みなさんはアルファルファという野菜を知っていますか?スーパーなどで、カイワレ大根やスプラウト系の野菜と一緒に並べられているのを目にしたこともあるかもしれませんね。
とても栄養価が高く、健康効果が期待できることで有名になりました。しかしそれだけ栄養価が高いと、容量を間違えると心配になりますよね?そこで今回は、
- アルファルファとは
- アルファルファは体に悪い?
- アルファルファの効能
これらのテーマについて紹介していきます。
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アルファルファとは
なかなか普段から食べることは少ないかもしれませんが、目にした際は健康の為に買ってみるのも良いかもしれません。味や特徴について見ていきましょう。
特徴
アルファルファはマメ科の植物で、見た目は細いもやしのようなヒョロヒョロとした見た目です。ブロッコリースプラウトやカイワレ大根などのスプラウト系に属する植物です。
実は昔から牛などに与える牧草で、和名で「ムラサキウマゴヤシ」と呼ばれます。最古の飼料作物として、古くからヨーロッパなどで生育されていたそうです。
タンパク質やミネラル、ビタミン類がとても豊富で、飼料としてはとても価値が高いそうです。芽生えたばかりのものをアルファルファもやしとよび、私たちが実際に目にするアルファルファはこの状態の物を言います。
ちなみにスプラウトというと野菜というイメージが強いですが、アルファルファは葉の部分を乾燥させると緑茶のような香りがすることから、ハーブティーなどにも利用されていますよ。
味
アルファルファはほのかな甘みと、緑茶に似たような爽やかな香りがあります。食感もそれほど固くありませんので、生のままサラダなどと一緒に召し上がることもできますよ。
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アルファルファは体に悪い?
健康効果が期待でき、栄養価の高いアルファルファですが食べ過ぎると逆に体に害を及ぼす可能性がありますよ。スプラウト系の植物には植物独自の成分が豊富に含まれており、どれも食べ過ぎは厳禁です。
自分の体の状態などを加味して、正しい容量を食べるようにしましょう。それでは詳しく見ていきます。
食べ過ぎたら体に悪い?
抜群の栄養価を誇り多くの人に健康食品として愛されているアルファルファですが、食べ過ぎた際の毒性も研究されていますよ。
全身性エリテマトーデスやリウマチなどの自己免疫疾患がある人は食べ過ぎると症状の悪化につながる可能性があるとのことです。また、乳がんや子宮がんを患っている方や、妊娠中授乳中の方などは食べることを控えたほうが良いとされています。
こちらのサイトで詳しく紹介されていますので知りたい方はチェックしてみてくださいね。
詳しくはこの記事をチェック!
- https://www.kounoujiten.com/syokuhin/alfalfa.html
毒性は?
アルファルファにはステロイドアルカロイドやアミノ酸の一種であるカナバニン、植物性エストロゲンなどが含まれています。妊娠中・授乳中の方や自己疾患のある方、心臓などの循環器・腎臓病を患っている方の過剰摂取は体調が悪化する可能性があります。
過剰摂取には気を付けましょう。ただしこの毒性を立証する研究はかなり過剰な量を、マウスや猿に投与し続けた結果です。
それらの動物よりも何倍も大きい人間が過剰摂取になるためには、普通に食べていてはなかなかなれませんので過敏に心配な方でなければそこまで気にする必要はないと思われます。
適量は?
結論から言うと、アルファルファの適量は厳密には決められていません。特に表記がないことを見ると、健康体の方でしたら普通に食べている分には何も心配する必要はないと思われます。
しかし、妊娠中の方などは胎児への影響などへの不安もあるかと思います。このような方は、あえてアルファルファを食べなくても他の野菜で栄養素を補うようにしましょう。
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アルファルファの効能
ここまでアルファルファは栄養価が高い!と説明してきましたが、実際の栄養価はどのくらいなのでしょうか?効能なども具体的に紹介していきます。
栄養
アルファルファの栄養価は他の野菜に比べてとても種類が豊富です。
主な栄養価としては、食物繊維、タンパク質、ビタミンA(βカロテン)をはじめ、その他にもなんと18種類もの栄養価が含まれているようです。このようにとても種類豊富に栄養価が含まれていることから「野菜の王様」と呼ばれているようですよ。
また種類が豊富なだけでなく、量の多さも特徴的です。必須アミノ酸の含有量は大豆を凌ぎ、ビタミンAに関してはウナギやレバーよりも豊富と、見た目とは裏腹なスーパーフードなんです!
効能
これだけ栄養価が豊富だと、もはや食べるだけで色々な病気に効きそうです。その中でも特に効果がある病気は、疲労回復やむくみの解消と予防、消化促進、便秘解消、生活習慣病予防、など探せばキリがないでしょう。
用法容量を守って健康な体の維持の為に、是非とも食べたい野菜ですね。
まとめ
今回は「アルファルファの特徴や食べる際の注意点」について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
- アルファルファは和名で「ムラサキウマゴヤシ」と呼ばれ、最古の飼料として昔から牛などに使われてきた
- 味はほのかな甘みが特徴的で、葉の部分は緑茶に似たような風味がする
- 厳密な適正量は明記されていないが、妊娠中の方や自己疾患のある方は避けたほうが良い
これだけの栄養素を摂取しようとしたら、とても多くの野菜やお肉を食べなくてはなりませんが、アルファルファは1つで多くの栄養素が補えるスーパーフードと言えるでしょう。
見かけた際は、健康の為にも定期的に食べたい所ですね。
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