは生で食べることのできる野菜ですが、限りなく収穫したてに近い鮮度が必要になるので、なかなか難しいかもしれません。採れたてアスパラに出会う機会があった際は、ぜひ生の状態で食べみてくださいね。
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