青ネギは生で食べても大丈夫?一日の量は?食べ過ぎに注意?メリット

皆さんは青ネギは好きですか?私も青ネギが大好きで毎日と言っていいほど納豆と一緒に青ネギを食べています。

青ネギはあまり考えずに生でそのまま食べてしまっていますが、生で食べても良い野菜というのは結構少ない気がするので本当に大丈夫なのか心配になったことありませんか?

今回の記事では、

  • 青ネギとは?
  • 生で食べても大丈夫?
  • 食べ過ぎるとどうなるの?
  • 栄養価は?
  • 適量食べるとどんなメリットがあるの?

これらについて解説していきたいと思います。 

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青ネギってなに?

基本的にネギには大きく分けて二つの種類があります。

一つ目は根元の白い部分を食べる「根深(ねぶか)ネギ=白ネギ」です。

もう一つは緑の葉っぱの部分を食べる「葉ネギ=青ネギ」です。

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葉っぱの部分を主に食べる

根元が長くて白いものを長ネギ・白ネギというものに対して、葉っぱの部分がほとんどで葉先まで食べられるネギのことを青ネギといいます。

青ネギだけでなく葉ねぎ・小ねぎともいいます。それ以外にも万能ネギと言ったりもします。

これらは地域によって名前が異なりますので、全て同じものとして捉えておいてください。

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青ネギを生で食べる時はどうすればいいの?

青ネギは薬味として生で食べることが多いですよね。

もし薬味にする時は小口切りにした青ネギを水にさらしておくと硫化アリルという絡みが抜けてマイルドな味わいになります。

逆に辛味をしっかりと残した状態で食べたいのであれば、水にさらさずに刻んでからしばらく空気に触れさせるようにするとしっかりと香りと辛みを感じることができるようになりますよ!

硫化アリルはこの後にも説明しますが非常に優秀な栄養素でもあります。特に血行を促進してくれる効果が高いとされており、注目を集めています。

生のネギは食べ過ぎ注意

ネギは生の状態で食べますと、辛味成分が胃粘膜を刺激して、食べ過ぎると腹痛や下痢を引き起こしてしまう場合もあります。

<ネギを食べ過ぎた場合の症状>

  • 下痢や腹痛などの症状(硫化アリルの刺激が強いため) 
  • 口臭や体臭がきつくなる(硫化アリルがアリシンという成分に変わるために生じる)
  • 頭が痛くなる(血行促進効果による副作用)
1日の摂取量というと個人差があると思いますが、長ネギであれば半分の長さ程度、一日に食べても良いという情報もありますので参考にしてみてください。
 
人によっては少量でもお腹を壊してしまう人もいると思いますので、あくまで自分の体と相談しながら食べるようにしましょう。
 
青ネギのように薬味として少量食べる分にはあまり気にしなくても良いです。

 

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青ネギの代表的な栄養素

ネギに含まれている主な栄養をみていきましょう。

  • 硫化アリル:ネギ独特の辛味と香りは、硫化アリルが入っているからです。硫化アリルの効能は素晴らしく、手先や足先の血管にも血行促進が期待できます。体を温める作用もあるので、血行不良や冷え性を感じる人は積極的に食べるといいですよ。
  • カリウム:ネギにはカリウムが含まれています。カリウムは体内の余分な成分を、体外に排出する働きがあります。
  • βカロテン:βカロテンには抗酸化作用や、免疫力を高める働きがあります。抗酸化作用とは体の中が酸化するのを防ぐ働きをいいます。酸化のイメージとしては、皮をむいたりんごを放置しておくと茶色に変色するのが酸化です。体の中がサビないようにしてくれるのが、抗酸化作用といいます。いつまでも若々しくいたい人には欠かせない栄養素です。
  • ビタミンC:肌を健やかに保つのに欠かせないのが、ビタミンCです。シミやしわの生成を防ぐだけではなく、コラーゲンの生成にもビタミンCは欠かせない栄養素になります。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂に欠かせない栄養素です、妊娠中は積極的に取り入れたい栄養素でもあります。
  • マグネシウム:カルシウムとともに、骨や歯の形成に欠かせない栄養素です。神経伝達物質に必要な栄養素なのですが、偏った食生活で不足がちになりやすい栄養素でもあります。

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ネギを適量たべた時のメリットは?

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血糖値・コレステロール値を下げる

辛味成分である硫化アリルが活性酸素を抑えて血液をサラサラにする作用があり、動脈硬化の予防に効果的です。

また、ビタミンB1の吸収を高めて新陳代謝を促進させるため、血糖値が下がります。

下痢・便秘の解消

ネギは食物繊維豊富で水溶性食物繊維なので腸内でドロっとした状態になって、有害物質を体の外に出す作用があります。

野菜の中でもトップクラスの「解毒作用」のある野菜なのです。

その上、天然のオリゴ糖も含まれているので善玉菌も元気にしてくれるので便秘の解消に役立ちます。

血流の改善

ネギの白い部分に多く含まれておりネギの鼻をツンとつく香りや辛みの成分のもととなっているのが硫化アリル(アリシン)です。

硫化アリルには、血液をサラサラにする効果があるため血行改善効果が期待でき、冷え性などの症状を和らげてくれると言われています。

その他

ネギの緑色の部分に多く含まれているのが、抗酸化作用があると言われるビタミンCでシミやしわも防いでくれる効果も期待ができます。

また、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEも含まれている為、老化防止効果にも期待ができます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 青ネギは葉ネギや万能ネギなどと呼ばれることもある緑色の葉の部分がほとんどを占めているネギのこと
  • 生で食べることも可能
  • 辛味が苦手なら水にさらしておき、辛味や香りを味わいたいなら空気にさらすことで美味しく食べることができる
  • 非常に栄養価も高いのが特徴だが、食べ過ぎると体に悪影響をきたすこともある
  • 適量の量を食べれば血流改善や、血糖値やコレステロール値を下げるなど嬉しい作用がたくさんある

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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