あさつきの食べ方は?生食できる?球根は食べれる?徹底解説!

お料理の彩に散らしたり、炒め物や和え物でメインの食材として食べたりと、色々な使い方ができるあさつきという食材を知っていますか?

実は栄養価も非常に高く、体調を整える意味でもとてもおススメの食材なんです♪そこで今回は、

  • あさつきとは
  • 生食はできる?
  • 球根は食べれる?

見た目は小ねぎやわけぎにそっくりですが、味や風味の強さなどに違いがありますよ。使い方や食べ方を知って料理の幅を広げたいですね。それでは見ていきましょう!

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あさつきとは

あさつき・小ねぎ・わけぎ・万能ねぎなど、どれもそっくりで正直見分けがつきませんよね。ですがそれぞれ違いがありますよ。

あさつきとは、漢字で「浅葱(あさつき)」と書きます。一般的なネギよりも「色が薄い(浅い)葱」という由来から浅葱(あさつき)と書かれるようになったそうです。

ちなみにどれもネギ属なのでネギに違いはないのですが、品種がそれぞれ違いますので別物です

ただし、小ねぎと万能ねぎは同じで、福岡県で栽培されている小ねぎのブランド名が「万能ねぎ」と呼ばれるそうです。万能ねぎと呼べるのはJA筑前あさくらから出荷された博多万能ねぎのみということですね。

それでは具体的な食べ方や、栄養や効能について見ていきましょう。

美味しい食べ方

あさつきの味の特徴として、香りが強く辛みが強いことがあげられます。もちろん刻んで薬味として召し上がるのも良いですが、個人的にはあさつき自体が主役になれる調理方法がおススメですよ。

サッと茹でて酢味噌や胡麻和えにしたり、お肉と一緒に炒め物にしたり、天ぷらにしたりと美味しい食べ方がたくさんありますよ♪

具体的なメニューをいくつか紹介しますので是非参考にしてください。どれも手軽にできて美味しいですよ!

詳しくはこの記事をチェック!

塩昆布とあさつきの風味が相性抜群です。

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お肉は豚バラでなくても大丈夫ですよ。今晩の晩御飯の一品になりますね♪

 

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茹でて和えるだけの超簡単レシピです。ヘルシーでお酒のつまみにも最適ですよ♪

栄養と効能

あさつきにはビタミンB1をはじめB2・B6などのビタミン類が豊富に含まれていますよ。また、その他のネギ類と同様に、強い香り成分の元となる硫化アリルという成分が豊富に含まれています。

この硫化アリルという辛みや涙を出させる成分は、生のまま刻んだりおろしたりすると効果が高まりますので、薬味として生のまま使用することはとても理にかなった調理方法と言えますね。

それとビタミンも豊富ですので、血糖値を抑える効果や、血圧の上昇を防いでくれるなどの効果が期待できますよ。糖質やアルコールを多く摂取する人におススメの食材ですね♪

下処理

あさつきは小ねぎや万能ねぎに比べて辛み成分や風味が強いという特徴を持っています。和え物や生食をする際に辛みが苦手な方は、サッとひと茹ですると辛みや風味が穏やかになり食べやすくなりますよ♪

筋っぽさが気になる方は、外の皮を1枚だけむいてあげると食べやすいです。

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生食はできる?

実はあさつきは生食でもとっても美味しいんです!感覚的にはエシャロットを食べるような感覚ととても似ています。

ピリッとした辛みと豊かな風味が口の中に広がりますよ♪それでは見ていきましょう。

生食での食べ方

辛みが大丈夫な方はそのまま味噌をつけてぱりぱりと食べるのもおススメですよ。他にも白身魚のお刺身などと一緒にポン酢で和えたりしてもとてもおいしいです。お魚の臭みを和らげてくれるますよ♪

味の特徴

あさつきは春と秋に旬を迎える食材で、季節によって食味が変わってきますよ。

春先のあさつきの新芽はとても辛みと風味が強いです。辛みに強い方以外は生食は避けたほうが良いでしょう。

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球根は食べれる?

実はあさつきとその他の青ネギを見分ける最大の特徴として「鱗茎(りんけい)」が膨らんでくるという違いがあります。見た目は球根のようなものです。

この鱗茎の部分がとてもおいしいんです♪それでは実際の食べ方や特徴を見ていきましょう。

球根の食べ方

あさつきは春と秋に旬を迎えますが、あえてその時期に収穫をしない地域もあるようです。というのも、葉の部分が枯れてくると根っこの部分の鱗茎が膨らんできてエシャレットやらっきょうのようになってきます。

少し赤紫色っぽい皮の部分があるかと思いますので、そこを1枚むいてから味噌をつけて食べたり、葉生姜のように箸休めに食べたりすると美味しいですよ。

味の特徴


あさつきの球根部分(鱗茎)の味は、例えるなら「らっきょう」です。

生のまま食べれば、ピリッとした辛みと葱の香りが口に広がります。逆に天ぷらやフライにすると辛みと風味は弱まりほのかな甘みも感じられてこれまた違う楽しみ方ができますよ!

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球根の栄養と効能

あさつきやその他のネギ類は、辛みや涙が出る香り成分の硫化アリルという成分が豊富です。また妊婦の方にとても重要な葉酸や、ビタミンB2、βカロテンなどとても栄養素が豊富ですよ。

硫化アリル(アリシン)

ニンニクや玉ねぎなどの独特の香りと催涙効果のある硫化アリルという成分。硫化アリルの中でもアリシンという成分が特に多く含まれています。アリシンには血液をサラサラにしてくれる効果があり、脳梗塞予防や血圧を下げる効果が期待できます。

葉酸

赤血球の生成を助けてくれるビタミンで、「造血のビタミン」と呼ばれています。DNAやRNAなどの核酸とタンパク質の合成を促進してくれ、細胞分裂や細胞の成熟を大きく左右することから特に妊娠中の方々からとても重宝される栄養素です。

βカロテン

体内でビタミンAに変化します。視力の低下を防いでくれる効果が期待できることから「目のビタミン」と呼ばれています。また強い抗酸化作用があり、動脈硬化や老化防止、がん予防などの効果が期待できます。

 

まとめ

今回は「あさつきの球根についての栄養価や成分について」詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • あさつきの球根は鱗茎と呼ばれ、生でも美味しく食べられる
  • 鱗茎部分はビタミンやβカロテン、葉酸など様々な栄養素が含まれている
  • 加熱調理する場合はサッとひと茹でして和え物やお浸しがおススメ

あさつきや小ねぎなどの青ネギは地域によって取り扱っている品種が違い、なかなか目にできない方も多いかと思います。旬を迎える1~3月や11月には出荷量も増えるので全国のスーパーなどで目にする機会も増えるかもしれません。

もし見かけた際には、色々な食べ方で季節を感じてみてはいかがでしょうか?

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