【青じその大量保存】冷凍保存できる?保存期限は?解凍方法は?

うだるような暑さで食欲が落ちてしまいがちな夏の時期。そんなときに料理に爽やかな香りと彩をあたえてくれるのが青じそです。

スーパーなどでは複数がパックに入った状態で販売されているのも珍しくありません。大量に購入してしまった青じそは出来るだけ長持ちさせたいと思うものですよね。

  • 青じそは冷凍保存できるの?
  • 冷蔵保存もアイデア次第で可能
  • 青じそが腐敗するとどうなるの?

今回は、こちらについて詳しく解説します。

スポンサードリンク

青じそは冷凍保存できる?

結論から言うと、青じそは冷凍保存が可能な食材です。ここでは、青じその冷凍保存について解説していきます。

保存方法

青じその正しい冷凍手順は以下の通りです。

  1. 青じその表面をキッチンペーパーで十分に拭き取り余分な水分を取り除く
  2. 一食分をラップに包んで空気を抜く
  3. ラップごとジップロックに移し入れて再び空気を抜き封をする
  4. ジップロック表面にマジックで冷凍実施日を記入する
  5. 速やかに冷凍庫に保管する
青じその表面を拭くのは何のため?
青じその表面に水分を残したまま冷凍保存を行ってしまうと、黒っぽく変色することがあります。十分に水分を拭き取ってあげることで、鮮やかな緑色を保ったまま保存が可能になりますよ。

保存期間

冷凍保存した青じそは、約1ヶ月から2ヶ月程度日持ちさせることが可能です。

冷凍庫に入れる時の場所はどこがいい?
青じそを冷凍庫に保存する際は、できるだけ冷凍庫の奥に入れることを心がけましょう。冷凍庫の扉付近に保存してしまうと、扉を開閉する度に外気温との温度差で青じその表面に結露が生じてしまいます。

解凍方法

冷凍保存した青じそは、解凍不要で調理が可能です。具体的には以下のような使用方法があります。

海苔の代わりにおにぎりに巻く

塩むすびを作ったら、海苔のかわりに青じそを巻いて食べるのはいかがでしょう。

青じその爽やかな香りと風味が塩むすびの塩っけと一体になって、食欲のない時でもパクパクと食べることができるおにぎりになりますよ。

ハンバーグなどの練り物に混ぜ込む

解凍した青じそを荒くみじん切りにしたら、ハンバーグなどの生地に練り込んでみましょう。

青じその栄養素をたっぷりと摂取できる特製ハンバーグは、青しそが苦手な子供でも食べやすいごちそうメニューになります。和風ソースをかけて食べるとよりさっぱり食べることができますよ。

スポンサードリンク

冷蔵でも工夫して保存する

保存・日持ち

青じその保存方法は、冷凍だけではありません。日持ちこそ短くはなるものの、冷蔵保存でも十分に鮮度を保つことが可能です。

水にさして瓶で保存

  1. 清潔な瓶に水を少量注ぐ
  2. 青じその茎の部分が下になるように挿し込みラップで蓋をする
  3. 瓶を倒さないように冷蔵庫の野菜室に入れて保存する

こうすることで、青じそが新鮮なまま約2〜3週間冷蔵保存が可能です。

なお、冷蔵保存後は3日に1回程度、瓶の水を交換することを忘れないようにしましょう。

瓶で保存する際の注意点は?
青じその葉が水に触れてしまうとそこから傷みやすくなるだけでなく、カビなどが生える可能性があります。瓶に入れる水の量は、あくまで茎が浸かる程度と覚えておきましょう。

アルミホイルとキッチンペーパーで保存

  1. 密閉容器に湿らせたキッチンペーパーを敷く
  2. キッチンペーパーの上にちぎったアルミホイルを適量載せる
  3. アルミホイルの上に青じそを載せる
  4. 青じその上に湿ったキッチンペーパーを載せる
  5. 再度ちぎったアルミホイルを載せる
  6. 以下、密閉容器の高さ一杯になるまで繰り返す
  7. 密閉容器に蓋をして冷蔵庫の野菜室で保存する

アルミホイルには殺菌効果があるため、青じそに密着させることで長期保存が可能になります。

ジップロックなどで保存

  1. 青じその表面をキッチンペーパーで十分に拭き取り余分な水分を取り除く
  2. 一食分をラップに包んで空気を抜く
  3. ラップごとジップロックに移し入れて再び空気を抜き封をする
  4. 速やかに冷蔵庫に保管する

冷凍保存方法とほぼ同様の手順ですが、この手順でも冷蔵保存は可能です。

ポイントはやはり表面の水分をしっかりと拭き取ることです。

スポンサードリンク

青じそが腐ったらどうなる?

正しい手順で青じそを保存しても、長期間の保存はどうしても青じその鮮度を下げてしまいます。ここでは、青じそが腐敗した時のサインを解説します。

見た目

青じその見た目がドロドロと溶け出していたり、ふわふわとしたカビが生えていたら腐敗の合図です。食べずに廃棄することを徹底しましょう。

見た目に大きな異常がなくても口に含んだ時に酸っぱさや過度な苦味を感じた場合も腐敗が進行していると判断しても良いでしょう。

臭い

生ごみのような臭いがしていたり、青じそから滲み出した水分から異臭がする場合も決して食べずに廃棄しましょう。

保存した青じそを使用する際は、見た目と味や臭いに異常が発生していないかどうかをしっかりと確認することが大切です。

青じそ自体は、それほど高級な食材ではないので少しでも怪しいと感じたら安全のために食べずに廃棄を徹底することが大切ですよ。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • 青じそは冷凍保存を行うことで約2ヶ月程度日持ちさせることが可能になる
  • 日持ち期間が1週間程度に短くなるものの冷蔵庫でも青じそを保存することは可能
  • 青じそが腐敗するとカビが生えたり、異臭が発生するなどの変化が生じる
  • 青じその見た目や臭いが少しでもおかしいと思ったら食べずに廃棄することが安全のためには大切

いかがだったでしょうか?

青じそには食物繊維や、悪玉コレステロールの発生を防ぐβカロテンが豊富に含まれています。正しい保存方法をしっかり守って、青じそのもつ豊富な栄養素を摂取すれば夏バテともおさらばしましょう。

この記事がみなさんの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク