みなさんはあんみつはお好きですか?少しずつ気温が上がってくると、ひんやりとしたデザートが食べたくなりますよね。
あんみつは寒天やフルーツなどに、あんこと黒蜜をかけた和デザートですが、アイスクリームや白玉をのせたものも人気です。
そんなあんみつはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか?太りやすいかどうかも気になりますよね。そこで今回は…
- あんみつは太る?
- あんみつが太りにくいといわれる理由
- 食べ過ぎると太るので注意!
についてご紹介をいたします。
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目次
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あんみつは太る?
まずはあんみつのカロリーについて詳しくみていきましょう。
あんみつのカロリーは?
寒天、あんこ、黒蜜、みかんなどのフルーツを使ったシンプルなあんみつのカロリーは一人前で 160kcal程度 です。
フルーツや白玉、アイスをトッピングするとさらにカロリーはあがります。シンプルなあんみつのカロリーは下記のとおりです。
食材 | カロリー | |
あんこ(つぶあん) | 30g | 73kcal |
黒糖 | 15g | 54kcal |
寒天 | 100g | 3kcal |
みかん缶詰め | 20g | 13kcal |
もも缶詰め | 20g | 17kcal |
さくらんぼ缶詰め | 5g | 4kcal |
合計 | 190g | 164kcal |
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また、よくトッピングに使用する食品のカロリーは下記のようになっています。
食品 | カロリー | |
黒蜜 | 50g | 88kcal |
白玉(2個) | 20g | 37kcal |
アイスクリーム(高脂肪) | 30g | 54kcal |
アイスクリーム(普通脂肪) | 30g | 64kcal |
抹茶アイスクリーム | 30g | 61kcal |
※参照元:カロリーSlism
あんみつは糖質が高い?
あんみつは加えるものにもよりますが、 糖質は高めのデザート となります。ご紹介をした通り、糖質の高いトッピングの種類や量で調整することは可能です。
市販のあんみつはカロリー高め
市販のあんみつのカロリーも調べてみましたので、下記をご覧ください。
店舗名 | 商品名 | カロリー |
みはし | 土産あんみつ | 295kcal |
中村屋 | あんみつ黒蜜 | 174kcal |
シャトレーゼ | 京都宇治抹茶のクリーム白玉あんみつ | 242kcal |
井村屋 | カップあんみつ たっぷりつぶあん付き | 210kcal |
このようになっています。ご家庭で作る場合にもトッピング次第では高くなりますので一概には言えませんが、市販のものでも店舗によっては高いものがありますね。
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あんみつが太りにくいといわれる理由
あんみつは糖質が高いデザートではありますが、太りにくいと言われるのはなぜなのでしょうか?
他のスイーツに比べてカロリーが低い
あんみつのほか羊羹などの和菓子は油脂分があまり含まれないことから、洋菓子に比べるとカロリーは低めです。小麦粉や生クリーム・バターなどを使用した洋菓子はカロリーが高くなります。比較をしてみると下記の通りです。
和菓子 | ||
あんみつ | 250g | 219kcal |
羊羹一切れ | 50.4g | 109kcal |
どら焼き一個 | 63.4g | 172kcal |
洋菓子 | ||
ショートケーキ | 120g | 392cal |
シュークリーム1個 | 78.7g | 155kcal |
どら焼きは生地に小麦粉を使用するため少し高くなりますね。グラム数でみてみると、和菓子よりも洋菓子の方がカロリーは高めということがわかります。
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あんこにダイエット効果があるから
あんみつに使われるあんこには、ダイエット効果のある成分が含まれていることをご存知ですか?
あんこには サポニン という成分が含まれるのですが、活性酸素を除去し、コレステロールの蓄積を抑制する効果があるため、肥満防止に役立ちます。
そのほかにも、あんこに含まれるカリウムは体内の余分な水分を排出する働きがあるため、むくみの解消にも効果的です。
特に食物繊維も多く含まれることから、便秘の解消や腸内環境の改善にも役立ちます。
みかんが基礎代謝をあげてくれるから
みかんには ビタミンC が豊富に含まれているため、筋肉や血液を作るだけでなく、基礎代謝をあげる作用もあり、女性に嬉しい美肌効果も期待できます。
寒天がとても腹持ちがよいから
あんみつに使用する寒天は、食物繊維が豊富であり、糖質や脂質の吸収抑制に役立つほか、保水力があり胃で膨れて満腹感を得られるため、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。
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食べ過ぎると太るので注意!
栄養価も高く健康にも良いデザートではありますが、食べ過ぎには注意が必要です。
食べ過ぎると肥満の原因に
どのような食べ物であっても言えることですが、食べ過ぎは肥満の原因となります。また、せっかく得られる栄養効果も逆効果となってしまう場合も。
血糖値の急激な上昇は体に悪い
食事で糖質を摂取すると血糖値が上がり、すい臓から血糖値を下げるインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンとは血中の糖分を脂肪に換えて体に溜め込む働きがあるため、急激に血糖値が上昇するとインスリンが過剰に分泌されてしまうのです。
そうすると 体に脂肪が溜まりやすくなってしまいます 。
また、血糖値の急激な変動は眠くなったり、精神を不安定にさせることもあり、イライラしたりすればさらに糖を欲するという悪循環が生まれてしまいます。そのため、食べ過ぎには注意することが大切です。
一日の摂取量は?
一般的に、 1日の間食の適量は200kcal程度 だそうです。そのため、あんみつであれば一人前までに留めると良いですね。
ダイエット中の場合であれば、1日に摂取するエネルギーが消費するエネルギーを超えないように調節することが大切です。
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まとめ
あんみつのカロリーや栄養効果、食べ過ぎによる注意点についてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか?
あんみつのカロリーについて
- 一人前は160kcal程度
- トッピングするものによりカロリーは大きく変わる
- あんみつは糖質が高く、市販のものは商品によってはカロリーが高い場合もある
- 小麦粉や生クリーム・バターなどを使用した洋菓子に比べると、あんみつはカロリーが低め
≪あんこのダイエット効果≫
あんこに含まれる「サポニン」は活性酸素を除去し、コレステロールの蓄積を抑制する効果がある
その他…
- むくみの解消
- 便秘の解消
- 基礎代謝を上げる作用
- 美肌効果
≪寒天の効果≫
- 寒天は食物繊維が豊富で糖質や脂質の吸収抑制に役立つ
- 保水力があり胃で膨れて満腹感を得ることができるため食べ過ぎ防止に役立つ
(!)食べ過ぎによる注意点
- 血糖値が急激に上昇し、脂肪が溜まりやすくなる
- 血糖値の急激な変動は、眠くなったり、精神を不安定にさせることがある
- 1日200kcalを超えないようにするのがベスト
あんこや寒天を使用したあんみつは、適量を守れば美味しいだけでなく健康にもプラスになるデザートということがわかりましたね。
食べ過ぎには注意をしつつ、ほっとひと息したい休憩時間や日々のおやつの楽しみとして召し上がって。
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