あさつきの代用が出来る食材は?ネギとの違い・美味しい食べ方は?

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あさつきという食材を知っていますか?あまり馴染みのない名前ですが、ネギだと思って食べていたものが、実は、あさつきだったということがよくあります。例えば、ラーメン、味噌汁、蕎麦の薬味など・・・。また、あさつきは、自分で栽培することも可能です。そこで今回は、あさつきとネギの違いや、あさつきのおいしい食べ方についてまとめてみました。ぜひ、参考にしてみてください。

  • あさつきとは?
  • ネギとの違いは?
  • あさつきの美味しい食べ方は?
というテーマでお送りします。

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あさつきとは?

出典:amebloより引用

特徴

あさつき(浅葱)とは、ヒガンバナ科ネギ属の球根性多年草に分類されます。元々は野草の一種でしたが、今では野菜として栽培されています。

アサツキはネギ科の種類の中では、最も葉が細く、緑色が薄く、加熱しても辛味が残るのが特徴ですまた、栄養価が高く、たんぱく質、ビタミン類が多く含まれており、特に若葉にはカロテンが豊富に含まれています。

日本では古くから親しまれており、平安時代にはすでに食されていたと見られています。

主な産地は、山形県や福島県、広島県、群馬県など広範囲にわたります。ただし、生産量はネギ全体の約1%ほどしかありません。そのため、普通のネギよりも高価な食材となっています。

使い方

一般的な使い方は、

  • 酢味噌和え
  • おひたし
  • 天ぷら
  • 味噌汁や蕎麦などの薬味
  • カルパッチョや海鮮丼などのトッピング
などに使われています。

栽培できる?

手間がかからず栽培が簡単なことから、ベランダでもプランター栽培にもむいていると言われています。

あさつきの球根は、8月頃にホームセンターで販売されます。収穫時期は、春と秋の2回。再生力が旺盛で、刈り取った後からも新芽が伸びてきます。

花期は初夏から夏(6 – 7月)で、淡紅紫色の小さな花を球状に咲かせます。冬に葉が枯れたら収穫期は終了です。春になるとまた新芽が出てきますので、同じように収穫することができます。

欲しいときにすぐ採って、料理に使えるのでとても便利です。ぜひ、自分で栽培してみてはいかがでしょうか?

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ネギとの違いは?

種類

ネギは平安時代に中国大陸から日本に伝わり、現在の在来品種は、24都道府県で68種類も確認されています。国内だけでも、さまざまな品種やブランドがあり、スーパーや八百屋で一般的によく見かける食材です。よく知られている種類の一例を挙げると、

  • 白ネギ
  • 青ネギ
  • 赤ネギ
  • 九条ネギ
  • 下仁田ネギ
  • 深谷ネギ
などが挙げられます。

見た目

あさつきの見た目は、「万能ねぎ」とよく似ています。では、どのような違いがあるのでしょうか?特徴的な違いをみてきましょう。

葉の細さ

ネギとの一番大きな違いは、葉の細さです。万能ねぎは直径5mmほどですが、アサツキは2~3mmほど。また、ネギに比べて、あさつきの方が根元が太くなっています。

球根の有無

あさつきは球根から育てるのが一般的です。万能ねぎは球根がなく、根元がまっすぐになっているのが特徴です。あさつきの球根は食べることも可能です。らっきょうより辛味感がやや強いのが特徴です。酢漬けや醤油漬けにすると美味しくいただけます。

風味

アサツキには強い辛味があります。一方、万能ねぎは、辛味が少ないために様々な料理に用いられます。この辛味成分は硫化アリルに由来するため、煮込むことによって消失します。消化促進や食欲増進には、生で食べましょう。ビタミンAを補給したい場合は、油と一緒に加熱調理していただくのがおすすめです。

 

あさつき

万能ねぎ

葉の細さ

直径2~3㎜

直径5㎜

球根

あり

なし

辛味

強い

少ない

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あさつきの美味しい食べ方は?

成長したあさつき

葉ネギを若取りした青ネギタイプのあさつきは、小ネギと同じようにいろいろな使い方ができます。新芽より風味がやわらかく、色も濃いので、料理の彩りとして使うのが効果的です。おすすめの食べ方は、カルパッチョや海鮮丼などのトッピング、また、ラーメン、蕎麦、味噌汁などの薬味など脇役として活躍します。

新芽のあさつき

アサツキは、野菜としては冬から春のもので、早ければ12月に若い葉と鱗茎(りんけい)を収穫します。

新芽のあさつきは通常と比べて太さがあります。そのため、トッピングにするよりもあさつきをメインにした料理がおすすめです。新芽のあさつきはゆでると甘味が増します。おすすめの食べ方は、茹でて、酢味噌や辛味噌をつけてシンプルにいただきましょう。また、天ぷら・炒め物などに料理してもおいしくいただけます。

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まとめ

今回は、アサツキの紹介とネギとの違いについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • あさつき(浅葱)は、葉の細さと辛味が特徴
  • あさつきには球根があるが、ねぎには球根がない
  • あさつきの葉は、薬味やトッピングとして食べられる
  • あさつきの球根は、酢漬けや醤油漬けとして食べられる

辛味が強いあさつきは、魚介類との相性が抜群です!カルパッチョや海鮮丼のトッピングとして使ってみてくださいね。

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