あさりの味噌汁に一緒入れる具材オススメ6選|具だくさんで栄養満点!

あさりは味噌汁の中でも人気の具材ですが、他にどんな食材と組み合わせると美味しいのでしょうか?今回は、

  • あさりの味噌汁の効果
  • 一緒に入れるオススメ具材6選

これらのテーマについて紹介いたします。

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あさりの味噌汁とは?

“味噌汁”は、味噌を溶いた日本の食卓には欠かせない汁物で、その歴史は鎌倉時代にさかのぼります。

味噌汁の歴史

味噌汁は、鎌倉時代に中国からやってきた僧侶がすり鉢を使用していたことから始まります。すり鉢で粒味噌をすったところ水に溶けやすいことを発見し、味噌汁が誕生しました。

味噌汁の誕生によって、鎌倉時代の武士の食事に「一汁三菜」の食文化が生まれたとされています。

あさりとはどんな貝?

分類 貝類
原産地 愛知
旬の時期 春~夏(3~6月)
別名 貝の王様

あさりは二枚貝の一種で、主に内湾の砂泥底に生息しています。元々は日本や台湾・フィリピンなどのアジア地域に生息していた貝ですが、現在ではヨーロッパやアメリカ西海岸にも移植され、食べられるようになりました。

日本では生産量全体の60%以上を愛知県産が占めています。続いて静岡県・三重県の順に多く生産されていますが、韓国や中国などからの輸入モノも多く出回っています。

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あさりの効果

あさり1つのサイズはとても小さいですよね。しかし、その中にはカルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄などのミネラルといった美容と健康に良い成分がたくさん含まれています。

ミネラルは五大栄養素の一つですが、体内では生成することができない栄養素であるため普段の食事から積極的に摂取していきたいところです。そして注目したい点は、あさりは貝類の中でビタミンB12の含有量がトップクラスということです。

  • ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
  • カルシウム:カルシウムは骨や歯の主成分のリン酸化カルシウムの材料でもあり、人間の体内の筋肉や臓器の収縮に関わるミネラルです。神経伝達の正常化にも大きな働きを持ち、体の酵素の働きをサポートします。血液凝固やホルモンの分泌等、多用な働きを持ちます。
  • マグネシウム:マグネシウムは、健康な骨を作る上でビタミンDを活性型にする働きや、エネルギー代謝、たんぱく質の合成を担います。マグネシウムは、体内の酵素の要になる触媒や酵素反応を助ける働きを含めると300種類以上サポートしています。血圧の調整機能もあり、片頭痛や冷え性の改善にも効果があるとされています。
  • 鉄分:鉄分は、人間の血液を運ぶ赤血球に含まれるヘモグロビンの材料として使用されます。加えて、体内に存在する酵素の材料にもなりエネルギー代謝や肝臓での解毒の働きに関わっているミネラルです。

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あさりの味噌汁のオススメ具材6選

あさりだけでも十分美味しいですが、一緒に味噌汁にするのにオススメな具材にはこのようなものがあります。食材とその効果を紹介します。

大根

大根にはイソチアシアネートという成分が含まれており、血液をサラサラにする効果があります。また、胃痛や解毒効果・殺菌効果があります。ジアスターゼは消化をスムーズにするためダイエットにも効果的です。

油揚げ

油揚げは調理前に熱湯をかけるなど「油抜き」をしてから料理に用いられることが多いです。そうすることで味がしみ込みやすく、油っぽさが少なくなるので美味しく仕上がります。

玉ねぎ

玉ねぎによる効果として代表的なのは血液サラサラ効果です。玉ねぎが持つ硫化プロピルという成分によるもの。血液がサラサラになることで、高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病予防・中性脂肪の低下などにつながります。

また、ケルセチンという成分の抗酸化作用による美肌効果や、食物繊維による整腸作用、ビタミンB1の働きによるもので、疲労回復にも効果・免疫力アップ効果などが期待できます。

豆腐

豆腐の原料である大豆は豆類なので、タンパク質を多く含んでいます。また、ビタミンB1イソフラボンなどあらゆる栄養素が含まれています。

イソフラボンは女性ホルモンを活性化させる働きがあり、女性必見の栄養素です。ビタミン類に加えミネラルも豊富で、豆類の中でも大豆の栄養はトップクラスです。

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小松菜

小松菜の茎が持つ栄養素には、ビタミンAビタミンC・βカロテンなどのビタミン類が豊富に含まれています。ミネラル類では、鉄分・カルシウム・カリウムが多く、シャキシャキ食感は食物繊維でできています。

ビタミンやミネラルが豊富な小松菜は、強い抗酸化作用があるため、がん予防など生活習慣病に効果があるとされています。また、カルシウムによる骨粗鬆症の予防や、鉄分による貧血予防なども期待できます。

ほうれん草

ほうれん草は野菜の中でも鉄分が豊富で、その鉄分の吸収をよくするビタミンCも含んでいるので栄養価の高い野菜です。鉄分・βカロテン・ビタミンB2・ビタミンC・ビタミンKなど栄養成分がバランスよく豊富に含まれています。これらの栄養素には、貧血予防・美肌効果・アンチエイジング効果などがあります。

まとめ

この記事をまとめると

    • あさりの味噌汁の具材には、大根・油揚げ・ほうれん草・小松菜・豆腐などがオススメ
    • あさりには体内で生成することができないビタミンB12が豊富

あさりの味噌汁はあさりだけでも美味しいですが、他の食材と組み合わせても美味しいので、いろいろ試してみてください♩

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