アロエは皮ごと食べても大丈夫?おすすめの食べ方や注意点について

アロエ入りのヨーグルトやゼリーって、ぷるぷる・シャキシャキの独特な食感がとてもおいしいですよね。ヨーグルトなどに入っているアロエは四角い形をしていてどことなく人工的に作り出されたもののような気もするかもしれません。「アロエって、人工的に作ったもの?食べても体に害はない・・・?」と心配になる人もいるかもしれませんね。そこで今回は,

  • アロエの正体は?

  • アロエの栄養価

  • アロエによる健康被害はあるの?

  • おススメの食べ方は?

ということをご紹介していきます。

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アロエは体にいい

アロエの栄養素

アロエは人工的なものではなく、ユリ科アロエ属の多肉植物です。私たちが食べているアロエは葉の中身の部分です。おなじみの半透明のぷるぷるのアロエは、分厚い葉の皮を剥いだ状態なのです。そんなアロエの栄養価はどんなものがあるのでしょうか?

  • ロエモジン
  • アロエチン
  • アロイン
  • アロミチン
  • アロエウルシン
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2、B6、B12
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • カリウム

アロエにはビタミンがたっぷり含まれています!ちなみにカロリーは生のものだと100gあたり3Kcal程度と低カロリーですが、シロップ漬けなどになっている場合は美味しい反面砂糖もたくさん使われているので気を付けましょう。

アロエの健康効果

アロエは栄養が豊富で、健康効果を紹介するとかなり長くなってしまうので、特に注目したい成分に絞ってご紹介していきます。

  • 胃の調子を整える
  • 殺菌作用がある
  • 便秘解消効果
  • 抗がん作用
  • 免疫力の増強
  • 炎症を抑える作用

アロエに含まれる「アロエモジン」には胃の調子を整える効果があり、アロエに含まれる「職餅繊維」と「アロイン」は便を柔らかくし排便を促す作用があるので便秘解消効果があります。

さらにアロエに含まれる「アルチミン」や「アロエウルシン」には抗ガン作用があり、免疫力の増強に効果があるとされています。

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アロエの皮は食べられる?

スーパー

薬効成分が豊富

アロエは古来から生薬として使われていて、古代エジプトではアロエは下剤として使われていたようです。西欧ではアロエの殺菌作用や炎症を抑える効果があることを利用して、古くから傷薬として使われてきました。

それが中国に伝わり、やがて日本にも薬として伝わりました。現代では食用の他は薬として使われるよりも、化粧水やヘアケア用品などに使われることが多いようです。

苦みが強い

アロエにはいくつかの種類があり、食用とされているのは一部の品種ですが、基本的には皮は食べません。アロエの葉の皮の部分はとても固く、葉の皮に含まれる「アロイン」という成分があるため苦みが強いです。

代表的な品種であるアロエベラやキダチアロエは、どちらも葉の皮を剥ぐと中に半透明で無味無臭の可食部分があります。ですが、キダチアロエはアロエベラに比べてより多くのアロインを含むため、可食部分にも苦みがあり、あまり食用には適さないようです。

食べ過ぎると下痢の原因に

アロエには多くの食物繊維を含みます。さらに、腸を刺激して排便を促す作用のあるアロインも含むため、アロエを食べ過ぎると腹痛や下痢になってしまうことがあります。アロエを大人が1日に食べてもいい目安は、1日60g程度です。

因みに、美味しくはないものの葉の皮も食べられます。葉の皮食べる時は必ず棘を切り落としてから食べましょう。

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アロエの皮の活用方法

レシピ

使う量は少なめに

アロエは食べ過ぎてしまうと腹痛や下痢の症状を引き起こしてしまいますから、少量食べるようにしましょう。生のまま食べる場合はヨーグルトに混ぜて食べたり、醤油などをつけてお刺身にして食べることもできます。

炒め物に

オクラやきくらげと一緒に炒めると食感の楽しい、低カロリーなおかずになります。味付けのコツはアロエが無味無臭なので、少し濃い目にすると美味しいですよ。チャーハンにしても◎アロエは炒めると玉ねぎのような食感になります。機会があったら試してみてくださいね!             

スムージー・ジュースに

  • 皮ごとスムージー
  • カルピス+アロエ
  • アロエ入りサワー

アロエは丸ごとジューサーにかけるとスムージーにすることができます。アロエの葉の皮の部分は苦みがあり、そのまま飲むと皮の硬い食感が口当たりも悪いので、一度越してからハチミツなどを加えると飲みやすくなります。

皮を取り除いたアロエをカルピスに入れたり、サワーなどのお酒に入れて飲むのも食感が楽しめるのでおススメです。

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アロエの食べ方

葉肉だけ食べる

  1. アロエの葉にある両サイドの棘を切り落とす
  2. 皮を剥ぎやすいように適当な大きさにぶつ切りにする
  3. 包丁を平らに淹れて、皮を剥ぐ
  4. 食べやすい大きさに切り、軽く水洗いしてぬめりをとる

アロエの下ごしらえはとっても簡単です。アロエの葉の中身はぬるぬるとして滑るので、包丁で手を切らないように慎重に皮をはぎましょう。

冷凍してから食べる

アロエは冷凍保存も可能です。ただし、冷凍保存すると食感がなくなり生食には向かなくなりますので、半解凍のままジューサーにかけてスムージーなどにすると良いです。冷凍の仕方は・・・

  1. アロエを切る
  2. 流水でぬめりを取る
  3. ジップロックなどのポリ袋に入れ、空気抜く
  4. 冷凍庫に平らにして凍らせる

冷凍しておくと3週間ほど日持ちしますので、食べきれないときは冷凍してみましょう。

ヨーグルトに

切ったアロエは軽く水洗いしてからシロップ漬けにしておくと、ヨーグルトなどに入れる時に手軽に入れられるうえ、とても美味しいですよ。生のままでも、お砂糖やハチミツと一緒に入れて食べると美味しいです。

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まとめ

いかがでしたか?アロエは予想以上に多くの健康成分が含まれていましたね。私たちが食べている部分は「葉の中身」ということも分かりました。今回の内容を簡単にまとめると、

この記事をまとめると

  • アロエは食べられる品種に限りがある

  • アロエの葉の皮は苦みがあり硬くて食用には向かない

  • アロエは傷薬として重宝されてきた歴史がある

  • アロエを食べ過ぎると下痢の原因になる

ということが分かりましたね。ヨーグルトなどに加工されているアロエはスーパーでも見かけますが、生のアロエはなかなか手に入らないです。ですが、ネットなどだと手に入りやすいようなので、自分で皮を剥いて食べて見たい人はぜひ試してみてくださいね!